幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

実はあるぞ!「しろやまぶき」

2022-04-09 | 

ヤマブキの花の盛りになっている。

 

一重や八重のやまぶきの中、珍しいのが「しろやまぶき」の白い花。

やまぶきと言えば、太田道灌にまつわる「実のひとつだになきぞ悲しき」の有名な歌を思い出す。

この「しろやまぶき」には立派な実がつき、昨年の実であろう、三つ、四つがまとまって残っている。

黄色の花の「やまぶき」とは異なる種類のようである。

しろやまぶきの花は4枚の花弁。

枯れた葉とともに残っている実。

 

鮮やかな黄色がきれいな一重のやまぶき。

花弁は5枚ある。

やまぶき色と例えられる大判、小判とはこのような色をしていたのか・・・。

 

八重のやまぶき。

私は、「やまぶき」といえば、この八重を思い浮かべる。

街路樹としては減っているように感じ、ちょっと残念である。