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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

新月以来初めて月が顔を出しましたっ!

2018-03-22 19:53:38 | 惑星・天体ニュース

  曇りまたは雨等で、3月14日の未明に会って以来、新月後のお月様にまったく逢えずにいました。そして、今日の夕方も雲がいっぱい。

  今日も会えないだろうか?と心配していましたが、夕飯を早めに食べてふとお月様に呼ばれているような気がしてベランダへ。すると、雲はいっぱいなのですが、雲が薄くなっているところがあって、お月様がいるのがわかりました。

  すっかり暖かさが戻って寒くないベランダで夕食後のひと時を空を眺めながらカメラを片手にお月様待ち。やがて、「お待ちどうさまぁ~」とお月様がこんな姿を現してくれました。

      <2018年3月22日18:52>

      いつの間にか三日月を過ぎてもう半月の方に近いようなお月様になっていたのですね。どうりでうす雲にも負けずに姿をみられた訳です。

      「お~い、お月様。お蔭様でイチローの怪我は大したことはなくて、3月29日の開幕にスタメンで『9番レフト』で出られることになったって。有難う!!!」

          

     ズームしてみたら、クレーターの痕がニキビ痕のように見えるお月様が優しく微笑んでくれていました。

     そのイチロー、先日は練習でヒットを飛ばしてみせてくれたようですが、予想より回復がよいとの判断か、さっそく今日開幕で起用されるのと同じ9番レストでオープン戦に登場したようです(詳細は、日刊スポーツココから)。

     でも、残念ながら2打席とも三振で、5回の守備から退いたそうで・・・さて、監督の印象はどうだったかしら?

     「お月様、イチローが活躍できるように、今シーズンもツキパワーのお届けをヨロシクお願いします!」

     このお月様、結構まだ西空の高い位置にいましたので、22:42に西の地平に沈む前にまだまだ雲から顔を出してくれるかもしれません。時間があったらちょっと西空の見えるところに探しに行ってご挨拶してみて下さいね。あなたも、お月様からいいパワーをもらえますよ!

 

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昭恵夫人と元理財局長・迫田氏の証人喚問を!(福島みずほ)

2018-03-20 20:14:00 | 日記

   森友問題は、本当のところが全然見えてこず、国民の疑念は深まるばかりだ。

   そこで、疑念を持っている人にお薦めの国会での質疑応答を前回の本多さんに続いて紹介してみたい。

   今回は希望の会(社民党)福島みずほさん。鋭い質問で、昭恵夫人と迫田元理財局長の証人喚問を次々に求め、非常に明快で鋭い突っ込みをしてくれて、しかもこの質疑を見ている人々に知ってほしい所を、かゆいところに手が届くように質問してくれているのもいい!

   見る要領はほとんど衆議院と一緒ですが、まずは 参議院インターネット審議中継をクリックしてください。

   

   この画面が出たら、左のカレンダーで「3月19日」の19をクリックします。

     

    上の画面が出て来たら、右下に「予算委員会」がこの日あったと表示がでます。今回はこの「予算委員会」と書かれたこの青い四角をクリックします。

    ちょっと時間がかかりますが、予算委員会のスタート画面が出て、この画面の下の方へスクロールしていくと、「発言者一覧」が出てきます。

    一覧の中から「福島みずほ」さんを選んでクリックします。結構下の方でしたよ。クリックすると、福島さんの質問の最初から動画で見ることができます。社民党は人数少ないので時間も短いですが、短時間でも中身の濃い内容で感心しました。

    

    

  

   安倍昭恵夫人の証人喚問要求と共に、迫田というキーマンと目される佐川の前任の理財局長の証人喚問を要求していることに注目です!!!持っていき方が、うまいです。

   これまでの経緯を振り返るのにも、要点をしっかり捕まえていて、分かりやすいです。

   その上2015年に安倍首相が理財局長・迫田(佐川元理財局長の前任者2016年6月まで)さんと5回面談している。特に昭恵夫人が名誉校長に就任した頃にも会い、この局長が8億円のごみの問題を扱っている。など、厳しく安倍首相を追求。安倍首相のまだるっこしい返事にイライラさせられる場面もありますが、やり取りが見応えあります。

 佐川に変わった時にこの迫田前理財局長は、国税庁長官に栄転している(佐川と同じだ!)。この迫田の証人喚問を要求した福島さん。なかなか短い時間の中でたくさんのことを引き出しているのに感心します。面談について、首相は「他の郵政株の売却の案件について話すためだった」と説明しつつ、迫田と会ったことは認めています。福島さんはその時のメモがないかと要求しましたが、ないと返答。どこからかメモでもでてくると虚偽答弁となり、関係が証明できるのですが・・・。

   戦前の教育である教育勅語を推奨するような学校を応援していたことについて(夫人は名誉校長になって安倍夫妻はこの学園を応援していたが、今の総理の認識は?)と問われると、首相は「今はその認識よりも、籠池氏がこうした形で起訴をされるに至ろうとしている訳でありまして、そこに至って名誉校長を引き受けるべきではなかった」と返答している。

