ヤマブキの花の盛りになっている。
一重や八重のやまぶきの中、珍しいのが「しろやまぶき」の白い花。
やまぶきと言えば、太田道灌にまつわる「実のひとつだになきぞ悲しき」の有名な歌を思い出す。
この「しろやまぶき」には立派な実がつき、昨年の実であろう、三つ、四つがまとまって残っている。
黄色の花の「やまぶき」とは異なる種類のようである。
しろやまぶきの花は4枚の花弁。
枯れた葉とともに残っている実。
鮮やかな黄色がきれいな一重のやまぶき。
花弁は5枚ある。
やまぶき色と例えられる大判、小判とはこのような色をしていたのか・・・。
八重のやまぶき。
私は、「やまぶき」といえば、この八重を思い浮かべる。
街路樹としては減っているように感じ、ちょっと残念である。