como siempre 遊人庵的日常

見たもの聞いたもの、日常の道楽などなどについて、思いつくままつらつら書いていくblogです。

花燃ゆ 第13回 付ダウントン・アビーS3-4

2015-04-01 21:57:15 | 過去作倉庫15~
 前回、日本の大河ドラマとBBCのダウントン・アビーでは質的にとても比べ物にならない、などと怒りにまかせて言いましたが、ちょっと考え直して、やっぱり大河ドラマには大河ドラマの良さがある、と思うようになりました。
 日本の大河ドラマの良さというのは、なによりもまず、主人公が基本的に実在の人物である(例外あり)こと。実際に起こった歴史上の出来事をドラマ化していること。そして、一人の人物の一生を時系列で、1年かけてドラマで描くフォーマットが確立していること、だと思います。
 ダウントン・アビーなど海外のドラマは、10話くらいのシーズン単位で展開しているため、やめようと思えばどのシーズンでも話をたたんでやめられますし、逆に、人気が凄くあって視聴率も伸びている場合、どんどん新規のエピソードや出演者の入れ替えを行って、その気になればいつまででも続けられるわけです。結果、人気作品ほど、ドラマチックなことは切れ目なくおこるんだけど長い目で見ての起伏はそんなに感じられず、気が付けば何十年の尺をだらだら惰性的に続けていた、ということにもなるのですね。
 なので、個人的にはこのシーズン単位の短期契約制というのは日本の大河ドラマには合わないし、がんばって45分×50回(2回延長あり)、1年の尺という日本独特のスタイルを放送文化財として堅持してほしい、と願うものなのですが、シーズン単位スタイルの導入にも利点はあります。一番の利点は、どうしようもない駄作であることが判明した場合、後腐れなくその場で打ち切れるということですね。
 というわけで、この「花燃ゆ」なんかは、シーズン単位のドラマだったら前回、第1シーズンの最終回をもってシビアに打ち切られ、誰の記憶にも残らずしずかに消えて行けたはずなのです。なのに、1年縛りの契約があるばかりに、あと8か月も続けなければならない。もはや誰得なんでしょうかこれ。

 と、毎度悪口を言いまくるのも疲れてきました。とりあえず、ストーリーとかは一切フォローしないで、今週感じたことをダラダラ語ってみたいと思います。

第13回「コレラと爆弾」をみて。

 まあ、サブタイと予告編見て誰でも連想したであろうことですが、この世界では小田村伊之助となのっている大沢たかおが、割烹着みたいなもの着てさっそうと、コレラ患者でカオス状態の萩藩を仕切り、ポカリスエット的なものやペニシリンなどを考案して多くの人命をすくう…と。
 そりゃまあそんな展開するわけないし、そこまでバカじゃないですよ。だけど、いちおう、大沢たかおがどんな顔してこのネタにからむのかなとか、ちょっと面白半分で見たいとおもうわけじゃないですか、多くの人は。そんでちょっとでも視聴率があがったら……と、なんかそんな下心が見え透くのが他人事ながら情けなくもあります。
 はっきりいいますけど、ここで幕末コレラ流行ネタがどうでも必要で、何が何でもやりたいんだったら大沢たかおは出すべきじゃないし、いや、大沢たかおをぜひとも幕末ドラマにだしたいんだということなら、コレラとか脳溢血とか帝王切開みたいなネタは一切盛るべきじゃないと思います。そのくらいの覚悟はしてやってほしいです。ところがそんな覚悟のあらばこそ、たかお繋がりでちょっとネタとして振ってみちゃったテヘペロ、みたいな、まことにふざけた雰囲気に終始してました。ほんとになんなんだよこのドラマ。

