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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

昭恵夫人と元理財局長・迫田氏の証人喚問を!(福島みずほ)

2018-03-20 20:14:00 | 日記

   森友問題は、本当のところが全然見えてこず、国民の疑念は深まるばかりだ。

   そこで、疑念を持っている人にお薦めの国会での質疑応答を前回の本多さんに続いて紹介してみたい。

   今回は希望の会(社民党)福島みずほさん。鋭い質問で、昭恵夫人と迫田元理財局長の証人喚問を次々に求め、非常に明快で鋭い突っ込みをしてくれて、しかもこの質疑を見ている人々に知ってほしい所を、かゆいところに手が届くように質問してくれているのもいい!

   見る要領はほとんど衆議院と一緒ですが、まずは 参議院インターネット審議中継をクリックしてください。

   

   この画面が出たら、左のカレンダーで「3月19日」の19をクリックします。

     

    上の画面が出て来たら、右下に「予算委員会」がこの日あったと表示がでます。今回はこの「予算委員会」と書かれたこの青い四角をクリックします。

    ちょっと時間がかかりますが、予算委員会のスタート画面が出て、この画面の下の方へスクロールしていくと、「発言者一覧」が出てきます。

    一覧の中から「福島みずほ」さんを選んでクリックします。結構下の方でしたよ。クリックすると、福島さんの質問の最初から動画で見ることができます。社民党は人数少ないので時間も短いですが、短時間でも中身の濃い内容で感心しました。

    

    

  

   安倍昭恵夫人の証人喚問要求と共に、迫田というキーマンと目される佐川の前任の理財局長の証人喚問を要求していることに注目です!!!持っていき方が、うまいです。

   これまでの経緯を振り返るのにも、要点をしっかり捕まえていて、分かりやすいです。

   その上2015年に安倍首相が理財局長・迫田(佐川元理財局長の前任者2016年6月まで)さんと5回面談している。特に昭恵夫人が名誉校長に就任した頃にも会い、この局長が8億円のごみの問題を扱っている。など、厳しく安倍首相を追求。安倍首相のまだるっこしい返事にイライラさせられる場面もありますが、やり取りが見応えあります。

 佐川に変わった時にこの迫田前理財局長は、国税庁長官に栄転している(佐川と同じだ!)。この迫田の証人喚問を要求した福島さん。なかなか短い時間の中でたくさんのことを引き出しているのに感心します。面談について、首相は「他の郵政株の売却の案件について話すためだった」と説明しつつ、迫田と会ったことは認めています。福島さんはその時のメモがないかと要求しましたが、ないと返答。どこからかメモでもでてくると虚偽答弁となり、関係が証明できるのですが・・・。

   戦前の教育である教育勅語を推奨するような学校を応援していたことについて(夫人は名誉校長になって安倍夫妻はこの学園を応援していたが、今の総理の認識は?)と問われると、首相は「今はその認識よりも、籠池氏がこうした形で起訴をされるに至ろうとしている訳でありまして、そこに至って名誉校長を引き受けるべきではなかった」と返答している。

   「応援する気持ちは今も変わらないのですか?」とさらに重ねて聞かれ、「籠池氏の学校を応援する気持ちはもう勿論ない訳でございます。他方、教育勅語と籠池氏の結びつきについては私は十分に把握はしてない。実際にその精神で本当に学校を運用しているということは、今の段階ではもうなんともいえない状況になっている訳でありまして、なんともコメントのしようがない」

   「『私の考えに非常に共鳴している方から小学校を作りたいという話がありました』と言っていますよね。この学校はいま、お金のことも問題になっていますが、この学校を夫妻で、特に安倍昭恵夫人が力をいれていたということが問題なんです」と言って次の話に移った。

     *福島さんの持ち時間が少ないために、(教育勅語を暗唱させるような教育は、教育基本法に抵触しないか!?)とも思われ、憲法の民主主義、国民主権に反する理念と言え、そんな幼稚園の小学校を応援していたことをもっと追究できたらと思った。「今はその認識よりも~」と言葉を濁したが、今も認識は変えておらず、菅官房長官も「教育勅語も悪い所ばかりではない」と言っていたのを思い出そう。とんでもない発言だ。現政権が戦前回帰の思想によって国会主義復活を目指している政権であることを、今後もっと浮き彫りにしてほしいと野党には期待している。

   この福島さんの質問によって召喚を検討しますと言わしめた迫田英典・前理財局長については、「安倍首相とも近い関係迫田英典氏こそ森友問題キーマン」という日刊ゲンダイの記事を読むと下記のようなことが書いてあった。

   「国と学園は、2015年5月、国有地の定期借地契約を締結している。その交渉過程で、当初、近畿財務局は<無理に本地を借りていただかなくてもよい>(3月31日付「法律相談書」)というスタンスだった。ところが、15年7月に迫田氏が理財局長に就任すると流れが一変する。籠池氏が「神風が吹いた」と驚いたほど、近畿財務局は森友学園寄りにスタンスを変えているのだ

   迫田前理財局長は重要人物で、森友問題に首相が直接関与したことがココをもっと攻めていくと明らかにできるかもしれない。証人喚問には、昭恵夫人とともに出てきてほしいものだ。証人喚問の要求に即座に答えないこと自身が国会を愚弄して、本気で究明に答えようとしていない、答えたくない証拠だ。それは、とりもなおさず隠していることがある証左と見るのが自然だろう。

    虚偽答弁、虚偽文書でこれまで1年の質疑を無駄にされた上に、去年臨時国会を開いて説明をしっかりしてくれという野党の要求を無視して国会を開かず。さらには、「丁寧な説明をする」と約束していたのに解散総選挙で国民を裏切った。そこで選ばれたことを理由に暴走を続ける現政権に、正当性はない!

    これまでの森友への政府の態度を総括して、この森友学園の全体像を浮き彫りにしてくれている福島さんの質問には説得力がありました。是非、ひとりでも多くの国民に見てほしいと思います。

    福島さんの質問を一緒にかみしめながら、是非 現政権の本性を皆でしっかり目を見開いて凝視しましょう。

    

    福島さんにもっと時間を与えてあげたかった。自民党は質疑応答の時間を自党にももっと配分すべきだと主張し、ココで検索から様子を見てもらうと分かるが、噴飯もののバカな質問などが起きている。まったく、あきれ返る党だ。   

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