ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

「天命」なのでしょうか・

2011年04月18日 05時27分16秒 | Weblog
ようやく被災地でも復興活動に向け、本格的な動きが出てきたようです。

しかし、原発施設のある福島県ではまだまだ大変な事態が続きそうです。
東京電力から、福島第一原発の収束に向けた工程が発表されましたが、
6ヶ月から9ヶ月を要するようですから原発対策だけでも年内一杯は厳しい状況が続きそうです。

地震と津波は悔しいけれども「自然災害」です。
いくら恨んでみても、当たり所のないどうしようもないむなしさを感じます。

しかし、福島原発の問題は、
明らかに「人的災害」ですから、政治と、東電の責任が問われることになるはずです。
一体、どのようにしたら、地域復興ができるのか、
政府により避難させられた人達はいつになったら故郷に帰る事が出来るのか、
我が国の「政治の力」が試されることになります。
こんな時こそ、立候補の際に「国民の生命と財産を守る」とマイクで叫んできた政治家の皆さんが力を発揮すべき時です。

仮に、東電の会長、社長が辞職したとしても、何の意味もないように感じています。
これからは政府の政治力が問われる事になります。
国民も、政治に対する認識を変える必要があります。

当社としては、社員と共に
既存ユーザー様だけでなく、システム導入に向けて動きだしてきた企業各位に対しても、全力対応させていただきます。
すでに、被災された企業各位に対する対応については極力無償対応させていただくことを決定して動き出しました。
ご要望や何か困った事がありましたら、どうぞお気軽にお申し付けください。

我々が提供している石油ビジネスソリューションは
石油ビジネスの根幹をなすコアなシステムですから、今後も恒久的に活用して頂くことを前提としています。

とくに、灯油配送システム『雪ん子』に関しましては、
仮に、SS施設が破壊されたとしても「灯油配送ビジネス」だけで充分に生活の基盤が確保できるだけの潜在パワーを持っている事が全国各地で立証されています。
今後は「雪ん子」をビジネス再生の突破口として活用して頂けるようにサポートさせていただきます。

たった一週間の時差で、
災害から免れた私としては、このビジネスが「天命」なのだと考えています。
「あの時」、スケジュールが一週間遅れていたら、確実に私も津波に飲みこまれていたはずなのです。

まだまだ、世のために仕事をするようにと云う啓示なのでしょう。
美しい三陸海岸を想いながら、これからも頑張ります。

頑張ろう! ニッポン!!!

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