台風9号の影響による豪雨で橋が流された兵庫県の一宮町。65歳以上の住民が半数を占める山あい集落で、お年寄りら100人余りが一時孤立しましたが全員無事に避難し、2つの寺で過ごしているそうです。一刻を争う救出劇で発揮されたのは普段から培ってきた「ご近所力」だったそうです。災害に遭った場所では「ご近所力」が見直され、情報の共有などを行い絆を深めていると聞いています。行政からの避難勧告などに頼るのではなく自分たちで出来る事を考え、共助していかねばなりませんね。皆さんは周囲の方々とご近所力を高めていますか?被害状況の報道をただ傍観するのではなく、明日は我が身と考えながら何をすべきか考えてみましょう。インタビューの中に色々な発見もありますよ。
今日は出校日。ある高校ではインフルエンザ対策の為に中止した所もあります。同じ市内の学校で何故対応が違うのか?疑問を感じます。元気いっぱいの児童・こんがり日焼けした児童・眠いのか?ダルいのか?前のめりに歩く児童・上手にできた工作物や絵を両手に抱えた児童・汗びっしょりの児童・クーラーの効いた車で登校する児童・「久し振りぃ~、元気だった?」と話し掛けてくる児童・「髪切ったんだよ。どう?似合う?」と聞いてくる児童…もうすぐハードな勇士会活動の日々が始まる事に気が重かったのですが、児童達に会ったらぶっ飛んだ気がします。下校時間は暑さ負けをしている児童が多く見掛けられました。宿題の事を聞くとほとんどの児童がほぼ終了との事。残りの夏休みを楽しんでほしいと思います。この暑さの中、交番勤務の警察官もパトロールしていてくれました。仕事とはいえ、ありがたい事です。
1に書いた事故は大人の割合が多いとされています。気をつけましょう。次は子供編です。火を消した後の炭は黒くなっていますが高温の場合があり、見た目では判断できない事があるので危険です。ハイスタイルのキッチンは落下や転倒の恐れがあります。テーブルやチェアもしっかりと設営しないと倒れたり指などをはさんでしまう危険性があります。車を動かす際は周囲に子供がいないか、よく確認しましょう。張り綱につまずく事はよくあるので目印をつけておきましょう(蛍光式なら夜も安心)。キャンプ場では絶対に子供から目を離さない(複数いても子供達だけでは危険。川がある場合は要注意)。包丁などは使ったらすぐ安全な場所で保管する。遊ぶ事に夢中になりすぎて日射病になる危険性があるので帽子を被らせる。飲みかけの物をそのままにしておいて、また飲もうとしたら虫が入っていたという事もあります。キャンプ場の最寄りの医療機関を調べておいたり、保険証を携帯しておき、ファーストエイド・キットを持って行きましょう。
昨年実施した全国学力テストの公立小学6年生の結果なのですが、保護者の年収が高い世帯ほど高学力であり、最大23ポイントも差がある事が分かりました。年収が高いほど塾などの子供の教育費に投資できるわけでしょうから理解はできますが、不愉快な話です。義務教育の時期なのに平等でない事に…。正答率の高かった児童の家庭はニュースや新聞の記事を話題にしたり、親が言わなくても子供が自分から勉強したりする傾向が強い事もわかっています。同じ年収でも「小さいころ絵本の読み聞かせをした」「家に本がたくさんある」という家庭の正答率が高かったそうです。年収に関係なく子供にできる事があるってことですよね。保護者が忙しく時間がなかなか取れないかも知れませんが、ちょっとした積み重ねをしていきましょう。
夏の最後の思い出にキャンプなどに出掛けられる方もおられる事でしょう。ちょっとした油断からか?毎年事故が起きています。焚き火などのそばに燃料などは置かない。車内も高温になるので燃料の保管に十分注意しましょう。焚き火のそばでバーナー調理をしたり、シングルバーナーを2個並べてその上に鉄板を乗せて調理しない。カセットコンロの上での鉄板料理は幅射熱で爆発の危険があります。ホワイトガソリン(バーナーやランタンに使う液体燃料)を焚き火の燃焼促進に使うのは非常に危険です。テントの近くの焚き火も危険です。焚き火消火の為に水をかける際も、高温の蒸気が発生するので火傷しないように気をつける。焚き火の上で衣類を乾かさない。燃焼系ランタンやバーナーはテントなどの生地を痛め穴を開ける危険性があります。焚き火をしたまま離れない(子供が知らずに火傷をしたり、何らかのアクシデントで火が爆ぜたりすれば火事になる恐れがあるから)。タバコのポイ捨ては言語道断。くわえタバコで何かをするなんて非常識過ぎます。風向きが急に変わる事もあるので焚き火との距離を取らせましょう。
