ブログ・クロウキョウ

文京の働く愉快な仲間たち

みえないもの

2009年03月11日 18時49分26秒 | レポート
>私たちには、見えるものと見えないものがあります。
 自分のことは、よくわかるが、その背景にあるものを見ることが大切です。
 ほんとうの真実が国民に見えないようにされている。

 国を支配する統治者のキャンペーン例として、
 ☆自己責任論☆公平論(応益負担)
 ☆官から民へ(公務員批判)→市場化、規制緩和、財政赤字キャンペーン
 そういったことによって、「権利としての社会保障」にくもりをかけている。

という話から始まりました。
 3月10日(火)夜、文京区民センターで「春の社会保障学習会」を
文京春闘共闘会議と文京社会保障推進協議会の共催で開きました。
 東京土建文京支部の吉川書記次長の司会で始まり、遠藤文京春闘議長が挨拶。
講演は「“生きずらさ”の危機から希望がもてる社会へ」というタイトルで
名古屋からお呼びした鍋谷州春先生にお願いしました。
 参加者が35名でしたが、話の内容は、社会保障に対する私たちの認識を
一変させ「権利としての社会保障」と受け止め、見えない財源問題をよくつかみ
人に知らせていくうえで貴重な学習会となりました。
 ここでも社会保障の目的が「生存権の保障」であり
人類にとって「生命と教育は平等」と認識をすることが大切なことですね。

そういう眼で政府の「後期高齢者医療制度」や「障害者自立支援法」
さらに今回の「派遣切り→派遣村」問題を見ると国や大企業の
人間に対するやり口が実によく見えてきますね。
 ここでもやっぱり憲法が大事ということでまとまりました。
>人間が人間らしく生きる「基本的人権」は
「人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果」(憲法97条)
「社会保障は基本的人権として保障されている」(25条、13、14条)
憲法にちゃんと書いてあるんですね。
やっぱり憲法をよく読んで理解しなければ
「主権在民」ではなく「主権財界」になってしまう危険がいっぱいですね。
古すぎるなんてことは言っておれませんね。


本郷三丁目交差点

2009年03月11日 11時44分53秒 | レポート
 厳しい経済状況のなかで、いよいよ春闘本番の時期になってきました。
3月11日には、この本郷界隈の出版社の労働組合には、一斉に春闘要求に対する
回答が出されます。
 それに先立ち3月10日(火)春闘回答促進、争議団勝利、諸要求実現をかかげ
本郷昼休みデモを行い、100名を越える参加がありました。
 一年前、デモの出発地点が、それまで長年お世話になってた医学書院さんの社屋が
本郷通りから春日通りに移転したため、コースが一部変更になりました。
 新しいコースは本郷三丁目交差点を右折しなければならないため
宣伝カーが使用できません。そのためハンドマイクを使ってデモ行進がスタート。
 出版情報関連ユニオンの組合員のよく通る声で、デモ隊も意気が上がります。
 30年以上続いている、このデモ行進も、冬と春の恒例の行事として
すっかり地域に溶け込んでる感じがします。