信仰とは一種の心の態度である。
信仰は「光のない空にあらわれて閃く星」である。
信仰があると無しとでは、
運命が全く異なってしまうのである。
信仰とは、
神がいつどこにいても吾等を導き助け給うという確信である。
(人生は心で支配せよ 谷口雅春)
<吾々は、真の意味の信仰とは心の一種の態度であることを知ったのである。>
【新しき真理の光に照らされて信仰の道に進んで行くとき吾々は事物に関する結論が在来とは全く異う方向に達することに気付くだろう。吾等は最早、信仰をば神秘な不安定な「未来」に、死にもの狂いになってしがみ着いているようなものとは考えないのである。吾々は、真の意味の信仰とは心の一種の態度であることを知ったのである。それは確信に満ちた予期である。それは実際生活に直ぐそのまま使用することが出来るように仕組まれた一種の心的性質である。それは教条でも宗教でもない。それは弛みなき確信である。信仰は直ぐ現在と、未来とに関係しているものである。それは論理及び経験による普通のいわゆるテストを受け得るような実験証明の域に到達している知識ではないが、恰も実験証明されたる如き確実さをもって信ずるのである。】
<それ故に信仰とは、また、神が今ましまして常住吾等を守り給うと云う確信である。>
【それ故に信仰とは、また、神が今ましまして常住吾等を守り給うと云う確信である。そは真暗な小路に吾々がさ迷い入ったときに、吾々を連れ出してくれる翼の生えた精霊である。吾等はこの精霊に従うとき光の世界へ出ることが出来るのである。信仰は、また、光のない空にあらわれて閃く星である。信仰のある人にはその星が行く道を照らしてくれるが、信仰のない人には、その行く先は真暗である。】