como siempre 遊人庵的日常

見たもの聞いたもの、日常の道楽などなどについて、思いつくままつらつら書いていくblogです。

真田丸 第12回

2016-03-30 21:29:26 | 過去作倉庫15~
 3月最終週は、大河ドラマの定点観測ポイントなのですが、1クール目のピリオドにあたる回は次週、第13回(4月第1週)にずれ込むようです。まあ、そのあたりはエピソードの都合で多少前後しても全然かまいません。ようは、「主人公が大人に旅立つ」という明確な一線が、インパクトのあるエピソードで引かれるのが大事です。  男主人公の場合は、父や父的存在の人との別れがここに来ることが多く、死別、または別の土地での . . . 本文を読む

真田丸 第11回

2016-03-21 22:21:00 | 過去作倉庫15~
 なんかこれもしょっちゅう言ってる気がしますけど、優れた大河ドラマは、放送同時期の突発事件とふしぎにシンクロすることがある。これも大河を見る楽しみの一つではあります。  これが実は優れたドラマだけのことではなく、駄作でも、というかむしろ突き抜けた駄作だからこそおこる、ということを、去年の「花燃ゆ」はなんども実演してくれて、もう無かったことにして闇に葬るのが一番なような作品だけど、そういう意味では価 . . . 本文を読む

真田丸 第10回

2016-03-14 23:06:03 | 過去作倉庫15~
 話数2ケタに入る第10回は、大河ドラマの定点観測ポイントとしても重要な回といえます。過去、駄作と見放したものかどうか判断が微妙な作品については、「第10回まで見てみよう」とおもって付き合ってきました。  ようは、第10回あたりで「最終回まで見る価値がある作品かどうか」ということがわかるんじゃないかと思います。第10回あたりを境に、最終回までワクワクと毎週楽しみにして見るのか、1年間惰性で見るのか . . . 本文を読む

真田丸 第9回

2016-03-07 23:37:10 | 過去作倉庫15~
第1回の放送の時に、わたしは「真田太平記」を引き合いにだして、あの丹波哲郎バージョンの真田昌幸のように、何度も人を見捨てたり見殺しにする心の痛み、深い葛藤といったものを、どうか大事に踏襲してほしい、といいました。それさえあったら何も望まないといいました。ギャグのノリに傾きすぎて、そういう心の襞がないがしろにされる気配が心配だ、ともいいました。  で、話数一ケタのさいご、つまり序盤をおわるにあたり . . . 本文を読む