先日、世界保健機関が「日焼けマシン」の利用が、ガンの発生率を著しく高めると発表しました。リスクの程度は喫煙やアスベスト障害と同じ最高度です。最近では紫外線注意報もニュースでやっていますが…。日焼けは色素沈着の他に日光皮膚炎を起こします。炎症第1度は灼熱感や紅斑が出て痛みや痒さがでる。第2度は浮腫や水泡ができる。第3度は重症で皮膚が黒色に変化し、頭痛や発熱嘔吐など全身症状が現れます。時間の長いスポーツなどをするときは特に注意が必要です。日焼け止めクリームやひさしの長い帽子や後頚部を覆う帽子が有効です。衣類も長めのパンツや通気性の良い長袖シャツが良いそうです。水分をまめに摂る事も大事ですし、ビタミンCやビタミンEの摂取が有効です。救急法としては鎮痛作用をもったローションやホウ酸を患部に塗ってあげましょう。ひどい時は皮膚科へ連れていきましょう。
茨城県土浦市で起きた9人連続殺傷事件で殺人などの罪に問われた男の公判で、被害者の遺族が意見陳述で「最大の原因は(被告の)両親にある。両親にも罰を下してほしい」と述べたそうです。証言台で被告と両親の関係をキャッチボールに例え「両親は後ろ向きにボールを投げ、投げ返しても受け取らない。両親の愛情が欲しかったのではないか?」とも述べたそうです。そう言いたくなる事件増えた気がします。色々な方々と話をしても「親が悪いんだよ」と聞くことが多くなりました。確かに…と思う事もありますが、それだけでなく今まで関わってきた人達はどうなの?と思ってしまいます。親の影響が一番大きい事はよく分かっていますが、他に理解者や寄り添う人や本当に叱ってくれる人がいたら、どうなっていただろうと思います。親が悪い・本人が悪い…そう思って思考停止してしまったら、世の中大変な事になると危機感を持っています。
先日、高速道路を走ったのですが非常に危険だと思いました。トンネル内で無灯火。ウィンカーもつけずに車線変更をする。後続車の事も考えず無理に割り込んでくる車。追い越し車線を走り続ける。携帯電話使用しながらの走行。追い越し車線から斜めに横切り、PAやSAに入る車。事故車両も数台見掛けました。故障車両なのか?停車中の車両がいたのですが、何の合図もしていませんでした。なぜ後続車に知らせないのでしょうか?走り慣れていないのか?マナーやルールを知らないのか?非常に危険だと思ったし腹が立ちました。途中で寄ったPAには車を停める所に使用済みのオムツやゴミが捨てられているし…。旅の恥はかき捨てなのでしょうか?それが親のする事なのでしょうか?呆れました。
パトロールをしていると事故多発交差点の怖さを痛感します。そんな場所に、この夏休みを利用して看板を設置しました。仕事とパトロールの合間にやったのでなかなか完成・取り付けまでいかず時間が掛かってしまいました。試行錯誤し、買い物にも何度も行きましたが、やっと6個の看板が完成しました。寿自動車学校に資料を持って勇士会いさおと設置の許可をお願いに行った所、快諾していただけ感謝の気持ちでいっぱいになりました。草刈りもやらねばならぬ所があったり営業の妨げにならないような時間に設置しなければならなかった為、家族に手伝いをもらいました。設置後、勇士会ゆうやと勇士会いさおが調整・補強を担当してくれました。看板が付いたから事故がなくなるとは思っていません。しかし事故率を減らす事ができるかもしれないと勇士会では考えました。やってみなきゃ分からない。1アクション・1トライが勇士会ですし、「即考動」が理念です。まだまだ設置を考えている場所があるので、コツコツ地道にやっていきたいと思っています。もちろん設置しただけでなく、メンテナンスもちゃんとやるつもりです。皆さんに協力を求める時があるかもしれません。その時は是非勇士会に力を貸して下さい。よろしくお願いします。
7月中の寿交番管内で発生した各種事件事故ですが「車上ねらい」3件・「自転車盗難」5件・「空き巣」3件・「その他」9件。事故は「人身事故」18件・「物損事故」55件でした。相変わらず多発状態ですね。「空き巣」…外出時等で人がいない時を狙い泥棒に入る・「居空き」…自宅内に人がいるのにも関わらず、こっそりと侵入し泥棒に入る・「住居侵入」…泥棒等の目的で住居に侵入してくる・などの犯罪が合計7件も発生しています。被害に遭ったほとんどの家が、ほんの少しなら…ほんの少しだから…すぐそこだから…と安易な気持ちで、無施錠のままにしていたそうです。被害に遭わない為には外出の時はもちろんのこと、在宅している時も戸締まりをしたり、異音に気を付けましょう。エコの為にクーラーを使わないようにして窓を全開している家も見掛けます。気を付けましょう。
