幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

塩田平にかかった虹の架け橋

2022-04-15 | 日記

昨日、日中は好天に恵まれたが、夕方には小雨模様となった。

ふと東の方角に目をやると大きな虹がかかっていた。

残念ながら、くっきりと見える虹ではなかったが、塩田平を跨ぐほどに大きな弧を描いていた。

楽しい夢がそうであるように、この虹もあっという間に消えてしまった。

 


上田城跡公園の桜

2022-04-14 | お城

上田城跡の千本桜は、桜吹雪が舞っていた。

全体としては盛りを過ぎたとはいえ、まだまだ見頃といっても良い場所もあった。

 

お堀を飾る桜並木。

 

東虎口を固める南櫓。

 

北櫓。

 

本丸の土塁の「隅おとし」。

土塁の角を切り落としてあり、「鬼門除け」とのことである。

堀の水面には、散った花びらが「花筏」となって流れてきている。

今年は雪が少なかったといわれていて、お堀の水位も例年に比べずいぶん下がっている。


百花咲き乱れる信濃の春

2022-04-13 | 花木

桜は開花宣言から二日で満開になったとか、三日だったとか言われている。

それほど、このところ急激に暖かく(暑く)なって、花も開花をいそがされたようだ。

信濃の春は、いろいろな花が一斉に咲く。

無秩序に植えられている我が家の庭、競うようにいろんな花が咲いている。

 

足元を飾るのは、「芝桜」と黄色と白の「水仙」

 

「雪やなぎ」

まさに柳に雪が降ったようである。

 

隣り合って咲く「カイドウ」と「ボケ」

 

三日前には、ちらほら咲いていた「枝垂れ桜」。

ピンクの八重の花が、ほぼ満開となった。

 

黄色が目立つ「やまぶき」ももう少しで満開。

 

一方、一歩出遅れているのが「山桜」と「ジューンベリー」。

いずれも、もう少しで「開花宣言」となりそうである。

 

「まだまだ私を忘れるな!」と白梅も散り終えてはいないのだ。

 

花に囲まれた気持ちの良い信州の春。

好天も今日までで、残念ながら、明日には天気が崩れそうである。

 


「しいたけ」の差し入れ

2022-04-12 | 日記

昨日、ご近所のSさんからシイタケの差し入れがあった。

私の車を見かけたといって来てくれた。

この集落では、よそ者の私が来ていると、集落の中ではすぐにわかってしまう。

従って、悪いことはできない。

 

いただいたシイタケは、Sさんの裏山(杉の林)で「原木栽培」されているものである。

私も案内してもらったことがあるが、いかにもキノコの栽培に良さそうな場所だった。

春と秋の2シーズン収穫でき、今は春の部だ。

 

妻は、「山うど」や、庭の隅から摘んできた「ふきのとう」などと山菜のてんぷらにした。

肉厚のシイタケの天ぷらの揚げたては、冷えたビールによく合った。

 

 

 


善光寺「御開帳」

2022-04-11 | 日記

春の信濃路、今年は大きなイベントが二つ行われる。

一つは諏訪の御柱、もう一つは長野の善光寺の御開帳である。

 

今日は、4月3日に御開帳が始まってから、初めてお参りをした。

コロナの影響も考慮して、参拝者の蜜になるのを避けるため、いつもより開催期間が1カ月長いという。

 

善光寺の御本尊は「絶対秘仏」と言われ、誰も見た人はいないとされる。

ただし、7年に一度この期間だけ、御本尊と同じお姿の「前立て本尊」のお姿を見ることができる。

 

前立て本尊の指に結ばれた糸が、本堂前に立てられた回向柱(えこうばしら)に結ばれているという。

そして、回向柱にタッチすることにより、前立て本尊に触れたのと同じご利益が得られるということだ。

今日も、回向柱にタッチしようとする善男善女の長い列が続いていた。