今日は、いろいろ続けざまに人がきて大変でした。しかも、問題が多くてぇ。思わず1時間以上終業が遅れ、ヘロヘロになって帰る乗換駅で「そうだ、お月様がお迎えに出ているのでは?」と思い出して、駅の外に出てみると・・・
お月様は、もうこんな膨らんだ姿で空の上でお迎えしてくれました。
「お疲れ様~~~」「ただいまぁ~~~」
今日は、もうできあいの夕飯を買って帰宅しました。
帰宅して、佐川元理財局長の「刑事訴追の恐れがありますので~」発言のニュースを聞き、二階自民党幹事長の「安倍総理大臣をはじめ、政治家がどう関わっていたかが1つの焦点だったが、幸いにして関与がなかったことが明白になったと思う。麻生財務大臣の疑いは晴れたと思うし、安倍総理大臣や夫人の昭恵氏の関与についても、深まったとか、さらに問題点があるとは思っていない」という発言を聞いたら、胸が悪くなりました。
自民党の徹底的に調べるっていうのが、これですか???国民をバカにしないでほしい!!!
迫田元理財局長と安倍首相が何回もあっている事なども分かっているし(ココから)、もっと追究の仕方はないのでしょうか。これについては、福島さんもこの前これに触れて迫田氏の証人喚問を要求していましたが(このブログココへ)、もっと野党に追及する時間をあげたかった!自民党の質問は茶番ですね。
衆議院の共産党宮本氏に質問で、「去年森友関連の文書が破棄されて残っていなかったというのは虚偽答弁でしたか」と聞かれ、佐川氏は「規則によると1年で破棄するはずなのでないと答え、丁寧さに欠けた答弁でした。申し訳ありませんでした」と謝罪しました。ただ、重ねて、でもあなたは「(宮本)委員からのご依頼を受けて確認したけれど、なかったと答えているじゃないですか。虚偽答弁でしたよね」との問いに、「改めて、規則を確認したということでございました(から虚偽ではなく、実際に調べないで答弁したのは謝罪します)」と答えた佐川氏。
国会で「文書を探してください」と国会議員に要求されて、(文書がないか探すのでなく、文書の保持期間を決めた規則の確認をした?) こんな国民の知りたい気持を隠ぺいする官僚は、いったい誰のための官僚なのだろう。これまで、あなたに使われた私の税金分を全部返してほしいです。あなたの給料は国民の税金で払われたのです!
国民の代表である議員をバカにするにもほどがあります。丁寧さに欠けたという次元の話ではないです!のーぱんしゃぶしゃぶ事件でもそうでしたが、官僚は昔も今も国民の方をまったく向いておらず、自分たちの利益と保身に邁進する人々なのだとゾッとしました。日本がこんな官僚たちによって維持されているのなら、日本が亡びるのは近いです。
財務省からも、前川元文科省事務次官のような、国民の目線で真実が言える人がひとりでも出てきてくれることを望みます。本当に、一人としていないのですか???本当に、日本も情けない国になったものだとため息がでました。
森友問題は、徹底した追及が必要だと思います。
佐川氏が刑事訴追を恐れて答弁しないところが大事な部分の大半だったと思われますが、佐川氏は検事に対しても黙秘権を使うのでしょうか??? 検事たちにここはみっちり追及してもらい、真実に肉迫してもらうしかないですね。でも、検察庁でも黙秘権を使われたらどう攻めるのでしょうか、心配です。
ただ、実はこの問題で国民が忘れてはならないのは、森友学園の「教育勅語」を暗唱させた幼稚園で象徴された日本会議の思想です。これに大いに国民は注目しないといけないと私は思っています。
首相の妻が名誉校長をし、日本会議系の議員が講演をし、首相が100万円を寄付してくれたとまで籠池氏が言っていた、日本会議系の人々の後押しをされていた森友学園の小学校。それが、忖度であれなんであれ、特別な配慮の元で大幅な値引きを受けて話が進んでいたことは隠しようもない事実です。
削除された部分に、「法律に基づき適正な時価を算出する必要があるため、価格についてはどうにもならないこと、本件については学校の設立趣旨を理解し、これまで出来るだけの支援をしていること」(ココから引用)というのがありました。設立趣旨を理解して支援したのですか?官僚が本当に、「教育勅語」を唱える幼稚園をもつ学園の小学校の設立を支援したのですか???
