ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと18年目を迎えました。ヤングパワー炸裂!

2018年シーズンを振り返る~カップ戦~

2018-11-29 | Weblog
27日&28日はリーグ戦を振り返ってきましたので、今回は快進撃をみせたルヴァンカップと天皇杯のカップ戦を振り返っていきたいと思います。


【2018年 JリーグYBCルヴァンカップ】
グループステージ
第1節(3月5日・水) コンサドーレ札幌 ホーム ◯3-0 得点者:森、ジュニオール バホス2

J1からJ2に降格した新潟とともにルヴァンカップに参加したヴァンフォーレ。グループステージ初戦はホームで札幌との試合でしたが、この試合で輝いたのはジュニオール バホス選手でした。まずは右サイドを抜け出してフリーの森選手のプロ初ゴールをお膳立てすると、今度は太田選手のクロスに冷静に合わせてゴール。そして阿部選手のパスにまたもや抜け出してシュートをゴールに流し込みます。開幕前は第4の外国籍選手扱いだった彼が強烈にその存在感をアピールした瞬間でもありました。バホス選手の2ゴール1アシストの活躍でヴァンフォーレは3対0と快勝。ルヴァンカップのスタートダッシュを成功させます。

【ハイライト】ヴァンフォーレ甲府×北海道コンサドーレ札幌「ルヴァンカップ GS第1節」



第2節(3月14日・水) 清水エスパルス ホーム ◯1-0 得点者:森

第2節もホームゲーム。リーグ戦との兼ね合いからリザーブ組が中心となってメンバーを組みましたが、そのフレッシュさを活かした躍動感あふれるサッカーで相手を押し込んでいきます。前半30分、相手エリア内でのこぼれ球に森選手がいち早く反応。左45度の角度から右足で巻き込むようなコントロールショットを鮮やかに決め、ヴァンフォーレが先制します。その後も相手を押し続け惜しいシーンを何度も作りますが、追加点までは届かず1対0で終了。見事連勝を飾り、グループ首位に立ちます。

【ハイライト】ヴァンフォーレ甲府×清水エスパルス「ルヴァンカップ GS第2節」



第3節(4月4日・水) ジュビロ磐田 アウェー ●2-3 得点者:金園、佐藤

ルヴァンカップで連勝と好調さをみせるヴァンフォーレは金園選手の古巣への一発で先制点を挙げます。金園選手はヴァンフォーレ加入後初ゴール。その後同点に追いつかれますが、佐藤選手が決めて再び勝ち越します。しかし悪夢は終盤にやってきます。残り5分間で2失点し逆転負け。ルヴァンカップの舞台で初黒星を喫します。


第4節(4月18日・水) 清水エスパルス アウェー △1-1 得点者:オウンゴール

前半開始早々相手に先制点を奪われるものの、後半にオウンゴールで追いつき引き分けに持ち込み、アウェーで貴重な勝ち点1をもぎ取ります。


第5節(5月9日・水) コンサドーレ札幌 アウェー ◯3-0 得点者:金園2、曽根田

2年間在籍で無得点だった古巣で本所属先の札幌に対して金園選手は大暴れ。序盤に左足で先制点を奪うと、16分にも相手DFのミスを突いて追加点を決めます。そして終盤の時間帯にとどめを刺したのは曽根田選手。曽根田選手はこの試合でプロ初ゴールを決め、今後への自信をつけることができたと思いますね。


第6節(5月16日・水) ジュビロ磐田 ホーム ●0-1

グループステージ最終戦は首位通過の可能性があったものの敗れて2位に。磐田には勝てませんでしたね。この結果ノックアウトステージでは浦和と対戦することになりました。

※3勝1分け2敗(勝ち点10)の2位でグループステージ突破


プレーオフステージ
第1戦(6月2日・土) 浦和レッズ ホーム ◯2-0 得点者:今津、小塚

ホームで行われた第1戦は浦和が監督交代して間もなく少しバタバタしていたことと、J2で勢いに乗っていたヴァンフォーレのチームのコンディションの差がはっきりと分かる試合となりました。前半に今津選手のヘディングで1点リードしたヴァンフォーレは、後半にも金園選手のゴール前での粘りから最後は小塚選手が豪快にゴールに突き刺して追加点を挙げます。その後はこの点差を守り切って勝利し、2点のアドバンテージをもったまま勝負の第2戦に臨むことになりました。

【ハイライト】ヴァンフォーレ甲府×浦和レッズ「ルヴァンカップ プレーオフステージ 第1戦」


エデル リマ選手がドリブルで運んだカウンター攻撃は、複数人が全力で走りサポートしていた上野サッカーを代表するような良いシーンでしたね。


第2戦(6月9日・土) 浦和レッズ アウェー ●1-2 得点者:小塚
※2戦合計3-2でヴァンフォーレが勝ち抜け

埼玉スタジアムで逆転を狙う本気の浦和サポーターの迫力を感じながらのプレーとなりましたが、選手たちは臆することなく堂々と向かっていきます。先に興梠選手にゴールを許しますが、小塚選手が貴重なアウェーゴールを決めて同点に追いつきます。もう2点取らないと勝てなくなった浦和は興梠選手の勝ち越し点が精一杯。この試合は1対2で敗れましたが、2戦トータルのスコアで上回りノックアウトステージ突破を決めました。


