電気温水器の訪問販売によるトラブルが急増しています。07年度に消費者センターに寄せられた相談は1343件でした。その約半数が、空気中の熱を利用してお湯を沸かす自然冷媒ヒートポンプ給湯器「エコキュート」によるものでした。省エネブーム、エコブームですし、国の補助金制度の対象でもあります。そこを悪用して、契約を急がせたり、費用に関する説明が省かれていたりするそうです。言葉巧みな誘いに乗らず、その場で契約はせず、冷静に判断する事が大事です。
「シニアカー」…電動車イス。毎年200件以上の交通事故に関わっています。シニアカーは車高が低いので死角に入りやすく、見落とされやすいからでしょうか?目立つ為に旗を付けたり、明るい服を着用するように指導されていますが、旗がついてなかったり、目立たない状態を見掛けます。シニアカーは道交法では歩行者扱い。ですが無理な横断をする方もいます。見落とさないように注意しましょう。
県教委調査では08年8月時点での携帯電話所持率は小学生で6.8%、中学生が16.5%、高校生は88.6%だそうです。学校としての対応は小学校の96.6%が原則禁止、1.9%が届け出制、1.5%が特に禁止していないとわかりました。高校では53.1%が原則禁止、21はが届け出制、25.9%が特に禁止していないそうです。携帯電話に関する利便性と危険性についての講習が行われてもいるようです。電話会社もフィルタリングなどの対処なども行われています。俺はそれだけでない問題点が気になります。ヘッドフォンです。なぜヘッドフォンが必要なのでしょう?なぜ着用による交通事故の危険性には触れられないのでしょう?そこまで考えてほしいものです。
夜の運転は嫌いという方と話しました。夜は見通し悪いですよね。街中ではロービームでは40メートル先までしか照らせないし、対向車の眩惑を防ぐ為に、右方向への光が当たる高さが左方向より低く設定されているので、右側が少し見えにくくなってしまいます。40メートルというと時速60キロで走行していたら、2秒半足らずで通過してしまいます。何かを認知して判断行動するまでに1秒以上…もし飛び出しなどあったら、急ブレーキが間に合うでしょうか?ハイビームとロービームを上手く使い分け、ロービーム走行中はいつも以上に慎重にスピードを控えて走行しましょう。
07年度に国民生活センターなどに寄せられたマルチ商法に関する相談件数は約24000件(6年連続2万件超え)でした。年代別では20歳代が最多で、次いで50歳代、30歳代でした。大学生などの若者を中心にした被害も広がっています。最近の若者は警戒心が足りないと言われています。言われた事や噂やネット上の情報を疑うことなく信じてしまう。マルチ商法の被害を自覚しない本人に代わって、家族など契約当事者以外の相談も増えています。国民生活センターや消費者センターに利用をしましょう。気をつけて下さいね。