   「応援する気持ちは今も変わらないのですか?」とさらに重ねて聞かれ、「籠池氏の学校を応援する気持ちはもう勿論ない訳でございます。他方、教育勅語と籠池氏の結びつきについては私は十分に把握はしてない。実際にその精神で本当に学校を運用しているということは、今の段階ではもうなんともいえない状況になっている訳でありまして、なんともコメントのしようがない」

   「『私の考えに非常に共鳴している方から小学校を作りたいという話がありました』と言っていますよね。この学校はいま、お金のことも問題になっていますが、この学校を夫妻で、特に安倍昭恵夫人が力をいれていたということが問題なんです」と言って次の話に移った。

     *福島さんの持ち時間が少ないために、(教育勅語を暗唱させるような教育は、教育基本法に抵触しないか!?)とも思われ、憲法の民主主義、国民主権に反する理念と言え、そんな幼稚園の小学校を応援していたことをもっと追究できたらと思った。「今はその認識よりも~」と言葉を濁したが、今も認識は変えておらず、菅官房長官も「教育勅語も悪い所ばかりではない」と言っていたのを思い出そう。とんでもない発言だ。現政権が戦前回帰の思想によって国会主義復活を目指している政権であることを、今後もっと浮き彫りにしてほしいと野党には期待している。

   この福島さんの質問によって召喚を検討しますと言わしめた迫田英典・前理財局長については、「安倍首相とも近い関係迫田英典氏こそ森友問題キーマン」という日刊ゲンダイの記事を読むと下記のようなことが書いてあった。

   「国と学園は、2015年5月、国有地の定期借地契約を締結している。その交渉過程で、当初、近畿財務局は<無理に本地を借りていただかなくてもよい>(3月31日付「法律相談書」)というスタンスだった。ところが、15年7月に迫田氏が理財局長に就任すると流れが一変する。籠池氏が「神風が吹いた」と驚いたほど、近畿財務局は森友学園寄りにスタンスを変えているのだ

   迫田前理財局長は重要人物で、森友問題に首相が直接関与したことがココをもっと攻めていくと明らかにできるかもしれない。証人喚問には、昭恵夫人とともに出てきてほしいものだ。証人喚問の要求に即座に答えないこと自身が国会を愚弄して、本気で究明に答えようとしていない、答えたくない証拠だ。それは、とりもなおさず隠していることがある証左と見るのが自然だろう。

    虚偽答弁、虚偽文書でこれまで1年の質疑を無駄にされた上に、去年臨時国会を開いて説明をしっかりしてくれという野党の要求を無視して国会を開かず。さらには、「丁寧な説明をする」と約束していたのに解散総選挙で国民を裏切った。そこで選ばれたことを理由に暴走を続ける現政権に、正当性はない!

    これまでの森友への政府の態度を総括して、この森友学園の全体像を浮き彫りにしてくれている福島さんの質問には説得力がありました。是非、ひとりでも多くの国民に見てほしいと思います。

    福島さんの質問を一緒にかみしめながら、是非 現政権の本性を皆でしっかり目を見開いて凝視しましょう。

    

    福島さんにもっと時間を与えてあげたかった。自民党は質疑応答の時間を自党にももっと配分すべきだと主張し、ココで検索から様子を見てもらうと分かるが、噴飯もののバカな質問などが起きている。まったく、あきれ返る党だ。   

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渡辺かづき先生とのレッスン111

2018-03-18 00:39:47 | ピアノ

   今日は、レッスンに行く2時間前くらいに練習をしながら、そうだメトロノームに合わせてみようと思って挑戦。でも、やってみたらなぜかメトロノームとずれてしまっている個所があって(汗)慌てて、そこを修正してからレッスンへ。実は、こういう付け焼刃のようなことをするとヤバイんですよね(苦笑)  

   まずは、レオ・アルファッシー著の「ジャズ・ハノン」から。今日は9番。8番もジャズ風でいい感じでしたが、9番もまとまりのある曲でいい感じでした。しっかり練習してあったのですが、出かける前の動揺が尾を引いて、懸念した通り1回目はハチャメチャに(涙)。

   すかさず、2回目を弾いて、どうにか曲らしく弾けてホッとひと息。「跳ねて弾いていたんだけど、跳ねて弾いていいのかなぁ~」と言って先生が楽譜を確認して、「8番もそうしたし、跳ねていいですね」ということになり、次回は無事10番へ。

   そして、次の曲に行く前に、先生に質問。というのも、最近どうにかコードだけで左手を書かずに弾けるようになってきて、コードを意識するようになったら、この「ジャズ・ハノン」*、ちょっと書き方が先生の譜と違うのに気づいたのです。

                *左手も譜が書いてあるので、基本的には全くコードを見ずに弾ける楽譜です

   「ベースの基音がコードと違うのですが」→「ⅠからⅣという進行を繰り返しているのを感じさせたいからⅣになる基音を出しているんです」

   「Bの横に小さくoとか、それに/がついたのがあるのですが、何ですか?」→「小さい〇が付いているのは、Diminishですよ。普通の7thのコードをひとつずつ半音下げて弾くんです。Boならシレファラでラが♭になります。このoに/が串刺しみたいにつくと、Half Diminish といって、最後の7thの音はそのままにラはナチュラル(♮)のままになります。つまり、なった、Bm7♭5と同じです。Coは、ド・ミ♭・ソ♭・ラ♮ですよ」  難しい。いくつか楽譜に書いてくるのを弾いて確認して頂きました。Diminishあまり使ってこなかったので、不思議な感じの音が新鮮でした。

