踏み間違い事故が大きく報道されても、若いドライバーは自分には関係無いと思うかもしれません。しかし、東京都内における過去5年間の「踏み間違い事故」の年齢層別発生状況によると、全事故件数の1601件のうち、70歳以上の341件に対して、29歳以下はそれ以上の384件。その他全ての年齢層で踏み間違い事故は満遍なく発生していて、高齢者だけに多い事故でないことがわかります。交通事故総合分析センターでは、踏み間違い事故発生の原因として、①パニックになって、②乗り慣れない車で、③ペダルの踏み替えを多く行って、④不適切な履き物で、という4つを挙げています。ドライバーのかかとが固定されないサンダル類とミュールは、かかとが浮いてしまうためか足元の踏み替えが不安定で、ペダルタッチも雑になります。操作中に脱げる危険性もあります。厚底ブーツやハイヒールも難があります。運転に適していない履き物は、通常の運転で操作のスムーズさを欠いているので、咄嗟の操作に対応できない危険性もあります。車を運転するときは、足のサイズに合った脱げにくい安全な靴を選ぶことが大切です。運転しやすい靴を車内に「置き靴」しておき、履き替えるようにするといいと思います。