はい、今週は、本命ヒロインお龍の登場ということで、そっちで大盛り上がりするかと思いましたが、そうでもなかったです。そりゃまあそうだ、半平太さんが獄中で、以蔵が京都の町を逃亡中、という状況下、ヒロイン登場にチャラチャラうつつを抜かしている場合ではないわな。
てなことで、できるだけ龍馬がチャラチャラ軽薄に見えないようにと努力のあとは感じられたのですが、いかんせん状況が過酷なだけに、蚊帳の外にいる主 . . . 本文を読む
みなさん、今週は! 今週はわたし、半平太さんがらみで3回ウルッときました。詳しくは後述いたしますが、なんか、なんか、良かったですね~。武市半平太という男の生き方が、ピタッと帳尻があった…というか合いつつあるというか。そして、人生の決算が出来るということは、もう最期の時が迫っているんですよね。
もう、そのあたりが切なさMAXで…。ひとりの男の人生の決算と、もうひとりの男の人生の中間決算、そして、 . . . 本文を読む
はい、今週は平井のにいちゃんサヨナラ公演ってことなんですが…なんか、サブタイの重さと予告編から予想されるほど、重い内容じゃなかったような気がします。
むしろ今週の話のキモは、いみじくも横井小楠先生がいいましたように、古くなったイデオロギーにはなんの価値も無い。俺らは正しい、間違ってない、正義なんだという主張は、なんにも意味がないんだよ…ってことです。ほんとに短いサイクルで価値観が変転し、正義の . . . 本文を読む
今週は、幕末史的にも大きな転換点にかかりました。文久3年5月。このへんを境に、いろんなことが加速度をつけて転がって、慶応4年までノンストップ動乱の5年間になっていくのです。
まあ…あいかわらず史実関係の説明はミニマリズムを貫いておりますが、今回は群像劇としてよく練れており、人物の内面描写で時代の緊迫感とかスリルが表現されて、よろしかったと思います。余談ですが「攘夷決行」って打ち込んだら「攘夷結 . . . 本文を読む
初登場以来、大好評の武田鉄矢@勝麟太郎なんですが、大好評の一方で、あんなにモロ金八先生でいいんだろうか、という評判も聞こえてくるようです。まあ、たしかに…ほとんど金八っぽさを隠してなくて、先週あたりわたしも「んっ?」と思ったのですが…
今週の展開で、勝せんせいが「若い人はいいねエ」とか言ってるのを聞きながら、ああ、と腑に落ちたのは、この勝麟太郎は、金八先生でいいんですよね。というかむしろ金八先 . . . 本文を読む