厳しい経営環境となりそうなＳＳ専業者

定修によるタイト感とも相まって全国的に販売価格も上昇中です。
昨日は車で張距離移動しましたが、１３３円程度の価格表示が増えているようです。

最近、北関東エリアではＰＢ系業者が減少しています。
需給面では不利な状況が発生しているのが理由のようです。

販売店レベルの商売では業転仕入に依存しなければ経営が成立しないという現実もありますが、
系列とＰＢ業者の経営格差はさらに拡大中。

ＰＢというよりも、汚れた塀やキャノピーをみていると「マークはく奪」と思われるケースも多いと思われます。

仕入れに関する条件も厳しさを増しているようですから、資金力も問われています。

「ＳＳ部門」と「直売部門」を両立しているケースでは、
「ＳＳは系列玉」、「直売は流通玉」というように明確に区分できる経営規模の業者であれば、有利な展開の模索が可能なようです。

「ＳＳ専業者」にとっては経営の選択肢が狭まっています。
とても、店頭販売オペレーションだけでは経営が成立しない状況です。

そんな状況ですから、
「灯油配送ビジネス」は生き残りのための条件ともなってきました。

ＳＳを閉鎖しても灯油ビジネスだけでもビジネスとして成立する時代が到来しつつあります。

ＳＳを起点とする外販ビジネスはさらに拡大する予感です。