2017年シーズン以来のJ1の舞台への復帰を目指して戦っているヴァンフォーレ。現在は13位と出遅れ感は否めませんが、まだまだ可能性は残されていると思います。でもその可能性ってどのくらいなものなのか曖昧で分からないなって方もおられると思います。そこで今回はプレミアリーグに注目して、ヴァンフォーレのJ1昇格の可能性を考えてみたいと思います。
まず前置き情報として、今シーズンからJ2は長らく続いていた22チームから2チーム数を減らし、20チーム制のリーグとしてスタートしています。22チーム制は過去にJ2のデータがあったので参照しやすかったのですが、20チーム制は過去に日本で3例(2021年J1・2011年J2・2023年J3)しかなく日本でのデータが使えなかったのが頭を悩ますポイントでした。そこで20チーム制を1995年から採用しているイングランドプレミアリーグにスポットライトを当て、そこから優勝に必要な1位の平均勝ち点、自動昇格に必要な2位の平均勝ち点、J1昇格プレーオフに参加できる6位以内の6位の平均勝ち点を導き出しています。
【プレミアリーグ直近過去10シーズンの順位(1位・2位・6位)】
2023〜24
1位∶マンチェスター・シティ(91)
2位∶アーセナル(89)
6位∶チェルシー(60)
2022〜23
1位∶マンチェスター・シティ(89)
2位∶アーセナル(84)
6位∶ブライトン(61)
2021〜22
1位∶マンチェスター・シティ(93)
2位∶リバプール(92)
6位∶マンチェスター・ユナイテッド(58)
2020〜21
1位∶マンチェスター・シティ(86)
2位∶マンチェスター・ユナイテッド(74)
6位∶ウエストハム(65)
2019〜20
1位∶リバプール(99)
2位∶マンチェスター・シティ(81)
6位∶トッテナム(59)
2018〜19
1位∶マンチェスター・シティ(98)
2位∶リバプール(97)
6位∶マンチェスター・ユナイテッド(66)
2017〜18
1位∶マンチェスター・シティ(100)
2位∶マンチェスター・ユナイテッド(81)
6位∶アーセナル(63)
2016〜17
1位∶チェルシー(93)
2位∶トッテナム(86)
6位∶マンチェスター・ユナイテッド(69)
2015〜16
1位∶レスター(81)
2位∶アーセナル(71)
6位∶サウザンプトン(63)
2014〜15
1位∶チェルシー(87)
2位∶マンチェスター・シティ(79)
6位∶リバプール(62)
※()内は勝ち点。
10シーズンの平均勝ち点
1位∶91
2位∶84
6位∶62
J2後半戦の試合数は19試合。そのすべての試合で勝利した際に得られる勝ち点は57となります。ヴァンフォーレの現在(第19節終了時)の勝ち点は23なので、理論上ではMAX80まで伸ばせることが可能です。ということは少し残念ではありますが、これからヴァンフォーレが残りの試合で全勝しても20チーム制の平均となる1位と2位の勝ち点には届かないことが判明。よってJ1自動昇格の可能性は現時点で相当低いことが分かると思います。しかしJ1昇格の可能性がないかと言われたらそうではなく、3位から6位以内のクラブが参加できるJ1昇格プレーオフの出場権なら今からでも十分狙っていくことができそう。
プレミア20チーム制の6位の平均勝ち点は62。そこにたどり着くまでヴァンフォーレはシーズン後半戦で勝ち点39の積み上げが必要になります。勝ち点39の積み上げというのは現在J2で2位にいる長崎が勝ち点39なので、シーズン前半戦の長崎のペースで日程を進めていくことが求められます。勝ち点23のヴァンフォーレはさらにペースを上げて勝ち点を獲得していかなければならず、その道のりはさらに厳しくなっていくことは間違いないでしょう。理想は12勝3分け4敗以上の成績。しかし相次いでいた負傷者が続々と戦線復帰しチームの戦い方が早期に確立されたら、順調に勝ち点を積み重ねていきそのペースにたどり着くことができると個人的には信じています。シーズン後半戦はJ1昇格プレーオフに進出できる6位以内をターゲットにして、そこから5位&4位と良い順位が狙えるように力を振り絞って頑張ってほしいと思います。
※今回はプレミアリーグの20チーム制を基にして、過去10シーズンの平均値のデータでJ1の可能性を考えてみました。飛び抜けたチーム力のクラブが多いプレミアリーグの勢力図とJリーグの違いはあるのでそのままデータが正確に反映できるかは断定しかねますが、参考程度にご覧ください。
