月が明るく東空に輝いていますね。
<2018年3月1日17:07>
何か、ちょっと赤すぎた色になっていますが、たぶんカメラの調整の問題だと思います(苦笑)。
でも、どこが欠けているか分かりづらいほど満月に近いですね。明朝9:51にちょうど満月になるお月様なので、もうこんなに丸いのですね。今朝は、病院の付き添いがあったので、春の嵐がどうなるのかと気がもめましたが、雨も止んで風もなく車で行けてひと安心でした。
今日は、久しぶりに心を明るくしてくれるニュースがありました。私が尊敬するペシャワール会の中村哲医師が、アフガニスタンの大統領から 外国人としては異例の同国の勲章を受けたそうなんです。でも、朝は嵐の話題ばかりでニュースではあまり流れなかったのが残念。調べたら、NHKでは福岡ではニュースを流したようです(ココから動画付でニュースがみられます)。ペシャワール会の本拠地が福岡だということもあると思いますが・・・。
中村哲さん、NHKのETV特集でやったのを見たことがありますが、最近ちょうど澤地久枝さんとの対談本を読んだところでした。医師として1984年にパキスタン北西部のペシャワールに行き、ハンセン病やアフガン難民の治療に最初は従事。でも、そこでは病気を治す以前に必要なものがあることに気付いたそうです。水がない! そこで、病気の人を直す医師として、医療行為の延長として灌漑の仕事にとびこむことになったそうです。素人ではあったが、日本の古くからの灌漑のやり方に学び、地元の人々もそれに倣い一緒に働き、日本の人々が寄付を集めて財政的に支える中で、今に至るまで34年もの間で水路を築いてきた! そして、いまや60万人の人が農業で生活できる水を供給するに至ったという。
日本が誇れる素晴らしい方です。それでも、助けられた人は、3500万人のアフガニスタンの人口の中では一握りとも言われていました。
でも、今回の大統領の勲章は、名誉だけでなく、大統領自らが中村さんの書いた用水路建設の技術書を6時間かけて熟読して、「あなたの仕事がアフガン復興の鍵だ」と言ってくれた!そこが1番大切なところです。この大統領なら本当に中村さんのやり方に学んで、アフガンに今度は国として水路増設や国の復興に力を発揮して、中村さんの活動を国全体に広げてくれるかもしれないのです!
中村さんも、勲章よりも大きく協力の輪が広がることに期待をかけているようです。日本は、こうした形で国際社会で活躍していくのが、平和を愛する日本人らしいやり方と私は思っています。戦争は嫌!平和を構築するのは、武器はかえって邪魔になるということを危険な場所で活躍している中村さん自身も語っています。中村さんの話を聞きたかったら、インタビュー記事を見つけました(例えばココなど)
動画もyoutube で探せばみつかります。NHKEテレの「武器ではなく命の水を」というドキュメンタリーを見ましたが、再放送してほしい素晴らしいドキュメンタリ―番組でした。
今、時代は過半数を握った政権が、国民を置き去りにして気持が悪くなるようなやり方で突き進んでいくのを感じます。党名に民主とあるのに、主である国民がついていけるように説明もされません。あなたが、もしこの政権に投票して日本の国を動かしてもらおうとした方だとしても、今の乱暴なやり方に納得いかないと感じているのではないでしょうか。
その党とタグを組んでいる党も、平和を愛し、世界に信者を広げている宗教団体と関係が深く、信者の指示を受けているのに、何だか納得いかない政策に組しているようです。創価学会インターナショナルの池田大作会長は、ノーベル賞受賞に祝電を送ったそうですし、そもそも「創価学会インターナショナルは、私たちICANにとって最も古く、一貫したサポーターの1つです。核兵器の禁止と廃絶を目指す戦いにおいて、計り知れないほどの重要な役割を担ってきました」とICAN事務局長に言わしめる活動を積み重ねた実績があるようです。(聖教新聞17年12月13日) 党と宗教は別というのではなく、ここは強引なやり方を制止させる側に立って、日本が間違った方向にいかないように、国民をおいてけぼりにしないように力を加えてほしいと思います。
とにかく、1度憲法改正に踏み出せば、乱暴なやり方で踏み荒らされるのは、今の強引なやり方で目に見えています。ここは、いかにしても1回立ち止まることがいかに重要か。考えてみて下さい。走って人を突き飛ばすようなやり方がやめられるまでは、立ち止ってもらいましょう。それには、その政権に力を与えたあなたの制止の力こそが1番の力になります! よろしくお願いします。
中村哲さんの動画や文章を読んだ方は、どうして彼の活動が60万人の人に生きる力を与えるまでに至ったか、きっと分かるはずです。中村さんは、人の気持ちに寄り添い、相手を理解し、自分は違う宗教であるにも拘らず、アフガニスタンの人たちの信じるイスラム教のモスクの建設にも力を貸しました。自分と違うやり方にも敬意を払える彼の広い心が、アフガニスタンの人々を動かしたのです。そのような、国民の気持ちをやすらがせてくれる、国民の気持ちに寄り添える指導者が日本にもほしいと心から思います。
お月様、中村哲さんの活動が、広く日本の人たちの心の中に、希望の光をつけて広がってくれるように、どうぞ力をください!