プライムステージ
第1戦(9月5日・水) 柏レイソル ホーム △2-2 得点者:中山、曽根田

21歳以下の選手を起用しなければいけないルヴァンカップのルールから、現役高校生で特別指定選手の中山選手を先発に大抜擢。その中山選手が大役をやってのけます。

【公式】ゴール動画:中山 陸(甲府)54分 ヴァンフォーレ甲府vs柏レイソル JリーグYBCルヴァンカップ 準々決勝 第1戦 2018/9/5


シュートを打つ前に少しタイミングをずらす技ありゴールを決めた中山選手。この得点もあり引き分けに終えたヴァンフォーレは、敵地で4日後に行われる第2戦に命運を委ねるのでありました。


第2戦(9月9日・日) 柏レイソル アウェー △1-1 得点者:フェフージン
※2戦合計3-3、アウェーゴール数により柏レイソルが勝ち抜け

熱狂の柏サポーターが待つアウェーで行われた第2戦。小出選手のシュートがフェフージン選手の背中に当たり軌道が変わってゴールに吸い込まれるラッキーなゴールで先制したヴァンフォーレでしたが、後半に瀬川選手に決められてアウェーゴール差でこのままでは負けてしまう窮地に立たされます。1点を取りたいヴァンフォーレは終盤に猛攻を仕掛け、ラストワンプレーでは小塚選手のスルーパスに抜け出したバホス選手が相手GKとの1対1の場面を作り出しますが、シュートは惜しくもポストに当たり万事休す。2試合引き分けという結果でしたが、アウェーゴール数の差によりここでルヴァンカップ敗退が決まってしまいました。




【2018年 JFA第98回全日本サッカー選手権大会(天皇杯)】
2回戦(6月6日・水) 流通経済大学 中銀スタ ◯3-1 得点者:田中2、曽根田

例年天皇杯の初戦はとても苦しむ傾向にあるヴァンフォーレ。この試合でも一時は大学生相手に同点に追いつかれますが、田中選手の2ゴールや曽根田選手の得点などもあり、3対1で勝ち抜け。プロの面子を保つことに成功しました。


3回戦(7月11日・水) 清水エスパルス 中銀スタ ◯1-0 得点者:田中

決勝点が決まったのは前半7分。太田選手の折り返しを田中選手が右足でダイレクトに合わせてゴール。田中選手は初戦の2得点を含む3ゴール目。このゴールを最後まで守り切ったヴァンフォーレは今年の清水との公式戦2勝1分けと好調さをみせました。

清水エスパルス 0ー1 ヴァンフォーレ甲府<天皇杯3回戦>


田中選手絶好調。スタジアムのサポーターの声「打て打て~!やったやった~!」


4回戦(8月22日・水) セレッソ大阪 中銀スタ ◯1-0 得点者:曽根田

攻撃のリズムが作り出せないもどかしい時間が続くものの、守備力重視のスタイルで粘り強い戦いをみせて勝負は延長戦に突入。スコアレスのままPK戦に入ると思われた延長戦後半アディショナルタイムに曽根田選手がついに決め、ヴァンフォーレが1対0で勝利。クラブタイ記録の天皇杯ベスト8に進出できました。

【ハイライト】セレッソ大阪×ヴァンフォーレ甲府「第98回 天皇杯 ラウンド16」



準々決勝(11月21日・水) 鹿島アントラーズ 中銀スタ ●0-1

鹿島がACLで勝ち抜いたことでこの試合の日程が約1ヶ月延期されていた天皇杯準々決勝ヴァンフォーレ対鹿島アントラーズ。リーグ戦が終了し、ヴァンフォーレの今シーズン残す照準はこの天皇杯の舞台のみとなりました。過密日程の鹿島はレギュラーメンバーとリザーブメンバーを組み合わせるチーム構成で臨み、ヴァンフォーレはリーグ戦のベストメンバーを起用しました。試合はポゼッションを高めてボールを支配する鹿島と、守りながら素早いカウンター攻撃を狙うヴァンフォーレという構図となり、緊迫した1点を争う攻防が続きます。試合の均衡が破られたのは後半31分。土居選手の素晴らしいシュートが決まり、鹿島が待望の先制点を挙げることに成功します。ヴァンフォーレは1点を追いかける展開となりますが、追いつくまでの余力は残っておらずそのまま0対1で敗戦。チームの2018年シーズンの天皇杯はベスト8で終えました。


ヴァンフォーレはリーグ戦も含めて、ルヴァンカップや天皇杯の舞台にも挑戦しました。幸いにも2つのカップ戦のどちらでも好成績を収めることができ、J2クラブとしては快挙と呼べるような快進撃だったと思います。もちろんカップ戦の舞台が増えたことによって試合増加による選手たちの身体的負担は大きく、リーグ戦もプラスした過密日程が原因で多くの負傷者を生んだのは事実だと思います。リーグ戦でもベストメンバーが組めなかった一因にもなりました。しかしルヴァンカップや天皇杯の舞台がなかったら若手選手の台頭はみられなかったと思うし、彼らがチャンスを掴んだのも今シーズン多くの試合があったからだと思います。曽根田選手や金園選手、佐藤選手やジュニオール バホス選手などはルヴァンカップの活躍からリーグ戦出場に飛躍することができました。今シーズン選手層の底上げができた要因はまさにルヴァンカップや天皇杯があったからだと言えます。今シーズンJ2にいながらヴァンフォーレの存在感を全国に知らせることができたのは、ルヴァンカップと天皇杯での存在感が大きかったと思いますね。来年は再びJ2シーズンということでルヴァンカップには参加できません。カップ戦は天皇杯のみとなりますが、今シーズンのようにまた快進撃をみせて今度は頂点を視野にして戦ってほしいと思います。




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