いよいよ夏枯れの30話前後という、大河ドラマにとっての難所がやってまいりました。ここ(7月最終週~お盆前)が難所という認識は共有されているらしく、例年この時期にはわりと強烈で印象的なエピソードをぶつけたり、人気キャラのサヨナラ公演、または新キャラの投入などで、活性化を図ってくることが多いです。
ここ近年の記録をつらつら眺めると、なかなか豪華な気分になります。それも無駄に長年ブログやってる効能で . . . 本文を読む
日本中の大河ファンの熱い期待を一身に集め、早くも盛り上がる平成28年大河ドラマ「真田丸」ですが、わたし、今週ふと気になったことがありました。
「そういえば真田丸のPってだれなんだ?」
そうです、大河ドラマの成否を決めるのは、主演俳優とか脚本家とかより、どっちかというと制作統括のチーフプロデューサーの器量である、と、これはここ数年の駄作・迷作つづきのなかではっきりしたこと。堺雅人や三谷組のキラキ . . . 本文を読む
前回担当の大島里美女史の脚本が、もろ女性自身とか女性セブンとかの世界だとしたら、今回担当する宮村優子女史の脚本って、なんか「婦人公論」みたいな匂いがします。
「人生の危機を乗り越えて・彼女たちの人生の選択」「妻として女として…更年期を前にゆれる性 20人の手記」みたいな、お上品っぽいんだけどけっこうエゲツナイ煽り文句が連想されたり(表紙は風吹ジュンとか萬田久子な)。
ようは、相方の担当回ほどお . . . 本文を読む
はい、約2週間のご無沙汰でございました。2週連続日曜日に出かけていたので、その間起こった池田屋事件も見てないのですけど、つぎ見るときには禁門の変も四か国艦隊の来襲もすんで、第一次長州征伐のあたりかな、などと見積もってましたら、とんでもない。まだ蛤御門の変絶賛展開中、というスローペースでございましたよ。
いや、絶賛展開中っていってもねえ…。この2週間なにやってたんでしょうか。幕末史の中盤の要にな . . . 本文を読む