今回の札幌旅行で「食べなきゃいけない!」と決めていたものに「スープカレー」がある。
といっても、どのお店が良いのやら?
大通り公園の観光案内所で情報を得た結果、テレビ塔の近くの商業施設(ル・トロワ)内にある「lavi」さんに決めた。
昼の少し前だったせいか席はすぐに取れ、メニューから迷うことなく「チキンto野菜カレー」をオーダー。
好みの「辛さ」が指定できるが、辛さばかりは、特に初めてのお店では、実際食べてみないと数字だけでは判らないものである。
選んだのは、控えめに下から2番目の辛さ「2」。
「チキンto野菜」のチキンとは、骨付きのももがデンと丸ごと入っている。
野菜は、ニンジン、カボチャ、ナス、ブロッコリー、ピーマン、じゃが芋、インゲン、キャベツがゴロゴロ。
食べて見ると、辛さ「2」はちょっと物足りなく、もう少し辛くても良かった。
濃厚なカレー(スープ)をすすりながら、トリや野菜を食べる。
トリはスプーンでほぐせるほど柔らかく、骨から外しながらスープに浸して食べるとカレーと絡んでうまい。
これだけのボリュームがあると、「小」のご飯も持て余してしまった。
日頃は、ご飯にかけるカレー、あるいは「ナン」につけて食べるインド系のカレーなどが多い。
それらに比べると、具材の肉や野菜はカレーといっしょに煮込まれたのではなく、大胆な大きさでスープに載っている。
素材そのもの、鶏、じゃが芋、インゲン、カボチャ・・・を、一つ一つ口に運び、個々の食感と味を楽しむカレーといえよう。
もし、また札幌に来る機会があったら、次も足が向くであろう。