 覚悟のなさはコレラ流行(安政5年)の描き方の緩さにもただよっていました。某ドラマにどっぷり便乗していながら、べ、べつにパクッたんじゃないからね!といわんばかりに、なんのオチも盛り上がりもない描き方。とりあえず、体を張ってコレラの脅威にたちむかう人は必要なので、まさか大沢たかおにやらせるわけにもいかないから、かわりに平田満を1話限りのカメオロールに引っ張ってきて、医は仁術的なりっぱなお医者さんをやらせます。 まことにもって平田満のムダ遣いもいいところなのですが、1話限りなのでまだマシです。
 とにかく、幕末のコレラ流行のことをバカネタじゃなくてまじめに描きたいんなら、体を張って頑張るお医者さんが突然出てきたり、どこからか湧いて出たガキをダシにつかって、病で親を亡くしたみなしごとのふれあいとか、一山いくらみたいなネタ入れるのよしましょうよ。なんの工夫も感じられない。こんなどうでもいいエピソードをなにも考えず入れ込んでしまうあたりに、脚本書く人のやる気のなさが丸見えになる気がします。

 で、このお医者さんのむすこが、実在の人物である小野為八。今週は、この人が攘夷テロの新兵器として地雷火(爆弾)を考案し、松下村塾一同でそれを見守るというのがもうひとつのエピソードになります。
 コレラが黒船の乗組員を経由して日本に上陸したこととをからめて、異国から来るものの恐怖と、それにどう立ち向かうか、というのが話の骨子になるはずなんですが、そのへんがものすごく尻切れトンボというか、言うべきことをちゃんと言ってないので、気持ち悪くて仕方なかったです。
 ハッキリ言って、攘夷活動のために地雷火を製造するって行為は、アジトで爆弾を密造するテロリストとどこが違うんですか。その行為を、「父に認められたかったから」とか言うか?そんな平凡な自己実現エピソードに無理やり変換して美化してどうすんだ。君もボクも戦っている!人生は戦いです!!ってそれはいいけど、どうみたってこれ、まともな方法で世にモノを言えない負け犬集団が、ゆがんだ怒りをため込んだ末に通り魔やストーカーやテロリストに変貌する道筋にみえて、そんな青春の清々しいエピソードとはとても思えないですよ。

 まあ、私なんかがそう思う位なので、幕末の長州をちゃんと描くのなら「テロ組織」という側面をどうしても描かないわけにはいかない、というのはプロの製作者や脚本家にわかってないはずはないと思うんですよ。いや、分かってるのだろうとと思いたいです、できれば。幕末もののドラマを書くにあたっての最低限の常識はあるよね、勉強してるよね一応は?と。
 ただ、このドラマは幕末史の客観的な事実を事実として描いては「いけない」という暗黙の大人の事情が、なんかチラチラ見えるんですよ。とくに「テロ組織」と明言してしまうと、非常に不都合が出てくるわけですよね。まあ当然です。ただ、その不都合を誤魔化すための工夫をする能もまったくないみたいで、まことに怠惰に無頓着に、ただ見ないふりをしている。
 でも、しょうがないんでょうねきっと。もともと、脚本家や製作者が題材にほれ込み、この人面白い!こんなんドラマにしたい!と前のめりになって作ってるわけじゃないですから。さまざまな大人の事情を積み重ね、あちこち折ったり切りとったりして無理やり成形して、やっと形をつけてるわけですから。
 なので、TBSの某ドラマへの臆面もない便乗も、もうしょうがないと思います。場外の諸事情をクリアして、面白い純度の高いドラマを書いて、その上視聴率を取るなんて、どんな天才クリエーターだって無理だと思うもん。

 これは言ってもしかたないことかもしれませんが、一昨年の「八重の桜」(前半)が、鉄砲という殺傷兵器に関わる兄妹を中心にドラマを展開していながら、暴力的な感じを受けなかったのが、まことに好対照だと思うんですよね。
 八重の桜で描いた幕末風景で、もっともすぐれていたとおもうのは、松平容保と孝明天皇の心の交流を中心とした「尊王の概念」というものを、理屈っぽくならず自然に描いていたことだと思います。この帝の御心に沿うために、どんな無理なことでもしたい、宸襟を安んじ奉りたい、という、なにか愛に似た(幕末史的な言葉でいうと「恋闕の情」などといいます)特殊な感情を、ほんとにちゃんと描いてた。じつは、この帝LOVEが(真情であれ建前であれ)、幕末期の騒乱のすべての前提になるものなので、ここをしっかり描けただけでも幕末ものとしては抜群の説得力を持ちます。
 そういっても、いまの常識ではなかなかピンとこない概念ではあるので、それを自然にクリアしたのは大手柄だと思います。いま思い出しても、松平容保の綾野剛さん、孝明天皇の市川染五郎さんの演技は珠玉でした。
 かように幕末用語で尊王と攘夷は、本来切り離せないセットのものなのですね。「この国を守りたい」とかいって、尊王抜きで攘夷だけを言うのはあきらかにヘンなのです。だから、松下村塾がどっかに集まってヘイトスピーチをする残念なネトウヨの集まりみたいにしか見えないのです。世の中を変えたい、なにかやりたい、変革するために「爆弾造ります」じゃ、ほんとにもう、負け犬がゆがんだ大志を抱いてテロリストになるという、残念なストーリー以外のなにを見ろというのでしょう。

