幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

ギンナンの無人販売

2022-10-03 | 日記

散歩の途中で見つけた「ギンナン」。

粒ぞろいの実がビニールの袋に入って、一袋100円の値段がついていた。

段ボールに手書きされた看板、そして料金箱、いずれも手作り感たっぷりである。

 

まず、焼くときに破裂するのを防ぐため、金づちなどで叩き、硬い殻に少し傷をつけておく。

それをフライパンなどで、十分火が通り、少し焦げ目がつくまで煎る。

熱いのを殻を剥きながら食べるのは、ビールの良いつまみになり、居酒屋さんのメニューでもよく見るひと品である。

 

ところで、ギンナンの実を拾ったことがある方はご存じのはずであるが、この果肉の匂いはキツイ。

それを、このようにきれいにするのは大変なのである。

どうやってあのくさい果肉を取り除くのであろう。

私は、拾ってきたギンナンを、土に埋めて果肉を腐らせる方法でやってみた。

ところがドジなことに、埋めたのを忘れてしまっていたら、翌春になっていっぱい地面から芽が出てきてしまった。

以来、ギンナンを拾うことはしなくなった。