ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

石油流通ビジネス・勝ち組企業の方程式

2010年04月22日 06時06分43秒 | Weblog
昨日は関西から関東まで車で移動しました。
ガソリン価格もだいぶ上がってきたようです。
レギュラーで137円/㍑から131円/㍑までの幅があります。
地域差とでもいうのでしょうか、それとも対応が遅れているのかだいぶ差がありますね

群馬に入って、一社だけレギュラー141円/㍑というのがありましたが、
あれは、間違いかもしれません。それとも看板書き換え中だったのでしょう。

高速道路のガソリンの看板もそれぞれ異なる価格が提示されてきたようです。
昨日は、長野県と群馬県で価格が異なっていました。
群馬の価格のほうが若干安かったように思います。
今後は高速道路のガソリン価格も統一では無くなるようです。

今回の価格上昇がどこまでいくのか、まだ判りませんが、
原油価格はまだ上昇するという見解が多いようです。
しばらくは値取りに専念の時期が続きそうです。

中には、他社より値上げを遅らせて拡販を・・・、
などと、旧泰然とした考え方の方がいるかもしれませんが、
今回は、まだ先がありそうですから、まずは値上げ市況にのる事が大切です。
「損は自分持ち」といったところですから

昨日は、30店舗近いSSを運営していながら、
本社管理部門スタッフが社長や営業スタッフを含めて10名以内という企業へ伺いました。

色々、勉強になる事があります。
一般的な石油流通企業と比較すると、管理部門コストはかなり合理化が進んでいるようですが、
軽油税申告業務の完全省力化など、さらなる業務省力化に挑む事になるわけです。

正確性と業務処理のスピードアップ、リアルタイムな流通管理体制構築が石油ビジネスのさらなる可能性を拡大します。

全国には、まだまだ優秀な石油流通企業がたくさんあります。
スケールメリットと業務合理化がキーになってくるような気がします。