    コードのことが分かったところで、「夢(ドビッシー)」から弾きました。こちらも最初の動揺が残っていたか、ズタズタに。繰り返しがあるので少し立て直したものの、酷い演奏でした。でも、先生のご指摘はD.CでAのところに戻ったら、Bを飛ばしてCに行くっていいませんでしたっけ」「Cの2回目は左でなく右でメロディーを弾くというのを前回聞いて、そこは頑張ってきましたでが・・・」

    「いい忘れたかも。ここはAからCに2回目は行くって実はBの上に、ほら書いてあるんだけど、小さくて読めないね(笑)」ということでした。そこの流れを再度弾いて、前回問題の8分の6拍子は直っていたからということで「(これ以上は望めなそうだから)まあ、これはこんなでいいんじゃないかな」合格を頂きました。はい、これ以上は望めません(笑)

    そして、もう1曲の”Across the Border"へ。間違えながらも、どうにか流れて弾き終えると、先生が「また6拍子でなく4拍子になっちゃっていましたよ」「えっ、どこがですか?」

   「Ⅰ3のところが、6拍子ちゃんとカウントして入れてみて下さい」。弾いてみると「それ、4拍子になっています」。青くなってやり直してもダメ。

    先生が横でカウントをしてくれるとハマるのですが、どうやら自分が8分の6拍子のカウントを間違えないように内声に入れた音どりが調子に乗りすぎて崩れ、4拍子になっているらしい。

    とうとう、左は6拍子を単純に入れてやり直すこと数回。それだと、OKが出ます。でも、単純なのをバリエーションに直すと、またもや瓦解(嘆)

    内声をしっかりカウントが合うように入れ直して次回再度挑戦へ。これって、4回目に突入?でも、弾けないのですから仕方ありません。「でも、先生新しい譜を1曲は頂けそうですか?」そして、新しく”First Touch"の譜を頂けました!!!!

   「この譜はCDにした時のでなくて、youtubeにアップしているストリングスを一緒の時の譜だから、ちょっと難しいかな?」

    そして、お楽しみの先生の模範演奏。先生がソロでこれを弾くのを初めて聞かせて頂きましたが、ソロでもメロディーがきれいに出て、(いい曲だなぁ~)とうっとり。「リズム的には難しくないけれど、右と左手を同じにオクターブ離れて一緒に弾くのは結構 僕でも難しい」「あれっ、ここはコードが入ってないですね」「ここはコードがないんですよ。そういうのもあるんです」「難しいところは、では右手だけにさせて頂きま~す」ということで、楽しみ!!!! 

    無事に1曲を頂けて、多難な滑り出しのレッスンでしたが、めでたし、めでたしでレッスンを終えることができました。

    最後に、義母のホームでみた、コブシの花?白モクレン?の元気をくれそうな花をアップしておきますねっ。

 

                

       なんか、凄い勢いを感じさせてくれる花たちでしたぁ。花たちの元気があなたに届きましたか?

    

 

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総理をあたふたさせた立憲民主党・本多平直さんの質問を皆で見よう!!!

2018-03-17 01:11:18 | 日記

   今回の財務省の文書改ざん、首相が「私や妻が関係していたら間違いなく総理大臣も国会議員も辞める」と言った答弁から、それに合わせて動き出して~という説明があるが、昭恵夫人が名誉校長だったことから、まずかかわっているし、それを言い逃れても、「昭恵夫人付職員だった谷査恵子氏が森友学園の籠池理事長(当時)の要望を受け、財務省に問い合わせ、籠池氏にFAXで回答した」という事実で、もうかかわっていると、どうして言えないのか????とすごく不思議に思えた。

   それで、調べていたら、私と同じ思いでしっかり質問してくれていた議員がいたのが分かった!!!

   知ったのは、日刊ゲンダイのこの記事から。

  「森友追及に狼狽…安倍首相の「急所」はやっぱり昭恵夫人」

   という題の記事だけれど、衆議院予算委員会の2月26日の立憲民主党・本多議員の質問が素晴らしい!!!

   質問の最後には、安倍首相が 「その(貸し付けの)段階で(昭恵夫人は)名誉校長を引き受けていたわけですから、全く無関係ということは申し上げたことはない」と認めざるを得なかった。しかも、説明があたふたしていて、答が苦しすぎて、本人が笑ってしまっている。

   人間は、思わず苦しい時、笑ってしまうんだ。

   是非とも、一人でも多くの国民にこの答弁を動画でみてほしい。この28分の首相と本多さんの質疑、まるで映画のワンシーンのように楽しめます。見るのは簡単です。「衆議院インターネット審議中継」で、右のカレンダーの2月26日をクリック。

   すると、下のような画面になります。ココをクリックでもOK。

   

 

    次に、予算委員会での質問だったので、一番上の予算委員会をクリック。

    すると、さらに下のような画面になる。ココからでも、この画面へ

 

      

      

       次に、本多平直さんは4番目に名前が出ているので、その本多さんの名前をクリック。

       画面が起動し始めて、本多さんが登場!!!

