ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと19年目を迎えました。ACL効果でJ1昇格だ!

FCふじざくら山梨 WEリーグへの道13

2024-06-27 | FCふじざくら山梨
将来的な日本女子サッカーの最高峰リーグ(WEリーグ)入りを目指すFCふじざくら山梨(以後ふじざくら)。その目標に対しての歩みを追っていく月イチ企画『FCふじざくら山梨 WEリーグへの道』のコーナーです。前回は今シーズンの開幕戦から第6節までの試合結果を追っていきましたが、第13弾となる今回は第7節から第16節までの試合を紹介していきたいと思います。さっそく試合結果をどうぞ。


◇FCふじざくら山梨2024年リーグ戦成績(第7節〜第16節)◇
第7節(4月28日) FC今治レディース ホーム △1-1 成迫

第8節(5月3日) ディオッサ出雲 アウェー ○2-0 鈴木、脇田

第9節(5月6日) ディアヴォロッソ広島 アウェー ✕0-1

第10節(5月12日) つくばFCレディース ホーム ○2-0 鈴木、脇田

第11節(5月19日) 吉備国際大学Charme アウェー ○2-1 オウンゴール、辻野

第12節(5月26日) 大和シルフィード アウェー △1-1 三田

第13節(6月2日) ヴィアティン三重レディース ホーム ○2-1 脇田、辻野

第14節(6月8日) JFAアカデミー福島 アウェー ✕0-1

第15節(6月16日) SEISA OSA レイア湘南 ホーム ○4-1 脇田2、辻野、山本

第16節(6月23日) FC今治レディース アウェー ○2-0 辻野、源関

※6勝2分け2敗(勝ち点20)


ゴールデンウィーク期間のスタートとなる4月28日に行われた今治戦。その試合ホームゲームとして使われたのがJITリサイクルインクスタジアム。普段は富士吉田市の富士北麓公園にある富士山の銘水スタジアムを本拠地としていますが、これまで山梨県の国中地域でふじざくらの試合が開催されることはありませんでした。それが初開催されるということで県民からの注目度も高く、普段ヴァンフォーレを応援しているサポーターも観戦に行きたくなるようなイベントを計画し集客を狙います。個人的にもこの試合を観に行ったのでこの機会に写真とともに紹介します。





小瀬初開催のこの試合。会場ではのぼりもたくさん飾っており、様々な装飾で来る人たちをもてなします。






スタジアム外でもグッズ売り場やガチャなどふじざくらグッズに身近に触れられる場所が多くありました。キッチンカーも普段よりも倍増しており、とても美味しそうでしたね。




キックオフ直前に円陣を組む選手たち。




チャントを歌い盛り上げるゴール裏サポーター。人数こそまだ少ないですが、クラブが魅力的になっていけばいくほどその数も多くなっていくことでしょう。




パスを出す主将の源関選手。この試合では菅選手がベンチスタートだったのでキャプテンマークを巻いてプレーしていましたね。





女子サッカーといってもセットプレーや球際の攻防では激しく見応えがあります。




ふじざくらのなかで個人的な推し選手は辻野選手(後ろ姿ですみません)。試合前の写真撮影でよくふじっピのぬいぐるみを持っていることでも知られていますね。ちなみにふじっピはスポンサーの富士開発機構の宣伝部長らしいです。余談ですが…。辻野選手は最近ゴールをよく決めてますね。その調子で頑張れ!




たくさんの方でメインスタンドはぎっしり。なでしこリーグ2部の試合でこの光景は異例だと思います。




この試合の入場者数は3225人。クラブとしては今回2000人以上を目標にしていたようですが、見事にクラブ史上最多入場者を大幅に更新。サポーターの熱気がスタジアムを包みこんでいましたね。





後半途中から出場した甲府市出身の18歳五味選手の直接FK。完璧な軌道だと思ったのですが、左ポストを直撃してゴールならず。これが決まってたら劇的な勝ち越し弾だっただけに悔やまれます。






試合は結局1対1の引き分けで試合終了。引き上げる選手たちからは勝てなかった悔しい表情が窺えます。





3225人の大歓声の前で激戦を繰り広げたこの試合での経験は、選手やチーム&サポーターの今後の成長に確実に繋げてくれる分岐点になることでしょう!本音は勝ち試合が見たかったのですが、ナイスファイトでした!


