「神は一切であり、渾てである」・・・これは「聖癒」の根本となる哲学である。
ここに来て始めて
神癒が成立するのである。
(人生は心で支配せよ 谷口雅春)
【「神は一切であり、渾てである」・・・これは「聖癒」の根本となる哲学である。これは吾が哲学の「聖癒」を行うものの確信である。この真理が実現してはじめて健全は獲得されるのである。吾等は宇宙の究極的本質が物質ではなく霊であること、一時的なものではなく、恒久的なものであることを知らねばならない。本質の深い所には神がいますのである。
種子のうちに生命の胚子が存在し、樹液の中に生命の原理が存在しないならば、植物は決して発生しないであろう。それと等しく、この宇宙もその根底に永遠なる霊が活気凛凛として存在することによってのみ存在しているのである。使途パウロが言ったように、神は一切であり渾てであるが故に、すべてのものは神に従属しなければならぬのである。】
【神のほかに、一切所には何物も存在しない。そこには唯一つの世界があるだけである・・・・それは神の世界である。唯一つの実在する世界は神の心の内に、そして人の実相の内に存在する世界である。吾等は神が至上であるところの霊的宇宙に生活するのである。】