 最後の方、久しぶりに禁を破って外に出た吉田松陰が、なんかソフトフォーカスの霧の中を恍惚とした顔で走るという、よく意味がわからないファンタジー場面で、いろいろ表現してたようですけど、これでなんか時代のの熱とか沸騰感とか感じ取れといわれてもちょっと難しいですね。こんなんより、もっと単純に、時代的に何が起こっているのか、この人たちが何に、なぜそんなに強く反応しているのか、筋道立てて説明したほうがずっと説得力がでてくると思いますけど。
 ただ、八重の桜でそれ(史実を丹念に追うことでドラマを起こしていく手法)をやって、私はほんとに感動してたけど、どういう理由か、結果として潰されたような、すごく後味の悪い方向転換をしたんだよね。いやもう、NHKで幕末ドラマをやるのはホントに難しい、というかこんな大人の事情ばっかり重くなってしまったら、実質もう幕末ものは無理じゃね?と思った次第なのでした。


今週のダウントン・アビー

今週のひと波乱
前回、超ラッキーであたった宝くじ…じゃない亡き婚約者の父の遺産を、無事現金化したマシューは、ダウントン・アビーの共同経営者という肩書になります。
で、お義父さんから、帳簿も良く読んでおいて、あ、ちなみにもうすぐ確定申告の締め切りだからね、ことしからキミにまかせるから、みたいな感じで経営を丸投げされます。
まあいちおうオレも財産つぎ込んだんだしな、と、先週まで遺産なんか受け取れない、どこへでも寄付してとか言ってたくせに、現金でもらってしまえばもう「オレの財産」。有効につかわなくっちゃね、というわけでダウントンの経理に首を突っ込むことになるのですが、殿様が無頓着に「儲かるっていわれたから~」みたいなノリでブラック会社に集中投資して、あわや破産の危機に立ったくらいなので、経営状態も推して知るべしです。
 帳簿を精査して衝撃を受けたマシューは、とりあえず誰かに相談だ、と、バイオレット様のところにいきます。賢明です(笑)。「お義父さんは基本なにも考えてないし、メアリーにいうと怒られるし…誰に聞いてもらったらいいか」と、早くもバッチリ恐妻家になっている(笑)。もろマスオさん的発想で「どうすれば波風立てないでこの赤字経営状態を分かってもらえますかね」だと。
波風立てないというのは無理よあなた。波風はたつでしょうね、それもハンパなく。と、なんか微妙にうれしそうなバイオレット様。今週も安定の存在感であります。

今週の2波乱。
 アイルランドで過激派として当局にマークされ、放火犯の疑いをかけられて国外逃亡に追い込まれたブランソンが、雨夜にひとりでダウントンに駆け込んできます。身重の妻シビルと別行動で。つっ妻を置き去りにしてきたのか!それでも男かキミは!!と怒髪天を衝いて激怒する殿様。
 で、無事シビルとブランソンは合流はできたんだけど、なんかこの若夫婦にも冷たい隙間風が…。過激活動に関わってていたことを夫がだまっていたので、怒り心頭の妻と、「ここ(ダウントン)にいれば安心よ、赤ちゃんには安心できる環境が大切」と、結局お嬢様時代に退行したようなことを言い出す妻に幻滅する夫なのでした。
 まあ、ブランソンも大概口ばっかみたいなとこはありますけど、結局殿様が政府へのコネを使って容疑をもみ消してくれます。ただ、もうアイルランドにかえれないというのが大ショック。
 この場合は、ぐずぐず英国に残って妻の実家に居候するよりも、アメリカにわたったほうがいいんですけどね、この人は。ほら、アメリカにはシャーリー・マクレーンという強力なツテがあるじゃないですか。そこでしかるべき組織に身を寄せ、安心して遠隔革命活動やればいいんですけど、なんか今週のブランソンは、妻の家族に言いたい放題言われ、ちょっとははいい男だとおもってやったのに…とガッカリするくらいヘタレています。