…小瀬の激戦を終えたクラブはその5日後にアウェーでD出雲と対戦。鈴木選手と脇田選手のゴールで2対0で勝利を収めます。続く連続アウェー戦のDR広島戦には敗れるものの、久しぶりのホーム富士山の銘水スタジアムに帰ってきた第10節つくば戦では、山本選手と脇田選手が決めて2対0で6勝目を記録。再び連続アウェー戦となった吉国大C戦と大和S戦を1勝1分けで乗り切ると、第13節のヴィアティン三重レディース戦は再び山梨県の未開拓の地で試合開催されます。その場所とは韮崎中央公園陸上競技場。これまた峡北地域初開催となった試合でふじざくらの選手たちは躍動。1対1で迎えた後半アディショナルタイム、90分以上の出場時間で大変だったと思いますが力を振り絞って攻撃参加した辻野選手が右足で決勝ゴールを叩き込み勝負あり。劇的な幕切れで韮崎に集まったサポーターは興奮の坩堝と化していましたね。強い雨が降り風が吹く生憎の空模様となりましたが、会場には1039人の入場者数を記録するなど山梨県全体にも着実にふじざくらのクラブ人気を根付かせていると思います。

第14節のac福島戦には敗れますが、最近2試合には勝利し連勝を記録しています。安定して勝ち点を積み重ねられるようになった要因として、なでしこリーグ2部の挑戦が2年目となり日程の進め方や相手のチームの特徴に慣れてきて入念な準備ができるようになったことが挙げられると思います。それとシーズン前の補強で選手人数が大幅に増えたことで、今までできていなかったチーム内の紅白戦がいつでも容易にできるのも効果が大きいと思います。もちろん選手のレベルも上がったからだとは思いますが、経験面の充実が現在の快進撃へと結びついているような気がしますね。


…順位表も見てみましょう。


◇2024 プレナスなでしこリーグ2部順位表(〜第16節)◇
1位∶岡山湯郷Belle(44)+51
2位∶JFAアカデミー福島(32)+17
3位∶FCふじざくら山梨(32)+14
4位∶SEISA OSAレイア湘南(27)+7
5位∶ディオッサ出雲(22)+2
6位∶大和シルフィード(22)-5
7位∶吉備国際大学Charme(21)-3
8位∶ヴィアティン三重レディース(18)-10
9位∶ディアヴォロッソ広島(17)-11
10位∶FC今治レディース(11)
11位∶つくばFCレディース(11)-26
12位∶福岡J・アンクラス(9)-18
※()内勝ち点→得失点差の順。


現在第16節を終わった段階でふじざくらの順位は3位。なでしこリーグ2部から1部への昇格は、1位が自動昇格&2位が1部11位と入れ替え戦を戦うことになります。現在なでしこリーグ2部では岡山湯郷Belleが勝ち点44で首位を独走しており、2位との勝ち点差は現時点で ‘12’ 離れています。一時的な失速があっても今からではその勝ち点差を埋められそうにありません。よって岡山の1位&1部昇格はほぼ決定的。ふじざくらにとって入れ替え戦の出場権利が得られる2位入りを目指すことが今シーズン残りの現実的な目標になりそうで、その座に福島と湘南の3クラブが争う構図となっています。特に福島は現在勝ち点32で並んでいる状況なので、2位を狙うふじざくらの最大のライバルクラブと言えます。今シーズンの残りは6試合ですが、ふじざくらの試合はもちろん福島と湘南の試合結果も気にしながら今後のなでしこリーグ2部の展開を追っていくと面白いと思います。

次の6月30日開催の第17節が終わるとそこから約3ヶ月間のリーグ中断期間に入ります。第18節広島戦は9月29日開催となるので、クライマックスに突入していく6月最後の試合で勝利を収めて良い雰囲気で中断期間を迎えたいですね。そしてその第17節ディオッサ出雲戦は6月30日日曜日にホーム富士山の銘水スタジアムで行われます(11時半キックオフ)。興味のある方は一度スタジアムを訪れてふじざくらを応援してみてはいかがでしょうか?




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