9日の『NHKスペシャル』“緊急報告 記録的豪雨の衝撃”を見た。
深層崩壊など災害の恐ろしさが生々しく伝わってきた。
私が指摘した“避難指示”についても、山崎登解説委員が問題点も含めて分かりやすく解説してくれた。
「言葉の響きだけを考えると、避難勧告のほうがどうも強いというふうに誤解している・受け止めている人が多い。
避難指示はすぐに避難してくれという市町村からの“避難の命令”だ」とパターンを指さしながら丁寧に説明した。
その上で“オオカミ少年”になることを恐れる市町村長に向けて
「危険が迫ってきたら、空振りを恐れずにこの情報を出してほしい」と訴えた。
さらに住民に対しては、「この情報(避難指示)が出たら直ちに避難して、もし災害がなかったら“それはよかった”と受け止めてほしい」と呼びかけていた。
もうひと押し、この言葉の見直しについても踏み込んでほしかった。