          

       すいません、ここでは連動させておらず、ただの切り抜いた画像なので、クリックしても本多さんは話し始めません。

       上記の方法でこれからも、見たいと思った国会質疑が自由に見られるので、是非覚えて活用して下さい。

       本多さんのをすぐ見たいと思われる方は、ココからクリックして、本多さんを選んでご覧くださ~い。

       こういう上手い質問、やり取りなら国会中継もドラマ以上に国民の興味を満たし、政治が面白く身近に感じられますね。明恵夫人をどうして呼ばなければいけないかも明確になりました。

       さあ、昭恵夫人の招致を拒むのは何故でしょう。潔白であれば正々堂々と招致に応じるでしょうね。

       それにしても、本多さんを国会に送ってくださった選挙区の方に心から感謝します!!!!

       最近、国会の質疑を見ていて、社会党の福島さんを送り込んでくれた選挙区の皆さんにも心から感謝しています。他の議員さんも、国民から感謝されるような国会議員を送りましょう!!!

       そして、安倍さんや、麻生さんを送り込んだ選挙区の皆さんは今どんな風に感じているかの感想も聞いてみたくなりました。

   

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昨夕4基目の原発再稼働。政権肩入れの原発輸出にも注意!

2018-03-15 17:49:27 | 知ろう福島のこと

  昨日の2018年3月14日夕方から大飯原発3号機が制御棒を引き抜き、再稼働を始めるという(日テレのニュースココから)。今頃はもう稼働中だ。関西電力は、(稼働がしっかりはじまったら電気料金を速やかに値下げする)と言っているようだが、目先の値下げにだまされては後で大きな後悔に至る。検査中の原発も多いが、原発が津波のような自然の偶発的な脅威なしにもいかに危険で作業員に過酷な労働を強いているか、水木しげるさんの絵がついた「福島原発の闇」を読んでよくわかった。

   何がどうあっても、原発には反対していきたい。自然災害が無くても、日本でも世界でも原発事故は多発している事実から目を背けて再稼働することは許されない(例はココから)。心ある人間なら、命と利益を天秤に掛けられるはずがない。

  関西電力は、今回の3号機の再稼働で、高浜原発の3,4号機基の再稼働となり、3基目、他の九州電力の川内原発2号機に続いて 今日本では4基の原発が稼働されていることになる。下のを関西電力のページのココから切り取ってみたが、見るとまだ出力がないように見える。データが遅いのか。そもそも再稼働をニュースとして大きく書いてないのも不思議だ。

  

   

  「脱原発と国際協力」というページをみつけて、記事のいろいろ転載されているのを見ていたら、この今回の再稼働について、

「当初、関電は1月に再稼働を予定していたが、神戸製鋼所の製品データ改ざん問題の発覚を受け、3月に再稼働予定だった4号機とともに2カ月延期。4号機は5月中旬の再稼働を予定している。ただ、3、4号機を巡っては、福井地裁が14年5月に運転差し止めを命じる判決を出し、関電が控訴。名古屋高裁金沢支部で控訴審が争われ、昨年11月に結審したが、判決は出ていない」

 などとの新聞記事からの解説があり、様子を知ることができた。

 設計ではちゃんとしていても、実際の工事や部品素材に噓や間違いがあれば・・・、そして人為ミスも起こる。事故の危険性はいくらでもあるのだ(例はココから)。そして、原発では事故は、他の電力と桁違いの取り返しのつかない破壊をもたらす。

 さらにもう一つ、今朝の朝刊で原発の問題で見落とせないニュースが流れた。

 それは、トルコへの原発輸出の話。

 朝日新聞のココに詳細が出ていたが、「三菱重工業など日本企業がトルコで手がける原発建設計画の総事業費が、想定の2倍以上にふくらむ見通しであることが分かった。計画は原発輸出を成長戦略に掲げる安倍政権が推進しているが、2011年の東京電力福島第一原発事故後、原発の安全対策費がかさみ、日本企業が採算を取るのが難しくなっている。(中略)原発の安全規制を強化する流れが加速したためだ。23年までに完成させるのも厳しそうで、日本側は今年に入り、トルコ側に想定通り進めるのは難しいことを水面下で伝えた。トルコ側からは『失望した』との感想が漏れたという」

 聞くところによると、トルコは日本のような地震国だという。自分の国で最悪の原発事故を起こし収束できていないのに、トルコが信用してくれないで取りやめてくれるのが1番だと感じた。

 まずは、自国の復興を第1にし、再稼働ではなく安全な廃炉の研究をして、現在原発を所有している国にその技術輸出する方がよほど現実的で、世界に役立ち社会貢献になり感謝される、と私は確信している。こんなこと、きっと子供にでも簡単に分かるはずだ。

  一体、原子力推進派の人たちの目はどこを向いているのだろう。自国で大事故を起こし、今も故郷を奪われ戻れない人、仮設住宅に住んでいる人がいて、福島原発の廃炉の目途も経たず汚染水がたまり続けている根本的問題解決もできないでいる状態で、他国に原発を売る話などもっての他ではないか。

