幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

「コデマリ」と「オオデマリ」

2022-04-29 | 

ゴールデンウィークの出鼻をくじく雨であるが、その雨が新緑をより鮮やかにしてくれている。

濃い緑の中に、コデマリとオオデマリの二種類の白い花が映える。

本格的に降り出す前に出た散歩の途中、この花を楽しむことができた。

 

腰の高さほどに咲くコデマリの花弁は、混じりけのない白である。

可愛らしい花にちょっと触れて見たくなるのだろう。

何人かの人が、花の頭にチョンと触れて通り過ぎた。

 

オオデマリ。

その名のように、「まり」のように丸い形をした花である。

一見すると。小ぶりのタマアジサイに見えなくもない。

木はどんどん成長して、この木の高さは、てっぺんに手を伸ばしても届かない。

花弁は厚く、一つずつの「まり」は、みずみずしいずっしり感がある。