ブログ・クロウキョウ

文京の働く愉快な仲間たち

カラマーゾフの兄弟

2012年02月08日 12時50分46秒 | 思い付き
 2月は本当に、毎日毎日が飛んで行くように過ぎていきます。
 3月は、あの大震災から1年が経とうとしています。春闘本番とあわせ
メモリアル行動も準備されています。本日、夜、シビックセンターで
文京春闘の代表幹事会を開き、春闘行動計画の具体化について検討します。

 過ぎた日の話しですが1月19日に俳優座の「カラマーゾフの兄弟」公演を
見る機会がありました。40年前、東京に出てきた頃、講談社が出していた
世界文学全集を買い、その本を読んだのですが、当時は、自分にとっては
難解で、何が何だか、さっぱりわからないまま、いつの日か忘れていました。

 そんなとき、映画「日本の青空」に出演し、文京上映会で舞台挨拶して
下さった俳優座の若井なおみさんからご案内があり、観劇に行ってきました。
 舞台が始まると同時に、若井さん演じるリーザが車椅子で出てきて
あらすじを解説します。それがまた、手にとるように理解でき、
芝居に吸い込まれていきました。これも、一つの冤罪事件で、人間の生きざま
がよく表現されており、今回は私にも、よく理解できました。
 それで改めて、本棚からほこりをかぶった書籍を取りだしてページをめくってみました。
年輪を重ねてきたせいか、今度は理解できそうですが、長編だけに
読み切ることができるかどうか心配です。