教師が子どもを愛するって、やさしくはない

教師が子どもを好きになるということは、
教師が子どもを愛するということと同じで、
愛が深くなってこないと、
あり得ないことだ。
名誉とか評判とか、
世間体というものに、
教師だって、
ひっかかるものなのだ。
そういうものに振り回されることから離れ、
子どもの「生」を
本当に大事に、
いとしく思えるようになってくると、
それは
子どもを愛し始めたことなのであって、
子どもも
自然に
教師を慕うようになってくる。

教育のコツ

教育のコツは
一言でいえば
教師が
子どもを大好きになり、
子どもも
教師が大好きになることだ。
子どもが
先生を好きになれば、
子どもは先生のいうことを聞くことを、
うれしいと思うはずだから、
自然に一生懸命勉強し
成績が上がってくるものなのだ。
これは当たり前のことなんだが、
一般的には
理解されづらい。
何故なら
教師が子どもを好きになること自体が
やさしいことでは
ないからだ。