今週の3波乱
 戦争中に女たらしの将校と乳繰り合って妊娠し、生まれた子供を抱えて路頭に迷う元メイドのエセルは、夜の巷で体を売る女に成り下がっていました。
 そのての女を援助する社会活動をしているマシューの母ちゃんの目に留まり、ダウントンと接点を取り戻したエセルが望んだことは、ヒューズさんに連絡を取り、ヒューズさんを通して、子供の父親の戦死した将校の両親に、やっぱり息子を引き取ってほしいと頼むことだったんですね。
 で、スケベ将校の両親とエセルと子供は対面の運びとなるのですが、このオヤジがめちゃくちゃ性格が悪く、エセルを見下して人間扱いしません。それでも孫のことは溺愛しているし、金は持ってるので、風俗ではたらくしかない自分の手元にいるより子どものためには…と、エセルなりに考えてしたことでした。
 これをマシューの母ちゃんはかなりきつく非難します。子どものためを思えばそんなことできないはず、母の愛が一番でしょ、とかいって。
 これが格差ってものなんですよね。いくら愛を注いで、頑張って育てても、じぶんのヒエラルキーでは息子を一流の学校に入れてひとかどの人にすることはできない。そうできる選択肢が子供にあたえられているのに、それをしないのはいけないのではないか…と考えたので、ほんと可哀想だけど、これもまっとうな母の愛です。
 ヒューズさんは、辛い決断だったけどあなたは立派ですと、エセルを称賛します。格差というものに無頓着なマシューの母ちゃんを暗に非難しながら。
 ヒューズさんって、他人に対する感情がハッキリ顔に出るから面白いですよね。スケベ将校のおやじを見る顔とか、毒虫を見るようなものすごい顔してたもん(笑)。で、マシューの母ちゃんとの、微妙に噛みあうよう噛みあってないような協力関係からも、いろいろ、たとえば格差についての、階級間での考え方の違いが浮き彫りになって興味深いものがあります。

今週の4波乱
 経営状態がいちおう好転したので、あらたに人をいれることになり、第二下僕とキッチンメイドがやってきます。
 この第二下僕になったジミーってのが、80年代のボーイバンドにいたみたいな(笑)風貌で、女性たちはみんなキャーキャー言います。トーマスは、キャーキャー言ったりはしないけど(あたりまえだ)見てハッキリわかるくらい胸をときめかせます。頬を赤らめて満面の笑み。あの顔で。怖いがな。
 ところがこのジミーってのがほんと軽薄な、ゆとり世代の新入社員みたいで、カーソンさんは最初から気に入らない。カーソンさんは素直で正直なアルフレッドがお気に入りなんだけど、この子はオブライエンの甥というのが最大のネック(笑)。カーソンさんが買うその素直さも、ようは鈍感というか、なんも考えてないというのに近いですね。まあ、トーマスに意地悪されても鈍感なので感じなくて、めげないのがいいとこですけど。
 さてこのゆとり新人のジミーとトーマスをめぐって次回はいかなる波乱が巻き起こるかが最大のみどころ…って、え違う?
 いや、だってトーマスの迷える魂エピソードって、なぜかずっと止まってて、その設定自体無かったことになったのかしら、とか思ってたんだもん。いいじゃないですか、楽しみにしたって。

 また来週っ!


