ボイボイ日記・ダバオリターンズ

南国フィリピン南部の街ダバオで
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スコータイのロイクラトーン

2008年11月14日 | 海外ロングステイ

旧暦12月の満月の夜(新暦の11月中旬で、今年は11月12日)に行われるロイクラトーンはタイで最も美しいお祭りと言われています。
チェンマイやバンコクでもロイクラトーンは開催されていますが、このお祭りの起源はタイ最初の首都スコータイで始まったお祭りです。
     
     

チェンマイから約300Km南に行ったバンコクとのほぼ中間地点に世界遺産に登録されているスコータイ遺跡があります。
スコータイ王朝はちょうど日本の室町・鎌倉時代が絶頂期だった頃の王朝で、スコータイ王朝は「幸福の夜明け」という意味の名前に相応しい繁栄を見せましたが、1378年にアユタヤの属国となって約140年の短いながらも輝かしい歴史の幕を閉じました。
スコータイのロイクラトーンのハイライトはワット・マハータート遺跡で上演されるスコータイ遺跡劇。
「光と音の祭典」と銘打った野外劇のタイトルは<The Glory of Sukhothai>(スコータイの栄光)。
総出演者数400名以上の一大スペクタクルが約1時間に亘って繰り広げられました。
この日の上演では1991年に天皇皇后両陛下がスコータイを訪れた時に披露された演目と全く同じ演出で上演されました。
クライマックスには大量の花火とコムローイ(熱気球)が夜空を染め迫力も満点でした。