それって、憲法に抵触しないのでしょうか。義務教育でもし「教育勅語」を唱えるようなことを子供たちにさせて。「教育勅語」は、そもそも天皇を中心とした考えに基づいているものです。だから、現在の憲法とは相いれない内容で、教育から排除され失効確認されてきたものなのは、誰でもが理解しているし、おかしいと思えないのが不思議すぎます。文科省はどんな見解になるのでしょうか?
現政権を支える主流が属する日本会議は、現憲法をアメリカから押し付けられた憲法だという立場から、自分たちの自主憲法に改めることを大目標に掲げて、今もこのような状況下でも憲法改正の歩みを止めようとしていないのです。「教育勅語」も悪いとはいえないと菅官房長官が答えています。部分的に悪くない?とか言葉を濁していますが、復活を狙っていなくてなぜこんな発言が出るのでしょうか。
日本会議の政治家は、「戦後レジームからの脱却」といって、アメリカの持ち込んだ「自由」「民主」という考え方を否定しています。こんな考えをもった政治家が、今の「自由民主党」という名前の党の中心にいるのが何とも皮肉なことです。
こういうと、そんなはずはないと思う方もいるかもしれませんが、是非この際、財務省の説明で削除されたところにあった「日本会議」という「重要なキーワード」を今しっかり勉強しておきましょう。
議員ではどんな議員が日本会議に属しているかは、日本会議議員懇談会、というところでチェックしてみられます。靖国神社にいく議員は、日本会議の方と思っていいのではないでしょうか。さて、こういう議員に投票したことがあるあなたは、本当に戦後の自由で平和を享受し、経済発展を遂げてきた日本の姿を、戦前・戦中の国に命を捧げた国家中心の社会に変えたいと思っていますか? 自分の子や孫が、「教育勅語」を唱える国、国の為に命を捧げる愛国心をもった子供たちに溢れた国にしたいですか? 日本会議の人の言葉によく耳を傾けて、何を訴えているか気を付けて注目して下さい。
私は、今の憲法の戦争放棄も基本的人権も、国民主権も、それによって日本が平和を維持してこれたと思い、誇りに思っています。私は、日本人以外の世界の人と接してきて、地球の裏にも住んで生活したことがあり、地球のどこに行っても同じ人間として共鳴し合い、仲良くできる人々がいることを知っています。
愛国心という狭い考えではなく、今の時代は自国の利益のためだけでなく世界が同じ地球を共に生きていくものとして、理解し合い、互いに補いあいつつ、無駄な戦争で人の命を失うことのないように平和の道を目指すことが大切だということを知っています。そして、世界の人と一緒に共存の道を選ぶことが、自分たちの国の国民の利益になるということを知っています。他の国と争って、自分の子供や孫の血を流すのも、敵と想定された他国の人の血が流されるのにも、一切加担したくありません。あなたも、それは同感だと思っていただけるのではないでしょうか。
人を傷つければ、傷ついた人の報復も受け入れねばなりません。今の時代は、自国主義にまた陥ろうとしている国が多くなっているように思えます。
でも、すでに第一・二次世界大戦、ベトナム戦争、湾岸戦争、過去に繰り返された多くの戦争で、大切な人々の命が奪われ、その家族の苦しみが続いたことを知っているはずの私たちです。
私たち人間は、過去の過ちに学ぶということができないのでしょうか?
日本会議の人たちの言葉に共鳴している方や、そこに属する議員に投票した方に問いかけたいです。あなたの住むところにテロや原爆が落とされることを防ぎたいと思いますか?防ぎたいと思うなら、世界の人々と銃を突きつけあうのでなく、手を繋いで仲良くやるのが一番でしょう。
武器を持にしていては、他の人と理解し合い結びあう手が塞がっていて、手が繋げません。
今の政権は、手により強い武器を持とうとしていること。そのために、憲法を改正しようとしています。被爆者が訴えても、決して核兵器禁止条約に参加してきませんでした。原発も福島事故で多大な被害を国民が受けて故郷を追われている人がいても、絶対安全と保障できない原発の再稼働を進めています。他の国に原発を売る手伝いも保証を付けてしようとしています。これって、本当に国民の平和で安全な幸せな生活を考えているのでしょうか?
現政権には、一刻も早く退場してもらわないといけません!現政権下でのいかなる憲法改正にも、NOです!
走り出させては、もう止める機会がなくなります。暴走する車を止められるのは、今しかありません。