幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

善光寺「御開帳」

2022-04-11 | 日記

春の信濃路、今年は大きなイベントが二つ行われる。

一つは諏訪の御柱、もう一つは長野の善光寺の御開帳である。

 

今日は、4月3日に御開帳が始まってから、初めてお参りをした。

コロナの影響も考慮して、参拝者の蜜になるのを避けるため、いつもより開催期間が1カ月長いという。

 

善光寺の御本尊は「絶対秘仏」と言われ、誰も見た人はいないとされる。

ただし、7年に一度この期間だけ、御本尊と同じお姿の「前立て本尊」のお姿を見ることができる。

 

前立て本尊の指に結ばれた糸が、本堂前に立てられた回向柱(えこうばしら)に結ばれているという。

そして、回向柱にタッチすることにより、前立て本尊に触れたのと同じご利益が得られるということだ。

今日も、回向柱にタッチしようとする善男善女の長い列が続いていた。