  しかも、ビジネスモデルとして成立せず相手国も2の足を踏む中で日本政府が補償の裏づけを与えて推進するなど、今の(増税をしないと国家財政の赤字が解消できない)と言っている状況下で冗談ではない。

  なぜこんな馬鹿げたことをするのか。素人の私にはわからないので、説明があるところを探すと、ココに週刊朝日の去年の記事だが、こんなのが出ていた。是非、クリックしてこの輸出に政府の補償を付けて行う危険性を十分理解してほしいが、この文章まできて、何かピンとくるものを感じた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(週刊朝日より転載)

 「全額補償の後ろ盾があってはもはやビジネスではないとの声が聞こえてくる。 しかも、日立の原発プロジェクトが失敗して多額の融資が焦げ付けば、そのツケは国民に跳ね返ってくるのだ。

そこまでして安倍政権が原発輸出を進めようとする背景には、経産省の思惑も働いていると元経産官僚の古賀茂明氏は話す。

「原発産業はすそ野が広く利権の宝庫。天下り先も多い。それを守るためには、是が非でも原発維持が必要です。経産省内で安倍さんは核武装論者だと思われている。首相の意向を忖度するふりをしつつ、実は、原発再稼働や輸出を進める安倍政権を利用して利権を守る。それが将来の生活保障になるというシナリオです」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  官僚と政権のやりとりというのは、いろいろな角度からみないといけないと、この記事を読んで知った。

  官僚個人の天下り先のためや、核武装を目指しての原発維持など、国民のためには何の役にも立たない。官僚は「公僕」であることを忘れ、「国民のため」の政治といいながらこんな事業ばかり推進しているのは、国民への裏切り行為だ。

  原発が事故を起こして健康被害、生活被害を受けるのは、私たち国民ひとりひとりだ。財産権はもとより、生命も奪われた人たちの無念を自分たちのこととして考えていかないといけない。

  選挙では(〇〇の無償化、経済、雇用、北朝鮮の脅威・・・)などのうわべの言葉に踊らされることなく、誰が本当に国民の生活のこと、平和を考えているか、私たちは賢く見抜く必要がある。検討して間違った投票行動をしないように、日本国民の全ての人にお願いしたい。

  被爆者の悲惨な体験から語られた切なる声に耳をかさず、核兵器禁止条約には不参加。そんな政権に平和を大切にする心などありません。

  周辺住民の避難のことを十分に考える前に再稼働を推進。再稼働する電力会社も後押しする国も、今回の関西電力3基目の再稼働でも、「初めて近接する複数の原発が同時に稼働することになるが、事故時の住民避難計画は同時事故を想定していない」(ココから引用)という。

  再稼働はしたいが、今も福島原発事故後も相変わらず安全対策はコストとの兼ね合いでしか考えていない。本当に周囲の住民の安全を考えてはいないのだ。住民の安全を本当に考えれば、コストは割高どころか核のゴミ処理まで考えたら無限大で計算できないコストになるのだ。原発維持派が原発のコストが安いと主張するなら、それは安全をいまだに軽視している証明でしかない。

  核ゴミの処理目途も展望もない原発を他国に補償付きで押し売りしようとする政権に、日本国民の安全や他国の国民の生命に対する慎重な配慮などあるなどと、あなたは本当に信じられるのですか?

  自分たちのことを中心に考える人間はすべてを結局失ってしまう。地球温暖化の問題が表面化する中で、そして経済がグローバル化する中で、私たちは今や社会全体のこと、世界全体のことを考えなければ活動できないと考える時代に生きている。

  そんな時代に、なんともちっぽけで偏狭な自己中心主義が日本に横行している悲劇。もう、ここでお終いにしよう。今が、その悲劇を止められる最大のチャンスなのだと思う。

  脱原発をすすめ、再生可能エネルギーの力で人々が豊かに安全に暮らせる社会を作ろう。自分のことだけでなく、広く全体を考えられる人間性を心の中に育てよう。

  うそをつかず、情報公開を進め、人々の自由な発言を尊重して、1部の人ではなく社会の人が豊かになることで自分の幸せを享受できることを全ての人と共通の認識にしていこう。

        

 

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早朝にお月様に逢いに起きて

2018-03-14 20:32:37 | 惑星・天体ニュース

   今は月がでていないと思っている方、お月様はちゃんといるんですよ。なんと、太陽より早く夜中に上って、昼間もいるのです。普通に起きて、寝る人には確かにお月様がいないように感じられますが、実は今日だって4時前に東から上ってきて、14:35まで空で皆を見守ってくれていたんですよ。

   いるけれども見つけられないのは、お月様があまりに細くなっているので、太陽の光にかき消されて見えないだけなんです。

   では、どんなに細いか、それでは太陽の光が邪魔する前に撮った写真をお見せしましょう。

        

    ねっ、いい月が朝に出ていたんです。早起きの方は、たぶん明朝も見られると思うので、せっかくなので東空が見えるところであれば見つけてみて下さいね。そして、早起きの人には他にも更に素敵なものが見られますよ。