15 コメント

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容保さまは? ()
2015-04-02 00:04:33
いったいどんな風に描かれるんでしょう?
2年前、綾野容保という「絶対憑依してるだろ!?」なハマリ役にどう対抗する気なんでしょう?
でも、久坂が主人公の夫だし…。
8・18も孝明天皇その人が「長州だけは許さん!」で追放されたはずですが、ここをどう正当化するのか…逆に楽しみかも。
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少数意見ですが (潤之)
2015-04-02 02:00:51
去年一度コメントしたものです。花燃ゆですが、幕末史に詳しくないせいか、とりあえず去年よりはドラマしてるかもと思っております。去年は45分の総集編、レギュラーキャストが名前のあるエキストラ、期待させて肩透かし、戦の回がプレ最終回のみに、がっかりしてましたのて゛。花燃ゆでは人の出し入れは上手いように思います。
それから一昨年の八重の桜ですが、作家の小林信彦さんの「ヒロインを大事にしない」と評されたのを覚えています。
最後にダウントンアビー、いいですね(イギリスの民間放送で放映されたドラマなんだそうで)。新井潤美さんのイギリスやアメリカの文学や映像作品と階級意識や社会についての本を読んでいたこともあってか、より面白く思いました。
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テロ・・・ですよね (じゅでぃ・すみす)
2015-04-02 10:34:12
幕末って、やはりテロリスト大活躍の時代ですよね。あちこちでバサバサ切られてる、それって爆弾テロと変わりないですよね、どう考えてみても。
そして、「尊王攘夷」の特に「尊王」の部分を外してしまうと、明治以降の天皇制そこから繋がってくる様々な問題が見えてこないのではないでしょうか?

「ダウントン」ですが、キャラはともかく、マシューのかーちゃんやカーソンさんの英語が一番聞き取りやすいです。やはり殿さま方の英語は、なんやこう、難しいというか・・・上過ぎず、下過ぎず、普通のレベルの人の言葉が一番わかりやすいんですかね?
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真田丸 (ちびこ)
2015-04-02 14:02:50
庵主さまこんにちは

「真田丸」キャストが決まり出しましたね

すごくショックだったのは、信之役が大泉洋さんになっていたことです。あまりにもイメージが違いすぎて、、、、

私は「真田太平記」が好きで何度もドラマを見、本も読み、池波正太郎さんの描く真田信之に惚れ込んでしまったのです

だから、私の中では信之=渡瀬さんなんです。

本で面白かったのは

幸村が戦死してから93歳まで生きた信之のその後の人生を描いた池波正太郎さんの「獅子」「真田騒動」です。特に晩年、あの鈴木右近と松代十万石の存亡を賭けて挑んでいくところがハラハラドキドキで、常に渡瀬信之とあの右近を頭に浮かばせながら読んでました。

今の真田家があるのも、幸村が有名になったのも、信之の「お家を守る」信念を貫いてきたからこそだと思います。

その信之を大泉洋さんだなんて・・・
ショック多すぎな私です。
三谷流コミカルな信之になっちゃうの~

(ファンの方ごめんなさい)





ドラマの鈴木右近も好きでした。






その中で8歳年下の家臣、鈴木右近
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Unknown (み~たん)
2015-04-02 14:11:08
吉田松陰を描くならその志の純粋さ、狂気とも取れる熱を突き詰めてほしいです。
現在の無差別テロと同じとは私は思えないんですよね。少なくとも同じ日本人として、その動機を紐解けるから。使うかは別にして刀はありふれた時代です。爆弾とは違うでしょう。生活環境やシビアさも今とは違いますよね、かなり。理想や憤りも大義名分と堕ち殺戮に対するタガを容易に外させてしまう。そんな暗黒面も私たちは共感できずとも理解できるはずです。安易に一元化するのはもったいないと思います。幕末好きとして。
脱線しました。すみません。多分、このドラマでは菊の紋は、おにぎりの紋に。具の梅干しが転じて日の丸になりました!という秘話が披露されることでしょう。日本を作ったのは、おにぎりだった!天皇?誰?
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訂正 (ちびこ)
2015-04-02 20:36:58
すみません 消し忘れてしまって
変なコメントになってしまいました
あ~はずかしい
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志士つながり? (SFurrow)
2015-04-03 22:06:39
ダウントン・アビーも、アイルランド独立の志士(?)がからんで来たようですね~
シビルの家族としては怒り心頭となるのは当然で、なかなか志士も、現実には鞍馬天狗みたいにかっこよくはいかない。これは洋の東西問わずそうだと思いますけど、描き方がリアルで納得な西側に比べて、東側は何とも掘り下げが浅すぎますね。

