篤姫も最終回に近づきましたところで、息抜き企画としまして、Cafe de 大河を立ち上げてみました。
これから不定期に、気が向いたとき、皆様に思い出の大河を語っていただく企画ものや、世間話、昔の大河のDVDを見たりなど、ユルユルと適当にやっていきたいと思います。
ということで、初回のテーマはさっそく企画もの。
思い出の名場面・珍場面を語りましょう
毎日曜8時にはじまる大河ドラマの視聴 . . . 本文を読む
今週、官軍参謀の西郷吉之助に当てて書いた天璋院の書状ですが、わたし、この春の江戸東京博物館での「篤姫展」に出展された実物(写し)を見てきました。それを幾島が手ずから、東海道の官軍本陣に届けたというのも本当です。
これが史実によると慶応4年3月11日のことでして、その前々日、3月9日に、勝海舟の意を受けた幕臣・山岡鉄太郎が官軍本陣へ乗り込んで、西郷と面会してるんですね。「朝敵徳川慶喜家来・山岡鉄 . . . 本文を読む
The Battle of Toba-Fushimi 鳥羽伏見の戦い
今週は、ドラマ上は数カット程度で処理された、ある意味天下分け目の戦、鳥羽伏見の戦いについて。例によってシツッコく見ます。
両陣営の主な戦力
新政府軍(官軍)約5千人
総大将・仁和寺宮嘉彰親王 伏見宮家の皇子で、新政府軍が官軍になるにあたってのお飾りです。
薩摩軍 総監督は西郷吉之助。軍奉行・伊地知正治の指揮下、英国製最新 . . . 本文を読む
先週のレビューのシメに、今回の慶喜について「一世一代の見せ場が大坂城からトンズラかよ!」という意味のことを書きましたが、ほんとにその通りでした。今週は、ヨッシー将軍が大坂城から逃げ出して、江戸に帰り、針の筵にすわらされる話です。時間的には慶応4年の元旦から2月初めまで、やはり進みはゆっくりなんですけど、先週よりずっと良かったです。ま、鳥羽伏見の戦いの野戦シーンや海戦シーンのスペクタクルが見られる . . . 本文を読む
慶応3年・殺しのライセンス
鳥羽伏見の開戦までに、薩摩はいかなる破壊工作を行ったのか。
今回の主な登場人物は、薩摩藩の大黒幕・西郷吉之助からライセンスを預かった、3人の男です。
001 伊牟田尚平。 天保3(1832)年生まれ。薩摩藩士。慶応3年時点で36才。
小松帯刀の生家・肝付家の家臣の子で、いわゆる陪臣。そのため、藩士の使い走りとして汚れ仕事をもっぱらにし、頭角をあらわした男です。
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今週はまた、異常に進みがゆっくり。1ヶ月くらいの間のできごとです。先週、坂本龍馬が近江屋で殺害されたのが11月15日で、そのあとの年内いっぱい、具体的には江戸から薩摩に手紙が往復する間、ざっと40日程度の間のことですね(それでも通信速度は速すぎる気がするが…)。
こんなにまったりと足止めしたというのに、歴史をちぎっては投げる方針は変わらないみたいで、なんと「小御所会議」スルー!まさかと思いまし . . . 本文を読む
今回は、ちょっと息抜きをしたくて、久しぶりの尚五郎クラブです。
幕末も大詰めの慶応3年、ホントは息抜きどころじゃないんですが…ちょと煮詰まってしまったので。ここらで小ネタ。おつきあいください。
「わたしとも同い年ではないか…!」そう…あの人もこの人も同い年!スペシャル
幕末人物の年齢大年表! (保存版 笑)
ということで、今回は、一度はやってみたかった、おもだった幕末有名人の生まれ年と干支をし . . . 本文を読む
今週は、幕末劇のヤマ場「大政奉還」、そして「龍馬暗殺」の巻です。いよいよ押し詰まってまいましたが、大政奉還があまりに段取り良く進み、今年の15代将軍はなーんにも執着無くアッサリ「ハイよ、いいよ」と政権を返上してしまうので、なんか緊迫感がないっていうか…。あいからわず幕末の歴史をちぎっては投げるおもむきです。
今回は慶応3年6月から同年11月までで、約5ヶ月間の出来事。幕末史も錯綜の果てに、様々 . . . 本文を読む
幕末外交事情リターンズ 攘夷が蒸発するまで
いよいよ幕末も大詰めとなりました。このへんで、薩英戦争と下関戦争というふたつの武力介入のあと、日本の外交事情はどんな感じに変化していたのかを、さらさらっと復習しておきたいと思います。
元治元(1864)年 … 参与会議の座礁 横浜鎖港問題 下関戦争
1月 一橋慶喜(将軍後見)、松平容保(会津藩主)、松平慶永(元福井藩主)、山内容堂(元土佐藩主)、 . . . 本文を読む