春の信濃路、今年は大きなイベントが二つ行われる。
一つは諏訪の御柱、もう一つは長野の善光寺の御開帳である。
今日は、4月3日に御開帳が始まってから、初めてお参りをした。
コロナの影響も考慮して、参拝者の蜜になるのを避けるため、いつもより開催期間が1カ月長いという。
善光寺の御本尊は「絶対秘仏」と言われ、誰も見た人はいないとされる。
ただし、7年に一度この期間だけ、御本尊と同じお姿の「前立て本尊」のお姿を見ることができる。
前立て本尊の指に結ばれた糸が、本堂前に立てられた回向柱(えこうばしら)に結ばれているという。
そして、回向柱にタッチすることにより、前立て本尊に触れたのと同じご利益が得られるということだ。
今日も、回向柱にタッチしようとする善男善女の長い列が続いていた。