幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

明日ありと思うことなかれ

2022-04-03 | 日記

「明日ありと思う心のあだ桜 夜半に嵐の吹かぬものかは」

親鸞の詠んだ歌だそうだ。

 

和歌などに興味のない私は、この歌を知らなかった。

初めて知ったのは、ある落語家の「長屋の花見」のマクラで聞いたときであった。

まいどばかばかしいお話ですが・・・と始まる落語の出だしとしては格調高い話題である。

 

過去を思い起せば、ものごとを先延ばしするのが常であった。

やるべきことがありながら、ギリギリになる迄手を付けられなかった。

さらに年を重ねた今、親鸞の言葉を反芻しては見るのだが、その境地には達せず。