         

    私は基本はこんな時間にはとても起きられない寝坊助なのですが、月がこの時間しか見られないという時は、月が私を起こしにくるのです。今朝もお蔭で、アンテナの左横には明るい木星が、左にある木の上には火星がいるのが見つけられました。

                       

           

       ここまで木のやや右あたりを拡大したら、火星だと思える星が浮かび上がりました。土星もこの左あたりにいるかと探しましたが、わかりませんでした。そして、木星はというと堂々たるもので。上の遠景写真でもアンテナの横にポチッと見えていますね。

                        

      拡大すれば、この通り。さらにはっきりと明るく見えました。この木星と火星、思い出せば正月後の接近時には、肩を寄せ合うように近かったのに、今は随分離れてしまっています。近かった時の様子は1月7日のこのブログを振り返ってみて下さいね。

             

    この時は、何だか木星の衛星も手振れはあるものの撮れてしまい、火星も赤く撮れました。木星が左で、火星が右ですよ。

    このあと、火星はどんどんおいてかれて離れてしまったんですよ。木星は星座の中を火星ほど激しく移動しないので、てんびん座とともに、のぼる時間を早めているのに、火星はてんびん座より遅く上るさそり座より遅く上ってくるようになったので離れてしまったんですね。

    さあ、あと大事なのは、木星より火星が今は見つけづらいというこの事実です。これが、7月に向けてどんどん変化しますからね。火星がどんどん赤く明るく、大きく見えてきますよ。7月末に久しぶりに火星が地球に大接近するのです。楽しみですね~。「早起きは3文の得」ですね。変化を楽しみましょう。

    そして、今日は試合はないとお伝えしていたイチローのニュースが入りました。イチローがシーズンに入って最初に安打を打つと、それが2つの数字の達成になるというニュースです。

    1.米単独3081安打となって、キャップ・アンソンに並び歴代21位に浮上する。そして、言わずもがな日米通算なら4358安打の方も打てば4359安打・・・・と自動的に世界記録を更新していくことになります。

    2.マリナーズ史上最高齢の安打記録について投手が本職のジェイミー・モイヤーの43歳218日なので、44歳のイチローが打っていけば、その更新はイチローが打つ分だけ更新されていくことになります。因みにマリナーズ以外の大リーグとしての記録では、継続的にプレーしていた人ではフリオ・フランコが49歳で20安打という記録があるようです(ココを参照) イチローが50歳までやれば、この記録もぬりかえられますね。 

      *フリオ・フランコのwikiを読むと、彼が世界のあちこちで野球をして「プロ26年間で公式戦通算4229安打を記録している」と書いてありました。となると、米単独でなく通算記録でいけば歴代2位でしょうか? 

    ヒットを重ねる度に、イチローの後ろに記録ができていく。凄いことですね。今季はさらに彼の目指すチームとしての頂点も狙ってほしいものです。大リーグのチャンピョンとしてのリング、ほしいですねぇ。

    そのためには、明朝も頑張ってお月見をして月パワーをイチローのために貯金しとかなくてわっ!

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朝のお月見のあと、イチロー四球で出塁1得点。

2018-03-13 18:35:38 | イチロー、5000本...

    だんだん早起きせねばお月様が太陽に近くなった上に、細くなって見えづらい時期になってきました。

    今朝は、お月様に起こされて、いつも寝坊な私も5時半に目が覚めました。ベランダに出てみると、でも結構もう明るいのですね。もうちょっと早ければ、木星・土星・火星も見られたかもしれませんが、お月様だけが明るくなってきた空に浮かんでいました。東の地平線はもう太陽がでるのを予感する色に染められていましたよ。

      

     空も晴れていいお月見ができました。

     でも、2度寝して、仕事に出る時に昨日のように「お見送りお月様」を期待しましたが、なんと今日は起きた時点でお月様はもう消えていました。春霞でしょうか、仕事に向かう途中の富士山もまったく姿が見えませんでした。

     イチローのチェックをしていなかったことに気づいて仕事を終えてチェックしてみると・・・昨日は惜しくもノーヒットでしたが、今日は「2番レフト」でスタメン登場、ノーヒットではありましたが、しっかり四球を選んで出塁。仲間のヒットで、今も健在の素晴らしい走りで1塁からホームに入り、解説者をうならせていました(久しぶりのイチローの走りっぷりは大リーグの公式動画ココからチェックしましょう!)

     明日の試合はイチローはでないとすでに言われているようですが、これからも活躍に期待しています!

