朝咲いたときは白く、徐々に赤く(ピンクに)染まると言われている「酔芙蓉」。
朝寝坊で朝の散歩をしない私は、その変化を知らず、赤くなった花しか見ていない。
やさしい色合いが美しい。
この花にはちょっと意外な名前である。
酔っぱらって赤くなっていく顔に例えて、「酔」の字がついているらしい。
そうは言っても、このきれいな花を見て、一杯やった人の赤ら顔には結び付かないのだが・・・。
すぐ脇には今日一日の役目を終えた花が、しぼんで丸まっている。
それを補うべく、明日以降に咲くであろう予備軍(蕾)が、たくさん控えている。
鮮やかなピンクの姿と、お役御免となった冴えない姿の変わりようが面白い。