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まず前置き情報として、今シーズンからJ2は長らく続いていた22チームから2チーム数を減らし、20チーム制のリーグとしてスタートしています。22チーム制は過去にJ2のデータがあったので参照しやすかったのですが、20チーム制は過去に日本で3例(2021年J1・2011年J2・2023年J3)しかなく日本でのデータが使えなかったのが頭を悩ますポイントでした。そこで20チーム制を1995年から採用しているイングランドプレミアリーグにスポットライトを当て、そこから優勝に必要な1位の平均勝ち点、自動昇格に必要な2位の平均勝ち点、J1昇格プレーオフに参加できる6位以内の6位の平均勝ち点を導き出しています。
【プレミアリーグ直近過去10シーズンの順位(1位・2位・6位)】
2023〜24
1位∶マンチェスター・シティ(91)
2位∶アーセナル(89)
6位∶チェルシー(60)
2022〜23
1位∶マンチェスター・シティ(89)
2位∶アーセナル(84)
6位∶ブライトン(61)
2021〜22
1位∶マンチェスター・シティ(93)
2位∶リバプール(92)
6位∶マンチェスター・ユナイテッド(58)
2020〜21
1位∶マンチェスター・シティ(86)
2位∶マンチェスター・ユナイテッド(74)
6位∶ウエストハム(65)
2019〜20
1位∶リバプール(99)
2位∶マンチェスター・シティ(81)
6位∶トッテナム(59)
2018〜19
1位∶マンチェスター・シティ(98)
2位∶リバプール(97)
6位∶マンチェスター・ユナイテッド(66)
2017〜18
1位∶マンチェスター・シティ(100)
2位∶マンチェスター・ユナイテッド(81)
6位∶アーセナル(63)
2016〜17
1位∶チェルシー(93)
2位∶トッテナム(86)
6位∶マンチェスター・ユナイテッド(69)
2015〜16
1位∶レスター(81)
2位∶アーセナル(71)
6位∶サウザンプトン(63)
2014〜15
1位∶チェルシー(87)
2位∶マンチェスター・シティ(79)
6位∶リバプール(62)
※()内は勝ち点。
10シーズンの平均勝ち点
1位∶91
2位∶84
6位∶62
J2後半戦の試合数は19試合。そのすべての試合で勝利した際に得られる勝ち点は57となります。ヴァンフォーレの現在(第19節終了時)の勝ち点は23なので、理論上ではMAX80まで伸ばせることが可能です。ということは少し残念ではありますが、これからヴァンフォーレが残りの試合で全勝しても20チーム制の平均となる1位と2位の勝ち点には届かないことが判明。よってJ1自動昇格の可能性は現時点で相当低いことが分かると思います。しかしJ1昇格の可能性がないかと言われたらそうではなく、3位から6位以内のクラブが参加できるJ1昇格プレーオフの出場権なら今からでも十分狙っていくことができそう。
プレミア20チーム制の6位の平均勝ち点は62。そこにたどり着くまでヴァンフォーレはシーズン後半戦で勝ち点39の積み上げが必要になります。勝ち点39の積み上げというのは現在J2で2位にいる長崎が勝ち点39なので、シーズン前半戦の長崎のペースで日程を進めていくことが求められます。勝ち点23のヴァンフォーレはさらにペースを上げて勝ち点を獲得していかなければならず、その道のりはさらに厳しくなっていくことは間違いないでしょう。理想は12勝3分け4敗以上の成績。しかし相次いでいた負傷者が続々と戦線復帰しチームの戦い方が早期に確立されたら、順調に勝ち点を積み重ねていきそのペースにたどり着くことができると個人的には信じています。シーズン後半戦はJ1昇格プレーオフに進出できる6位以内をターゲットにして、そこから5位&4位と良い順位が狙えるように力を振り絞って頑張ってほしいと思います。
※今回はプレミアリーグの20チーム制を基にして、過去10シーズンの平均値のデータでJ1の可能性を考えてみました。飛び抜けたチーム力のクラブが多いプレミアリーグの勢力図とJリーグの違いはあるのでそのままデータが正確に反映できるかは断定しかねますが、参考程度にご覧ください。
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