キリ番回です。ドラマ自体の大きな定点観測ポイントは折り返しの6月終わり、第25回くらいにくるので、そこにむけて、大事な仕込みの続く段階なのですが、今回は、はっきりいわせてもらうけど、ひどくつまらなかったです。
まあ、去年までさんざん駄作を見てきた心身の飢えから、とにかく楽しもう、楽しまいでかとガツガツしてみてきたのも、20回ともなってだいぶ落ち着いたのでしょう、アラというか、このドラマがはら . . . 本文を読む
今週は、なんというか、あれですね、「神回」という言葉が一瞬あたまをよぎったんだけど。
神回なんていったら大げさですが、真田丸に関しては、毎週面白いのは確かなんだけど、その先をいって、なんか圧倒されるような回というのがいまのところなかった印象なんですよね。すごく正直に言わせてもらえば、ドラマの面白さとか迫力が、制作側の作為を超えたところで疾走するような回というのが、はっきり言ってなかった気がする . . . 本文を読む
GWの一日をつかって、上田にいってまいりました。いやあもう、話には聞いていましたが呆然としましたね。なんという人の多さ。上田城の櫓と大河ドラマ館の入場待ち行列。ふだん静かな地方の町が異様な熱気を帯びているのを見て、そうそうそう、このミーハーさ。これだよ。1年限りの町を挙げてのお祭り状態、期間限定の臆面もない商売っ気。何でもないおせんべいに「だまれ小童」というアイシング文字を書いて派手に並べて売る . . . 本文を読む
突然ですが、今週いちばん心に残ってしまったのは、加藤清正の描き方でした。
なんだろう、このむかつくようなバカっぷりは。持って生まれた頭の悪さ、育ちの悪さ、馬鹿と純粋を勘違いして自分に酔って、一方的な正義感にうっとりできる愚劣さかげんは。
先週、そういうのがもの悲しいといいましたけど、そんな甘っちょろいものじゃないようです。
前回、秀吉が不快に思っているというだけの理由で人を井戸に投げ込んで殺 . . . 本文を読む