como siempre 遊人庵的日常

見たもの聞いたもの、日常の道楽などなどについて、思いつくままつらつら書いていくblogです。

好きな歌を好きなように訳してみました その5 Carry On

2015-04-04 23:33:47 | 遊人庵的日常
Carry on
Fun.



Well I woke up to the sound of silence the cars
Were cutting like knives in a fist fight
And I found you with a bottle of wine
Your head in the curtains and heart like the fourth of July

You swore and said we are not
We are not shining stars
This I know
I never said we are

Though I've never been through hell like that
I've closed enough windows to know you can never look back

If you're lost and alone
Or you're sinking like a stone
Carry on
May your past be the sound of your feet upon the ground
Carry on

Carry on, carry on

So I met up with some friends in the edge of the night
At a bar off seventy five
And we talked and talked about how our parents will die
All our neighbors and wives

But I like to think
I can cheat it all
To make up for the times, I've been cheated on
And it's nice to know
When I was left for dead
I was found and now I don't roam these streets
I am not the ghost you want of me

If you're lost and alone or you're sinking like a stone,
Carry on
May your past be the sound of your feet upon the ground and
Carry on

Woah my head is on fire
But my legs are fine
After all they are mine
Lay your clothes down on the floor
Close the door
Hold the phone
Show me how
No one's ever gonna stop us now

'Cause we are
We are shining stars
We are invincible
We are who we are
On our darkest day
When we're miles away
So we'll come, we will find our way home

If you're lost and alone
Or you're sinking like a stone
Carry on
May your past be the sound of your feet upon the ground and
Carry on

(No one's ever gonna stop us now)
(No one's ever, no one's ever gonna stop, no one's ever gonna stop us now)
(No one's ever, no one's ever gonna stop , no one's ever gonna stop)
(No one's ever gonna stop us now)






自分なりの訳詞

そう、静寂の音で目を覚ましたんだよ、そしたら車の騒音が
頭に突き刺さった、素手のケンカにナイフで切り込んだみたいに
そこにワインの瓶を持った君がいた
頭はカーテンに突っ込んでるけど、心は独立記念日って感じでね

きみは吐き捨てるように言った
「おれたちスターなんかじゃないよ、だろ?」
知ってるよそんなこと
おれたちスターだし、なんて
ぼくが一度だって言ったことあるかよ

あんな修羅場をくぐったこともないけど
きみがもう振り返ったりできないように
ぼくはしっかり窓を閉めたからね

もしも、きみが道に迷ってひとりぼっちで、
石になったみたいに沈みこんでいても
つづけるんだよ
きみの過去が、地面を踏みしめる足音に変わるように
つづけるんだよ
つづけよう
がんばって生き続けよう

でね、いつかの夜に地元のやつらとばったり会ったんだ
75号線を下りたところにあるバーで
さんざん喋ったさ、親が死んだらどうなるのかな?
近所のおっさんとかおばちゃんたちもみんな死んじゃったら?とかね

でもさ、こう考えるのも悪くない
そんなのぼくはみんな誤魔化してやる
いままで誤魔化されてきた分を取り戻してやるんだ、ってね
半分死んだようだったぼくが助け出されて
いまは町を彷徨わずに生きていられる
それって、けっこういい感じだぜ
ぼくはきみたちが望むような幽霊じゃないんだ

もしも、きみが自分を見失って孤独のなかで
石になったみたいに沈みこんでいても
つづけるんだよ
きみの過去が、地面を踏んで歩きだす足音に変わるように
がんばって
生き続けるんだよ

うわあ、なんだか頭がカッカしてるよ
だけど両足は絶好調
とにかく僕の持ち物はこの二本の足だけなんだ
脱いだ服は床に放って
ドアを閉めて、携帯を掴んで
さあ、見せてもらおうじゃないか
僕らの向かうところ敵なしだ

だって、そうだよぼくらは
ぼくらはキラキラ輝く星
ぼくらは最強
ぼくらは、ただぼくらのまま
最悪の日をすごしていたって
どこかに遠く離れていたって
きっと帰ってくるよ、帰り道は見つけられるから

もしも、きみが道に迷ってひとりぼっちで
石になったみたいに沈み込んでいても
つづけるんだよ
どうかその過去が、地に足をつけて歩き出すきみの
足音にかわりますように
がんばっていこう
生き続けよう

ぼくらの向かうところ敵なし
誰もぼくらを止められない、ぜったい誰も
誰にもぼくらを止められない




 けっこう世間を騒がせたことなので、興味ない方にもなんとなく耳にはいったかもしれませんが、つい先だって、One DirectionのZayn Malik君が、ワールドツアーの最中にとつぜんすべてをキャンセルしてグループ脱退を発表しました。
 おわかいファンの方ほど悲嘆にくれたわけでもないけど、わたしも結構悲しかったのですが、まあ…ねえ。あの壊れ物のような美少年は、生き馬の目を抜くタフな世界でしたたかにやっていけるタイプとも思えず、いずれそういうこともあるかなあ、とうすうす感じるところもありましたよ。
 ただ、まだ22歳やそこらじゃ状況に流されて当然でしょうに、自分で自分の生き方を決めて一線を引いたのが並みじゃないよね。とにかく男子のこの年頃は、実にダイナミックに大人になっていくんだなあと思います。
 大きな声じゃ言えないけど、矮小種の御座敷犬のようなまま気が付けば40才すぎてましたみたいな、日本の特殊な男アイドル文化より、この脱退騒動は、騒動が大きいわりに健全ななりゆきのように思えました。Zayn本人が脱退騒ぎから1日もおかずに大衆紙のインタビューに応じて、メンバー間の確執とか金銭問題が原因ではないとはっきりさせ、外野を黙らせた行動も清々しく、好感が持てました。
 とにかく、まだ22才なのですから。これから長いんですから。Zayn君がんばって生きてください、という思いをこめて、米国のオルタナティブ・バンド、Fun.の素敵なこの曲を訳してみました。

 Fun.のヴォーカルのNate Ruessは、圧倒的な声量と歌唱力と声質が亡きフレディ・マーキュリーそっくりで、聴いているとなんか心をわしづかみにされるようなところがあります。
 だけどこのCarry Onという曲に関しては、わたしは最初にうっかり「カールスモーキー石井そっくり…」などと思ってしまい(笑)、曲のほうも米米Clubの懐かしい名曲「君がいるだけで」と被ってしまって。
 ともあれ、オルタナ系の歌詞というのはとてもわたしの貧弱な語学力ではついていけない、わけわかめという先入観があって、そんなに好んで聴かないんですけど、この曲はいいんですよね。なにか励まされるようで、大好き。いい年をして胸熱くなる。
 シチュエーションはどうにでも解釈できると思いますが、ここはやっぱり、なんらかの理由で違う道に分かれていく友達同士のエール、という設定を適用したいです。まあ、1方向の脱退騒動にかこつけて訳したんで、意図的にそっちに引き寄せて解釈してますけどね。

 オルタナ系の歌詞って凝ってるので、あまり考えて意訳もしないで、意味わかんないところもそのまんまなんですけど、意味不明なセンテンスも、だんだんと、ああそういうことね、と意味が通ってくるのも楽しいものです。
でも、ほんとはこういう詞こそもっと綺麗な言葉を紡げるようになりたいなあ。あまりポエムに入り込まずに軽く、でも深く…と。むずかしいです、やっぱり。


がんばってね。


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