「能登島」は北・西・南の三方向を湾に囲まれ、東側だけが日本海に面している。
その能登島へは”能登島大橋”と”ツインブリッジのと”の二つの橋が架けられている。
「のとじま水族館」は、島の真ん中あたり、北側の湾に面したところに位置している。
この水族館は能登半島近くに生息したり、回遊してくる魚を中心に飼育しているという。
入り口を入ると、ジンベイザメ館がある。
ジンベイザメも能登半島近くの海に回遊してくる魚で、大きなものは10mにもなるという。
大きな水槽に、他の魚たちと悠々と泳いでいて、目の前に来た時はその大きさが分かる。
ラッキーなことに、ちょうど「イルカ・アシカショー」が始まった。
飼育員の指示により次々に繰り出す演技に、会場は大いに盛り上がる。
水中からの二頭揃ってのジャンプは迫力満点で、思わず観衆から「ウオー!」という声があげる。
展示はいくつかのテーマに分かれ、それぞれの建物は海沿いの斜面を利用して配置されている。
トンネルになった水槽をくぐり、魚の泳ぐのを見上げる。
イワシが群れたり離れたりする”イワシのビッグウェーブ”。
その数、10,000尾だという。
その他にも、面白い展示やイベントがいくつもある。
光の当たった水槽の中を、クラゲの群れがフワフワと舞うように泳ぐ不思議な姿には癒される。
また、ペンギンやアザラシの動きも見ていて飽きることがない。
子供ならずとも「水族館」は楽しい。