これまでのダウントン・アビーの運営が相当問題ありだったようですが、せっかく有能な管理能力のある婿さんが来たのですから、ここは丸投げすべきでしょう。伯爵は毛利の殿様を見習って「そうせい候」になりなされ(どうも、そうはならないようですが)

エセルの息子を引き取った親父殿は、孫が幼児のうちは可愛がるかもしれないが、中学生くらいになって自分の期待どおりに勉強しなかったりしたら、たちまち「母親の生まれが…」とか言い出しそうな感じ。
エセルがヒューズさんに「貴女の息子は名門校に行ったでしょ」と言って、ヒューズさんがちょっと怯んだような感じでしたが、ヒューズさんってやっぱりシングルマザーだったの?前のシーズンで何かあったでしょうか、記憶にありません。普通に結婚して未亡人になったのなら「はぁ?うちの息子はマトモに結婚した両親から生まれてんですけど?」という返事になるんじゃないですか。あの時代なら、クローリー夫人の女中さんの反応が普通ですよね。
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ダウントン (かりん)
2015-04-04 17:06:05
はじめまして。
大河は脱落してしまいました。。

ダウントンは脚本がときどき雑な部分もあれど、人間描写の多用さが安定している上に、当時のイギリス事情や背景、衣装など見所が多くて面白いですね。
単なる善人、単なる悪人がいない。(いい人ほど早く退場してしまうような)
イギリスドラマはこれでもかってくらい、ゆったりまったり暗いものもあって、それはそれで面白いです。

イザベルのような人は勇気があるし社会に必要な反面、裕福層だからこその一面もきちんと描く。
責任感のあるバイオレットやメアリーは必死なダウントン存続も、コーラ親子にとっては人生の大問題ではなく、見方によってはメアリー達が貴族が滑稽に見える。
トムは過激だけど若さゆえの世間知らずさも強調されている。
現実を鑑みれば、さすがにシビルの出産まではダウントンにいるべきでしょう。ダウントンにいても来週は波乱多そうでシビルが心配です。
ダウントンは多角的な描写のシビアさがとユーモアが好きです。

来週はエセルにお屋敷で働かないかと誘うイザベル?
さすがに息子が半身不随になった時ですら、仕事を求めて海外まで行っちゃう人ではあります。これ、結構驚きました。

エセル祖父母、祖母はいい人そうなのに。大変そうですが気難しい夫操縦術を心得ていそうです。

イーディスもなんとか幸せになってほしいものです。
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今年の容保公 (庵主)
2015-04-05 21:11:13
>彩さん

ほんと綾野剛さんの松平容保は素晴らしかったですね。とうぶん上書きする人はでてこないだろうと思います。
というか、大河の幕末ものでは、松平容保って残念ながらカスみたいな扱い方をされることが多いので、今度もたぶん…。
でもまあ、龍馬伝のときみたいなバカ殿で出て来るよりは、通行人扱いでスルーのほうがましかも、と思ってます。
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八重の桜のヒロインは… (庵主)
2015-04-05 21:20:58
>潤之さん

わたしも去年はひどかったと思います。テッパンのディテールを盛っておけば、視聴者が騙されて、こういうのが大河ドラマだと思ってしまい、評価までされてしまうという…。すごく複雑な気分になるドラマでした。
ことしのがドラマとして面白いかどうかは、わたしはなんとも言えないです。多少幕末史の知識があると、すみずみまでいい加減なのが気になってしまい、ドラマとして見るどころではないというのが正直なところですね。
八重の桜については、たしかにヒロインをぜんぜん大事にしてなかったのですが、あれは実質、綾野剛@松平容保がヒロイン認定でよいのでは(笑)、と今は思ってます。いろいろ思い出しても、ヒロインの条件満たしてますもんね。
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