ヴァンフォーレ甲府本日試合があります。2024年明治安田J2リーグ第20節アウェー福島県いわき市のハワイアンズスタジアムいわきにていわきFC戦です（16時キックオフ）。
◇中継情報◇
DAZN
◇試合会場周辺の天気情報◇
tenki.jp 6月16日 6:00発表
ハワイアンズスタジアムいわき（福島県）
晴れ☀時々雨☔（夏日）
最高気温：28℃ 最低気温：20℃
降水確率
6時～12時：50％
12時～18時：10％
18時～24時：50％
◇見どころ紹介◇
【いわきFC】
☆今シーズンの成績：7勝6分け5敗（勝ち点27） 8位
☆ここ最近5試合の試合結果
→△✕○△✕
☆注目選手
照山選手∶好調いわきの守備を支えるディフェンスリーダー。危機察知能力が高い。
谷村選手∶今季9得点をマークする中盤の仕掛け人。タイミング良く前に飛び出して決定機に絡む。
西川選手∶世代別日本代表のエース候補でいわきに武者修行中。抜群のテクニック力を活かして後半から流れを変える役割を担う。
☆予想布陣：3-1-4-2
☆予想スタメン
※選手とフォーメーションは実際と異なる可能性があります。
☆前節の試合ハイライト動画
【公式】ハイライト：いわきＦＣvsベガルタ仙台 明治安田Ｊ２リーグ 第18節 2024/6/2
【ヴァンフォーレ甲府】
☆今シーズンの成績：6勝5分け8敗（勝ち点23） 13位
☆ここ最近5試合の試合結果
→△✕✕✕△
☆注目選手
木村選手∶序盤のヒーローが前節ケガから戦線復帰。中盤に活力を生むアグレッシブなプレーに期待。
ファビアン ゴンザレス選手∶途中出場でのリーグ戦3試合ぶりの出場が濃厚。天皇杯でPKを失敗してしまったモヤモヤを得点というかたちで晴らせるか注目。
小林選手∶ケガから復帰し調子を上げてきた左ウイングバック。先発で彼の攻撃力に期待しても面白いと思う。
☆予想布陣：3-4-2-1
☆予想スタメン
※選手とフォーメーションは実際と異なる可能性があります。
☆前節の試合ハイライト動画
【公式】ハイライト：ヴァンフォーレ甲府vsベガルタ仙台 明治安田Ｊ２リーグ 第19節 2024/6/8
☆好調も少し足踏み中のいわき
対戦相手のいわきFC。J2で2年目となる今シーズンはスタートから好調で、ゴールデンウィーク期間前には3連勝を記録するなど躍動。順調に勝ち点を積み重ね第14節終了時点で4位まで上がる快進撃をみせます。最近ではその勢いも少し収まり足踏み状態がみられるものの、順位は8位とまだJ1昇格プレーオフ圏内を目指せる位置につけています。またいわきは第19節が対戦相手の長崎がルヴァンカップに参加していたため6月26日に延期になっています。週中に天皇杯の試合はありましたが、1週分のリフレッシュができている選手の状態にも気をつけたいですね。いわきと言えば若く運動量豊富でフィジカルを鍛えた選手がたくさんおり、チームの攻勢時には思い切って前に上がっていくアグレッシブさが持ち味のクラブという印象。昨シーズンまでは前のめりになった後の裏のスペースを突かれて失点していたイメージがありましたが、今シーズンは3バックの中央に入る照山選手がうまくその裏のスペースをカバーしセーフティにディフェンスできています。攻め上がり後のリスク管理がしっかりできているので、この上位進出という結果が出ていると思いますね。攻守の切り替えが早く若い選手の揃った豊富な運動量で上下動を繰り返し、鍛え上げられたフィジカルを駆使してセットプレーの競り合いで優位に立つ。このサッカーがピッチ上で表現できているからこそ現在上位にいると言えるでしょうね。
☆重戦車がいないヴァンフォーレ
前節の仙台戦で引き分けて連敗をストップさせたヴァンフォーレ。週中に行われた天皇杯ではアマチュアのHonda FCが相手でしたが、公式戦で久しぶりに無失点に抑えることに成功。少しずつチーム状態は上向きに進んでいると思います。しかし前節まで3試合連続でゴールを決めていたアダイウトン選手が今回累積警告による出場停止処分となります。最近攻撃面で絶大な信頼を得ていたアダイウトン選手が出られないことはチームに大きなダメージを与えそうで、今回彼の穴埋めを誰が務めるかが一つのポイントになりそう。順当にいけば宮崎選手が左のシャドーとして起用されることが濃厚ですが、個人的には天皇杯Honda FC戦でウイングバックを務めた水野選手か村上選手が起用される意外性も見てみたいですね。
☆セカンドボールを拾う
攻守にアグレッシブに動いてくるいわきに対し、ヴァンフォーレは中盤のセカンドボール争いで負けない強い気持ちを持つことが大切になります。こぼれ球をどれだけ回収できるかで相手の反撃の機会も減ってくると思います。ボランチの林田選手は守備面で粘り強いプレーができるので、彼が中心となって中盤の守備を引き締めてくれるでしょう。また3バックに入る選手たちも前に出ていく勇気をみせることで未然にバイタルエリアでの危険回避が見込めます。運動量では相手が勝る展開になることが予想されますが、セカンドボール争いを制して相手の攻撃を単発に終わらせる努力をしてほしいと思います。
☆木村選手の躍動感
前節の仙台戦で途中出場し約1ヶ月半ぶりに実戦復帰した木村選手。シーズン序盤の彼の攻守における活躍は目覚ましく、積極的なプレーでチームの勝利に貢献してきました。しかしその彼が戦線離脱してからは中盤に躍動感があまり見られなくなっていたので、彼が復帰してきたことはチームにとって大きなプラス要素となること間違いなさそうです。先日の天皇杯にも先発出場して後半33分までプレー。だいぶ試合勘を取り戻してきた頃だと思います。今回の試合でも先発出場でボランチの位置からチームに躍動感を与えてくれると思うので、彼の攻撃性が存分に発揮できる試合になってほしいですね。
☆裏抜けに合わせる目線を
チームの得点源として期待されるピーター ウタカ選手。最近の試合では消えている時間も長くありその存在感を示せているかと言ったらそうではないと思います。しかし藤枝戦で直接彼を見ていると相手のマークを外そうとする努力はあまりみせませんが、DFラインのギリギリに立って虎視眈々と裏抜けをする準備を着実に行っている印象がありました。ヴァンフォーレが得点を奪うためには彼が狙っているプレーに全力で合わせていく必要があります。スルーパスが狙える技術のある鳥海選手を中心として木村選手や佐藤選手などパスが配給できるボランチも試合中にウタカ選手の動きを注視すべきだと思います。タイミング良くパスを出せたら天皇杯Honda FC戦のような裏抜けでGKとの1対1の場面を何度も作り出せると思うので、ウタカ選手をフィニッシュで使っていく意識をチーム全体で共有してほしいですね。
…上位浮上のためにはアウェーの地でも勝ち点3を狙っていく必要があります。仙台戦での連敗ストップや天皇杯での無失点勝利がプラス要素として活かせるアグレッシブな戦いをみせてほしいと思います。
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