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番外:(史跡石見銀山遺跡)代官所跡

2022年01月12日 10時13分43秒 | 何処へ行っても
島根県大田市大森町に残されている「(石見銀山遺跡の)代官所跡」です。
『石見銀山領の行政を司った国の史跡にも指定されている代官所跡です。
江戸時代、石見銀山は徳川幕府の直轄地となり、銀山とその周辺の統治を行ったこの代官所を中心に大森町が発展しました。
代官の責務は、税の支払い、法と秩序の維持、銀山の開発による産出量および効率の向上を確保することでした。』

※現在、“石見銀山資料館”として利用されています。
日本最初のマスク

復元した「福面」  製作者:中村朋子さん(大森町在住)

福山市文化振興課の資料を参照すると
『マスクを日本で最初に考案したのは、神辺町西中条に生まれた幕末の医師 宮太柱です。
江戸時代、幕府は財政・経済・外交にとって重要な金銀を確保するため、鉱山の開発を進めましたが、塵肺など鉱山病の問題が深刻化していました。
こうした中、大森代官から鉱山病対策を依頼された太柱は、1855年から1858年に 石見銀山で調査・研究に取り組み、「済生卑言(さいせいひげん)」という報告書にまとめました。
内容は坑毒の種別および鉱山病対策などについて詳しく述べたものです。
父子で発明した送風機により薬草を煮た蒸気を通気管で坑内へ注入したり、
考案したマスクを労働者に着用させたりするなど、当時とすれば画期的な対策が施されています。・・・・』

入場券売場の女性に展示されている中で、これは見逃さずに見ておかなくてはならない(展示)物は何でしょうか?と尋ねたのです。
コロナ禍で入館者が少なかったとはいえ親切な方で、日本最初のマスクである「福面」ということを教わり案内してもらいました。
教わらなかったら見逃していたことでしょう。

(裕編集の)(史跡石見銀山遺跡)代官所跡

1月12日(安芸区のわが家付近)天候:はれ(うっすら積雪あり)

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