2009年の12月26日に初めて出かけた「お花見」の時には未だ3分咲きだったこともあって、今年は少し時期をずらして年が明けた後の満開の桜を見ようとCLLの仲間50名と一緒にドイ・プイ(プイ山)の裾野まで昨日出かけて来ました。
ドイ・プイの桜は「ヒマラヤ桜」と呼ばれる品種の桜で、原産地はヒマラヤ山脈で、標高1100~2300mの暖温帯に分布しているそうです。
日本にはネパールのビレンドラ国王が日本の東大に留学中、熱海市に種子を寄贈され、この種子から育てられた3本が特に知られています。
秋咲きで、毎年11月下旬から12月にかけて薄ピンク色のオオヤマザクラに似た花を咲かせ、常緑で、正月には若葉がでます。
この桜はチェンマイ及び北部タイでは毎年正月頃が見頃と言われているのですが、事前の現地情報の入手が難しく、現地へ到着するまで開花の状況が掴めません。
「今年こそは満開のお花見を・・・」と期待を膨らませて出かけたのですが、結果は残念ながら前回よりも悪く「二分咲き」でした。
しかし抜けるような青空の下で美味しい空気と美味しいお弁当を食べながら、<花より団子>の気分で日帰りドライブを堪能して来ました。
お花見は「二分咲き」で残念でしたが、お天気、昼の弁当・ビールと人間さまに恵まれ楽しかったですね。
花と言えば、やはり<さくら><サクラ><桜>を思い描きます。それも、小学1年生の入学式に満開だった場面が脳裏に浮かびます。
「校庭に 目に色淡く 散るさくら}
世界的な傾向ではありますが、昨年末からチェンマイのお天気が例年とかなり違っていて少し不気味な気さえします。
12月末にほぼ終日降った雨・・・、そして昨日の夕方の小雨、また未明にはかなりの雨脚の雨がありました。
4年余りチェンマイ暮らしをしている私にとって、これは正に「異常気象現象」です。
桜の開花が狂ったのもきっとそのせいなのでしょう・・・。