吾々は自己の内なる(神の子)以外の何物にも凭(よ)りかかってはならないのである。
もし吾々が何物かに凭りかかるならば、
相手の動きによって
吾等の幸福は浮草のようなものになるのである。
(人生は心で支配せよ 谷口雅春)
【諸君は自己の幸福を他の人もしくは物から得ようと、外物に依頼心をおこしている間は、最大の幸福は得られないのである。諸君は独立不羈となり、何物にも凭(よ)りかかってはならない。もし諸君が何物かに凭りかかっているならば、凭りかかっている相手の動きによって、諸君の幸福は浮雲のようなものとなるだろう。諸君は境遇の奴隷となるだろう。諸君は外なる友達や事物がなくても生活出来ると云う事を知った時、はじめて友達をしみじみ味わい、事物をしみじみ味わうことが出来るのである。】