como siempre 遊人庵的日常

見たもの聞いたもの、日常の道楽などなどについて、思いつくままつらつら書いていくblogです。

「独眼竜政宗」を見る!(7)

2009-02-28 22:37:48 | 往年の名作を見る夕べ
 このドラマのセリフ偏差値の高さというものは、もうなんてことないダイアローグを聞いているだけでウットリするんですが、22年前にはこういう日本語がまだふつうに通じてたんだよなあ…と思うと複雑な気分になります。  たとえば成実の三浦さんが口癖っぽく「なんの恐るることやあらん!」ってよく言うんですが、ああいう言い回しが若いイケメン(当時)俳優の口からサラッと出るのが新鮮だったんですよね。ふつうに「恐れる . . . 本文を読む

「独眼竜政宗」を見る!(6)

2009-02-26 19:02:26 | 往年の名作を見る夕べ
 第10回前後(概ね3月最終週あたり)というのは、大河ドラマでは、主人公にとっては人生のあらたなステージに旅立つ時期。父や父的存在の人と別れるのもこの時期に設定されていることが多いです。  そういうわけで、この「政宗」でもこの時期に父別れがあるのですが、いやいやいや。さすが北大路欣也だ。感動しちゃったよ。こんなに堂々と定番・父別れを演じきった御仁が、あんな極甘な大河ドラマに出てどう思っただろう…と . . . 本文を読む

「独眼竜政宗」を見る!(5)

2009-02-24 22:25:40 | 往年の名作を見る夕べ
 前回、ほんのちょびっとの顔見せで登場した主役の渡辺謙、ここからフル出演です。そして、第9話から伊達成実@三浦友和が登場し、渡辺謙・西郷輝彦・三浦友和の、大河史上にのこる御三家(笑)そろいぶみとなるわけなんですが、そうです、この「独眼竜政宗」の人気の大きな要因って、この三人のアンサンブルの良さもあったんですよね。  いや~、なんかありあり思い出したけど、友和かっこいい。当時35歳、まだピチピチ(笑 . . . 本文を読む

「真田太平記」を見る!(3)

2009-02-23 21:26:46 | 往年の名作を見る夕べ
どんどん面白くなってきます。薫り高いラブシーンから、白熱の合戦シーン、知略を尽くす頭脳戦、豊臣・徳川の両雄並び立つ時代の、大名達の思惑の錯綜など。こういうのを無駄なくきっちり詰め込んで、説得力のある脚本は素晴らしく、ホントに見ごたえありますね。 第6話「出会い」/第7話「危急存亡の時」/第8話「上田城死守」  天正12年、秀吉・家康の激突した小牧長久手の戦いは、粘り抜いた家康軍が10倍近い秀吉 . . . 本文を読む

天地人 第8話「謙信の遺言」

2009-02-22 22:33:29 | 過去作倉庫07~10
 私事ですが、先日、我が家に液晶テレビがやって来ました。今さらですがうちでも地デジがみられるようになったのです。  なので今週は「地デジでみる天地人・第1回」です。その印象を一言で申すと、「おおおおお~~~っっっ!!」。そう…このドラマってデジタルハイビジョンを前提につくっていたんだなあと、はじめて知って目からウロコが落ちたしだいです。先週まで、見難いとか目が疲れるとか文句タラタラだったOP映像が . . . 本文を読む

「真田太平記」を見る!(2)

2009-02-20 22:18:14 | 往年の名作を見る夕べ
「政宗」も見なきゃいけないので、ペースあげていきます!(7泊で2枚も借りるからよ。墓穴…)) 第3話「幸村初陣」/第4話「角兵衛騒動」/第5話「秘密」  信長が討たれたドサクサ紛れに沼田城を奪還した昌幸(丹波哲郎)のもとに、北条家が牽制をかけてきます。家康に沼田の領地を与えられたので、あけわたせというのですね。昌幸は、自分は聞いてない、家康殿と話をしてくれと言い張って切り抜けます。そして、息子 . . . 本文を読む

「真田太平記」を見る!(1)

2009-02-19 23:03:17 | 往年の名作を見る夕べ
なんだかわれながらすごいことになっちゃってるんですけど(笑)、「真田太平記」も見はじめてしまいました。 ことしの日曜8時枠が、あまりに微妙すぎるため、昔の大河をみて口直し、というか、しにかく豪快な大河ドラマが見たいんだあーー!…と考えるのは、きっとみなさん同じなのでしょう。ツタヤの大河ドラマコーナーは驚きの稼働率で、「政宗」の続き(DISC3~)とすれ違いが続いているのです。 で、無聊に耐えかねて . . . 本文を読む

「独眼竜政宗」を見る!(4)

2009-02-17 21:26:36 | 往年の名作を見る夕べ
 いよいよ第8回から主役・渡辺謙の登場です。  渡辺謙は、当時28歳。今年の主役、妻夫木聡とほぼ同い年…ですが、くらべたら妻夫木君に悪いけど、違うもんだよね~、いろいろと~(まあ、妻夫木君が大根と言うわけじゃない、ことしの大河の主役に渡辺謙的な存在感を求められてないだけだとは思うんですけども)。  ちなみに、わたしが渡辺謙の存在を知ったのは、たぶんNHKの時代劇「壬生の恋歌」でヒラの新選組隊士を演 . . . 本文を読む

天地人 第7話「母の願い」

2009-02-15 22:39:18 | 過去作倉庫07~10
 あまりに斬新な演出に、シットコムか?これは大河ドラマなのか?と疑ってしまうような45分を見終わって、悲憤・慷慨・脱力が一斉に怒涛の如く渦巻いた先週放送から、はや1週間。みるのが少し怖かった(笑)第7話でございますが、うーん、なんというか、普通でした。  先週がキョーレツに変すぎたせいもあるんですが、ごく普通で当たり前の展開に、逆に萎えて、正直ちょっと眠くなっちゃいました。まあ、先週みたいなのが続 . . . 本文を読む

「独眼竜政宗」を見る!(3)

2009-02-14 22:15:31 | 往年の名作を見る夕べ
この回でまず大笑いしたのは、第5話のOPクレジット前のマクラ部分(ってこのころもうあったんだ)に、子役の藤間遼太くんが登場し、教育テレビの子供番組の自局パロディみたいなかんじで「米沢城の中をご案内」とやったことです。「ここは今度くるお嫁さんのへやです。どんなおよめさんか、たのしみです!」なんつって(笑)。  重厚なはずの22年前の大河でも、何気にお茶目をやってんですね。しかもそれがびみょーにスベッ . . . 本文を読む