2017年印象的なゴールベスト5～5位～

ヴァンフォーレが今シーズン挙げたゴール数は23得点。この数字はJ1で最も得点数が少なかったのですが、1年間チームを応援し続けてきたサポーターには、ゴール一つ一つに思い入れを持っていると思います。そこで個人的な選定になってしまうのですが、このブログで2017年シーズンヴァンフォーレのゴールベスト5を決めたいと思います。今年の7月に『2017年シーズン前半戦ゴールセレクション』として記事を書きましたが、その1シーズン通したバージョンとなります。まずは第5位から発表したいと思います。



【公式】ゴール動画：ウイルソン（甲府）88分 ヴァンフォーレ甲府vsガンバ大阪 明治安田生命Ｊ１リーグ 第20節 2017/8/5




第5位に選んだのはウイルソン選手のゴール。自分が選んだ理由は、もちろんゴールに至ったウイルソン選手の相手をかわしてから右足を振り抜く速さやシュートの正確さも凄かったのですが、今回はこのゴールが持つ影響力を重視。このゴールが生まれるまでヴァンフォーレは6試合連続無得点と10試合連続勝ちなしのJ1ワースト記録を更新していて、長いトンネルに入っている低調なチーム状態でした。この試合でも88分までは無得点の状況が続いていたのですが、この流れを変えたのがウイルソン選手の一発でした。

ウイルソン選手はヴァンフォーレのエース候補として即戦力で仙台からやってきました。しかし多くの試合に出場してもゴールという結果を残せずにもがき苦しんでいました。シーズンが進むにつれて結果が残せないエースに対して重圧が重くのし掛かっていて、ウイルソン選手は相当なプレッシャーを抱えた状態でプレーしていたと思います。12試合ぶりのゴールとなったこのG大阪戦のシーンでは、まるでウイルソン選手の全盛期を見るようなファインゴールにスタンドは熱狂。無得点と勝ちなしのワースト記録をストップさせた重要な転機となる試合となりました。ウイルソン選手もプレッシャーからとりあえず解放されたこととドゥドゥ選手の日々のウイルソン選手の努力を見ている想いが喜びに反映されていましたね。得点を取れたこと＆久しぶりの白星が記録できたことでサポーターもプレッシャーから解き放たれ、ヴァンフォーレというチームが目標に向かって再び歩みを始めた瞬間でもありました。



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『ヴァンフォーレ・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー2017』



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