先週と先々週と、かなり皆の心を萎えさせるグダグダ劇場が2話続いたあとで、今週は新キャラ・真田幸村登場です。。じつは昼間、「真田太平記」のDVDを見て涙していたもんですから、いやな予感はしてたんですが…一生懸命、テレビに向かって座布団とか、手近のものを投げようとする自分を、抑えつつみた45分となりました。
しかし、一番すごいのは、あれだな、真田幸村の登場をもってしても変えることができない、このド . . . 本文を読む
伊達政宗は関が原の戦いに参戦したわけではないので、関が原自体はこのドラマでは、事後報告のようなごくアッサリした扱いです。ですが、体よく遠隔地に飛ばされて上杉景勝の抑えをやらされていた政宗が、いろいろと振り回されるようすを通じて、関が原の戦いというのが、実に、日本の歴史の大きな分水嶺だったという重みが伝わるのでした。
もうひとつのみどころは、関が原ビフォーアフターでの家康の変貌振りです。理知的で . . . 本文を読む
いよいよ終わり3分の1に掛かりました。このへんから存在感を増してくるのは、津川雅彦さんです。このドラマでは、40代くらいからの家康を演じていますが、ちょっと前までの家康は、頭がよく、有能で、考え深い人という感じ。でも全体的には地味でした。カツシン秀吉の極端なエキセントリックさに隠れていたこともあるのですが。
秀吉の死から急に、なにかの封印を説いたようにしたたかな地を出す家康、それに振り回され、 . . . 本文を読む
今週は、ものすごく45分が長く感じました…。前回もいいましたけど、2話もかけて描くような内容じゃないですよね、これ。2話分あわせて40分、いや、半分の20分もいらん。むしろ、よくこんな内容で40分も潰せるもんだなと、別な感心したりして。
…というわけで今週は、前回、落水の会見で「アホにみえる」と三成に真実を言われた兼たんが、何ィ!と逆上した夜から、次の夜に和解してオニギリを分け合って三成がホロッ . . . 本文を読む
前にも書いたかもしれませんが、三浦友和さんは、わたしたち世代にとっては圧倒的に「百恵ちゃんの赤いシリーズの相手役の人」という存在でした。百恵ちゃんの旦那さんというより、赤いシリーズのインパクトのほうが強かったくらいなので、友和さんもイメージを払拭するのに苦労をなさったと思います。
そんな友和さんが、中堅の実力派俳優としてそのスキルを見せつけ、世間に認知させたのが、この「独眼竜政宗」の伊達成実役 . . . 本文を読む
先週、本能寺爆発事件でみんなの度肝を抜いた回の問題のシーンで、放送倫理で規制されているサブリミナル効果を仕込んだとか仕込まないとか、そんなことが話題になっておりました。動体視力に弱点のあるわたくしは、ちっとも認識できなかったですが、みなさんは気が付いてらしたでしょうか。
そんなわけで、いろいろ賑々しかった先週とはうってかわって、ダレダレに緩んだ今週でございます。長い大河ドラマには緩急というもの . . . 本文を読む
このドラマを見ていると、大河ドラマ1回分の45分で処理できる分量の多さに、あらためてビックリします。こうしてまとめてみるとかなりたくさんの見所を詰め込んでいるのですが、それでも駆け足だったり、散漫になることもなく、緊張感を維持し、45分の1話のなかで展開する内容はずいぶん多い。見るほうも一生懸命です。
なるほど、このスピード感と、内容の濃さが、無類の面白さに繋がったんだなあ…と思うと感慨深いも . . . 本文を読む
この親子三人の戦装束のそろいぶみも、これで見納め! どうです、素敵でしょう!!
イラスト提供はikasama4画伯です。ありがとうございます~♪
関が原へいたる道筋を、じーっくり丁寧に描いたぶん、本番の関が原の戦いは淡々と、クールに事実のみを追う描き方です。というか、関が原の戦いが始まってしまうと、真田親子は脇に下がり、あまり活躍するところもなくなるわけです。
この巻では、関が原への . . . 本文を読む
みなさん、ビックリしましたね、今週は。例によって8時ちょうどのお習字で、「本能寺の変」というのが出たとおもったら、「そのまんまやんけ!」と突っ込む間も与えずに、いきなりジャーンジャジャジャ…とOP音楽が鳴るからたまげましたわ。アバンタイトルのマクラなんか余計なもんだと(とくにこの作品ではね)思ってましたが、いざ本当にすっ飛ばされると、まさしくマクラを外されて床に頭をぶっつけたようで(笑)、けっこ . . . 本文を読む
緊急特別企画!
魚津城救済プロジェクト この男たちに私は泣いた!
はい、ドラマのおかげでちっとも盛り上がらない素朴な学習会です(笑)。
今回は、ドラマ上の見せ場になってよいはずの「魚津城攻防」(第18・19回)が、どうもメタメタになっていきそうな気配のため、救済プロジェクトとして立ち上げました。
断腸の思いで友を、身内を死なせる男たち…。過去の作品の名場面に学べ!!
…というわけで、みなさま . . . 本文を読む