         

    

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青空の朝に、「お見送りお月さま」

2018-03-12 19:46:42 | 惑星・天体ニュース

  気が付くと、3月7日になったばかりの1時半にお月様を見て以来、4日お月様にあえずにいた。そして、今朝。結構天気が良いので見えるかもしれない~と朝ベランダにでてみると、予想より低い場所でお月様をみつけた。

      

    まだ、しっかり形がある月齢24.1のお月様が久しぶりに空にくっきり見えた。朝の用事を片付けて、仕事に向かう途中の駅で、電車を待ちながら、お月様がどこかで見送りにまだ姿をみせてくれているのではないかな?と探してみると、電車の電線の奥から「いってたっしゃい」と言ってくれていた。

           

     

      今日は、このお月様と会えたお蔭か、マリナースに戻ったイチローが先頭バッターとして登場。ヒットはなく途中で交代したものの、セイフコ球場で久しぶりにプレー。今月末の本戦が楽しみだ。

      何はともあれ、仕事があるのは有難いことだ。

 

   

  

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心が清やかになる内村鑑三「後世への最大遺物」

2018-03-09 13:15:39 | 日記

 内村鑑三。名前は知っていた。でも、名前しか知らなかった。

 ペシャワール会中村哲さんが、アフガニスタンでのその灌漑活動を認められて、大統領から国家勲章を贈られたニュースに触れながら、中村さんの本を読んでいて、彼が若い時に内村鑑三「後世への最大遺物」から影響を受けたとあったので読んでみようと思い立った。

 もともと、これは明治27年(1894年)に箱根の山頂で人々に向かって語られた講演を文章にしたようで、しかも、三笠書房のものが現代語訳だったことから、言葉も優しく語りかけられるような心地よい文章だった。それも助けになったかもしれないが、心に沁み込むように言葉が入ってきた。

 中村哲さんのその後の人生を決定づけるだけの力をもったことも頷ける素晴らしい内容だった。人間は生まれて何をすればよい人生になるのか。若いうちにこういう本に出会っていると、いい人生が送れるだろうと思った。

 これを読んで下さっているあなたのご年齢は?もう人生の残り年数を数えている私にも意味があると思えたので、大丈夫です(笑)

 人生において何を残せるのか。ユーモアと人を飽きさせない話術で、今120年後にいる私の心をも温かく人間らしい気持に高めてくれる内村鑑三という人に魅了された。

 たとえば、

・ 今ここに丹羽さんがいませんから、少し丹羽さんの悪口をいいましょう(笑いが起こる)後でいいつけてはいけませんよ(大笑)丹羽さんが青年会において「基督教青年」という雑誌を出した。それであの雑誌を何でも私のところへだいぶ送ってきた。

 そこでこの前東京へでましたときに、先生が「どうです、内村君。あなたは『基督教青年』をどうお考えなさいますか」と問われたから、私は真面目に、また明白に答えた。「失礼ながら『基督教青年』は私のところへ持ってきますと、私はすぐあれを厠(かわや=トイレ)へ持って行って置いてきます」。ところが先生がだいへん怒った。それからわけをいったのです。(略)じつにつまらぬ雑誌である。なぜつまらぬかというと(略)青年が青年らくないことを書くからである。(略) 私の欲するところは、社会の欲するところは、女よりは女の言うようなことを、男よりは男のいうようなことを聞きたい。老人よりは老人の思っている通りのことを聞きたい。それが文学です。それゆえに、ただわれわれの心のままを表白してごらんなさい(略)それが、われわれの遺物です。 

    *あんまりな発言に思われたが、なんとも伸びやかな語り口に、悪口もみんなの笑いを誘い、きっと悪口をいわれた人をも説得してしまうかもしれないと思える人柄だったのだろうと思えた。

・先生になる人は、学問ができるかー学問はなくてなりませんけれどもー学問ができるかよりか学問を青年に伝えることのできる人でなければいかん。その伝えることは一つの技術であります。短い言葉でありますけれども、この中に非常の意味がはいっております。

    *物事の本質を見ることに、内村鑑三は長けていたのだと思う。

・二宮金次郎の言葉として 「天というものはじつに恵みの多いもので、人間を助けよう助けようとばかり思っている。それだから、もしわれわれがこの身を天と地にゆだねて、天の法則に従っていったならば、われわれは欲せずといえども天がわれわれを助けてくれる」という考えを紹介している。

    *人間世界の法則より、もうひとつ空を見上げた世界をもって信じて生きると、きっと救われることも多いと感じる。それが、ある人にとっては何かの宗教だったりするかもしれないが、そうでなくても天の法則を心に感じて生きるのでもいいのだ。

・種々の不幸に打ち勝つことによって大事業というものはできる。それゆえに、われわれに邪魔のあるのはもっとも愉快なことであります。反対があるほど面白い、私はそう思う。(略)われわれが熱心をもって(困難に)勝てば勝つほど、後世への遺物が大きくなっている。ヤコブのようにわれわれの出会う艱難についてわれわれは感謝すべきではないかと思います。

     *挫けない心を培う。邪魔者を愉快と感じる。これは困難に立ち向かう時に力になるだろう。

「デンマルク国の話」というのが、この本にはついていたが、これも素晴らしかった。

  戦いに敗れたデンマルク人が、国を削られ、国民も意気消沈していたが、帰国して故国復興はできると、荒漠を豊かな地に変えればいいのだと、敵に対する復讐戦を計画するのではなく、鋤と鍬で残っている領土の荒漠と戦い、敵に奪われたものを補うために、水をそそぎ、研究を重ねてそこにモミの木を植えた。植林の成功で、農業が一変し、夏季の降霜もなくなり、小麦や、砂糖大根、穀類や野菜も植えられるようになった。