年齢を問わず、人が生きる上で最大のストレス源とは人間関係であると言われています。確かにそうであると俺も思いますし、児童達との会話の中で話題となるのも人間関係です。昔は家族も大人数で地域のつながりもありました。しかし今は核家族化や少子化や地域社会崩壊が進み、コミュニケーション能力が低くなってしまっています。その上、ネットやメールなどを利用したコミュニケーションが増え、生のコミュニケーションが減っていますし…。他人との接触を絶とうとする「引きこもり」になってしまうケースも増えています。マジメで優しく気配りなどができる「いい子」ほど、ガス抜き(悪態をついたり愚痴をこぼしたり)が苦手な為に、ストレスをため込みやすくなります。親が子供の言葉を最後まで聞いてあげて(説教や叱咤激励は我慢)、寄り添う事が大事であると言われています。子供が安心して自然体で本音を話せる家庭を目指す事が大事ですね。
人間関係や他人との競争などに悩んでいるのは子供達も同じです。いや、子供達の方がストレスに直面している事もあるのではないでしょうか?身の回りの色々な出来事(転居や転校や家族との離別や死別)が子供にとって、心のより所をうしなってしまい心的外傷(トラウマ)になりやすくなります。トラウマを受けた子供は親から離れなくなったり、眠れなくなったり、イライラしたり、小さな音にも反応をしたりして心理的ストレス反応が出たりします。疲れやすくなったり、息苦しさを訴えたり、動悸を訴えたる身体的反応が出る事もあります。親は慌てず十分な睡眠と規則正しい食事を心掛けるなどの、今まで通りの普段の生活をすごせるようにしてあげる事が大事です。
国内外で豪雨被害・地震被害・台風被害が起きてしまっています。自然の脅威による被害を受けた地域への「義援金名目で現金を騙し取ろう」とした詐欺未遂事件が起きています。兵庫県佐月町では「日本救済センター」という団体の職員を装おっていたそうです。こういった人の善意を悪用する心無き者がいます。よく確認する事と、義援金を個人宅に集金してまわるなど有り得ない事だと忘れてはなりません。気を付けましょう。
夏の風物詩「花火」皆さんは楽しまれましたか?最近はご近所との関係や場所などで悩みを抱える親が少ないらしいです。手頃な空き地がなかったり、音や煙や時間などの苦情から花火を禁止したり規制したりする地域も出てきているそうです。確かに夜中の花火は論外だし、住宅密集地では無関係な人にとっては迷惑な場合もあるでしょう。集合住宅などでは特に苦情が出やすいでしょうし…。暮らし方が多様になる中で、花火の音や煙などを迷惑と感じる人も増えているそうです。花火の需要が縮小し続けている中で、業界は音の大きさを表示したり煙が少ないタイプの花火を出して苦闘しているそうです。遅くても9時過ぎまで花火を終わらせたり、バケツに水を用意したり、ゴミや燃えかすの処理をする事や、音や煙については第三者として想像をしてみるなどしてマナーを守ればよいのではとないでしょうか?打ち上げ時にピーッと音を出すロケット花火の出荷量は大幅に減ったとの事ですが、人に向けて打っている若者を見かけます。ある夏の祭り会場では見物客に向けてロケット花火を打っていた学生がいて、慌てる人達を見て大笑いをし盛り上がっていたと聞きました。うち
の子は大丈夫ではなくて、やってはいけない事を再確認しましょう。
の子は大丈夫ではなくて、やってはいけない事を再確認しましょう。
警視庁が万引きで摘発した計1050人(少年428人・20~64歳の成人418人・65歳以上の高齢者204人)を対象にした意識調査(複数回答)で哀しい事が分かりました。少年が万引きする心理的な要因としては「ゲーム感覚」と答える割合が高く、「単に欲しかった」の順です。65歳以上の高齢者の4人に1人が「孤独」と答えているのです。204人のうちの40%は「1人暮らし」で、53%が「友人がいない」と、孤立した生活実態が見えています。心理的な要因では「孤独」24%・「生きがいがない」8%・「ムシャクシャした 」7%と割合が高い。高齢者の64%が無収入で19%は生活保護受給者でもあるそうです。万引きを断念する理由を「防犯カメラの設置」と答えたのが全体平均で2%しかいないのに「店員の声掛け」は62%。対策法の参考となりそうです。俺はやっぱり地域の絆が大事だと思っています。知ってるいる人や関わりのある人が多ければ、下手な事はできないと思っているので…。万引きさせない環境作りが大事ですね。