TVおじさん

世相の鏡であるテレビから学び、時として批判も。メディア表現にも触れる。まだ元気、散策の想い出も綴りたい。

“避難指示”ちゃんと修正

2011-09-10 | メディア

9日の『NHKスペシャル』“緊急報告 記録的豪雨の衝撃”を見た。

深層崩壊など災害の恐ろしさが生々しく伝わってきた。

 

私が指摘した“避難指示”についても、山崎登解説委員が問題点も含めて分かりやすく解説してくれた。

「言葉の響きだけを考えると、避難勧告のほうがどうも強いというふうに誤解している・受け止めている人が多い。

避難指示はすぐに避難してくれという市町村からの“避難の命令”だ」とパターンを指さしながら丁寧に説明した。

その上で“オオカミ少年”になることを恐れる市町村長に向けて

「危険が迫ってきたら、空振りを恐れずにこの情報を出してほしい」と訴えた。

さらに住民に対しては、「この情報(避難指示)が出たら直ちに避難して、もし災害がなかったら“それはよかった”と受け止めてほしい」と呼びかけていた。

もうひと押し、この言葉の見直しについても踏み込んでほしかった。