皆様、1年間の視聴お疲れ様でございました。最後を飾りまして、ことしも恒例(2回目だけど)アカデミー賞を発表し、2008年大河ドラマ「篤姫」の打ち上げとしたいと思います。
では参りましょー!
輝け!2008「篤姫」アカデミー賞
天晴れ主演女優賞
宮あおい(篤姫→天璋院) まあ、これは誰にも文句はないところだと思います。1年にわたって1度も20パーセント台を割らせなかった、近年の大河では快挙と . . . 本文を読む
『篤姫」へ、幕末好きからのちょっと辛口めの感想。
学習会の最後は、西南戦争までをまとめようかとも思ったのですが、もうドラマも終わったことでもあり、またそれを短い文章にまとめるのは私の能力ではムリなので(汗)。
ちょっととりとめなく、「篤姫」における幕末史の雑感などを書きまして、まとめにかえたいと思います。
幕末の歴史というのはほんとうに奥が深いですね。今回、天保年間から幕末までドラマの流れに . . . 本文を読む
2008年大河ドラマ「篤姫」も、いよいよ最終回。感慨無量のものがございますねえ。おのおのがた、ハンカチ、ティッシュ、タオルなどご用意はよろしいか。トイレは済まされましたか。お茶とミカンも用意して。いざ。
…という感じで臨みました最終回。トータルの感想は、
長えよっっっ!!!
いや、ホント70分って長い。レビューのために一生懸命見ましたけど、集中力が切れ、途中からなんかダラダラ状態でした。また、 . . . 本文を読む
小松帯刀の逆襲!
尚五郎クラブです。
今回は、ドラマで1年間じっくり描かれてもなお「何をした人なのか、よくわからない」というナゾの人・小松帯刀の真実に迫ってみたいと思います。
この企画がこんなに大詰めまでずれ込んだ理由は、待っていればそのうち、ドラマのなかで小松帯刀の人物像が立ち上がってくるだろうと、けっこうギリギリまで遠慮していたからなんですが、どうも、最終回を明日に控えてもその気配はないよう . . . 本文を読む
早いもので、今週プレ最終回です。去年の風林火山のとき、「プレ最終回がよく出来ている大河ドラマは、いいドラマ」と断言したのがきのうのことのようですが、今年のはというと…。
うーんうーん、なんか、そういう意味では微妙でした。いや、よくまとまっているんですよ。いるんですけど、どうもこう、まったりしすぎてるといいますかね。まあ、このドラマなりの歴史を語る役割は、だいたい先週で終わってしまったので、今週 . . . 本文を読む
無血開城うらおもて。慶応四年三月の勝海舟
今週は、勝海舟のほとんどスタンドプレイの見せ場、慶応4年3月14日・三田薩摩藩邸の会談を、ウラとオモテから検証してみたいと思います。
① 前座
宮さん宮さんお馬の前にひらひらするのはなんぢゃいな/あれは朝敵成敗せよとの錦の御旗ぢゃ知らないか/トコトンヤレトンヤレナー
…という、これは日本初の軍歌と言われていますが、作詞・品川弥次郎(長州藩士)、作曲 . . . 本文を読む
前にもそんなこと書いたと思いますが、女の人目線の大河ドラマっていうのは、女性が歴史の大きなイベントに絡んだりするのは限界があるので、どうしても「男を動かして歴史をあやつるヒロイン」という向きに走りがち。結果、松島菜々子や仲間由紀恵が日本史を動かした、みたいな、トンデモ珍説ができあがっちゃうんですけども。今回の篤姫は、意外とそんなにあざとくもなく、中盤、一時ヒロインの影が薄くなってその他大勢の一人 . . . 本文を読む