  国は戦争に負けても亡びません。戦争に勝って亡びた国は歴史上、決して少なくない。国の興亡は戦争の勝敗によるのではない。その民の平素の修養による。大陸の主が富者とも限らない。小島の所有者が貧者でもない。

  富は有利化されたるエネルギー。エネルギーは太陽の光線にもある。海の波濤にもある。吹く風にもある。噴火する火山にもある。もしこれを利用することができれば、ことごとく富源となる。外にひろがらんとするよりは、内を開発すべきである。

     *まるで、今の再生可能エネルギーの潮流が見えていたような、その先見性に驚かされた。

  国の実力は軍隊ではない。軍艦でもない。金でも銀でもない。信仰である。

     *ちょっとコピーが大変なので、端折った書き方になったが、解説者の竹内均が(特にこの「デンマルク国の話」からは、感銘を受けた。敗戦の混乱の中に放り込まれた日本人に未来の日本のいくべき道を示した。当時33歳の内村の預言書ともいえる)、とあとがきで述べており、愛国者でありながら決して排他的、盲目的な愛国者でないところを評価している。クラーク博士は去った後だったが、その影響の強く残る札幌農学校に学び、キリスト教徒となった内村。渡米して学んだ経験も手伝い、広い視野を持っていた内村は、日露戦争では開戦に反対し、天皇を神として崇めることにも反対したという。あの時代に、凄い人だったと思う。

  さてさて、最後まで私の覚書のような、内村鑑三「後世への最大遺物」についてのブログを読んで頂き有難うございます。ここまで読んで頂いたお礼に、もし内村鑑三に興味を持ってくれた方にプレゼント(?)です。本を買えない、図書館に借りにいく暇がない方のためにいいものを見つけました。

 「青空文庫」です。クリックして頂くと、たくさんの著作権が切れた本が無料で読めるようになっています。 上記の「後世への最大遺物」もここで無料で読めます。「デンマルク国の話」も無料で読めます。ココで内村鑑三の本がなんと9冊も読めるように公開されていました。

 偶然気づいたのですが、たくさんの作家の名作が無料で見られるようです。どうぞ、利用して良書にいっぱい巡り会って下さい!!!  

 

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イチロー、大リーグで継続の道を開いたが

2018-03-08 23:55:12 | イチロー、5000本...

  さあ、正式に古巣マリナーズに返り咲きが決まったイチロー。大リーグでプレーを続けられる喜びは、本人にとってもファンにとっても胸に迫るものがあった。だが、会見では、記者に目がうるんでいるのでは?と問われ、こういう会見の場合、目が潤んでいることがメディアにとっては大好きみたいですけど、おそらく目が潤んでいるように見えるとしたら、時差ボケの影響かと思います」と答えたイチロー。

  その会見の様子は、スポーツナビのココから確認して頂くとして、やはり彼の気持ちを1番現していたのは、「2012年7月にシアトルにサヨナラを告げてその後、ニューヨーク、マイアミと5年半が過ぎたんですけど、その間も僕の家はシアトルにあって、ニューヨークから家に帰る時も必ずシアトルの景色を見ながら家に帰る……マイアミからもそうでした。いずれまたこのユニホームを着てプレーしたいという気持ちが、僕のどこかに常にあったんですけど、それを自分から表現することはできませんでした」というところだろう。

  2001年から2012年、歴史に残る記録を残したマリナーズを去るに当たって、いろいろあったにせよ「結果的には1番勝ってないチームから、1番勝っているチームに行くということになるので、テンションの上げ方をどうしようかなと思います」と言った彼のコメントがきっとヤンキースに自分から移籍を希望した1番の理由だっただろう。でも、ヤンキースに移籍してから、最善を尽くして、苦労も重ねながら、結局なかなか勝利の女神には恵まれず、ワールドシリーズへの道を見いだせず、バッターボックスに立つ機会が555、385、438、365、そして去年は215打席と、ベンチで控えるつらさを味わった。

  そんなイチローが、どんな思いで帰宅する時に、自分の華々しい時代を築いたセイフコフィールドを見つめたのか。自分から出た身としては、自分からは言い出すことはできなかった。”WELLCOME HOME” お帰りと本当にマリナーズファンに受け入れてもらえるためには、「今、マリナーズが必要としていること、そこに力になれるのであればなんでもやりたい。そういう気持ちですね。僕が今まで培ってきたすべてをこのチームにささげたい、そういう覚悟です」という彼の心に偽りは微塵もない。

  実は、日刊ゲンダイでは「出戻りのベテランを待ち受ける意趣返しがあるだろう」と予測する記事を流している(ココから)。その最後に書かれているように、期待に応えられなければ、故障者が復帰してきた時またベンチを温めなければならない時を迎えることになるかもしれない。それを1番よく分かっているのもイチローだ。

  古巣でのシーズンを迎えるイチローに、月を見てツキパワーを送る日本のファンも楽観ムードではなく、一緒に戦うような気持なのだ。だから、ここはしっかり 29日の本戦開始までにツキパワーを貯めておきたいところなのだが・・・う~ん、今日は天気が悪くてお月様も顔を出してくれそうにない。

  お月様、今シーズンもよろしくお願いします!!!

  

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