使っていない者がいっぱい。

夜中に何回も除雪車が行き来した。さては想定外の雪か

火曜日はゴミの日、どうしても外に出なくてはいけない。恐る恐る扉を開けると小さな雪玉がゴロゴロと玄関前に置かれている。寄せる事が出来れば寄せなくては。

気温が上ったのか屋根の雪が家の奥、横、前何処にでも落ちてくる、早く、溶けないかな～

庭に面した廊下に孫達が遊んだ玩具が散乱している。昔、小鳥を飼っていたときの名残の棚にもありとあらゆるものが置かれている。何時かは手を掛けなければいけない。寒いけど仕分けだけでもしようと昨日から片付け始めた。

使わないものの品数の方が断然、多い。今日のゴミ袋は３個だった。この家も私達の代で終わる、要らない物は処分して置いた方がいい。そう思い始めたのは６０を迎えた去年の秋頃からだった。

気持ちは若いつもりでも身も心も衰えていくのは人間の宿命、逆らえない。２階の子供達の部屋も物置と化している。動けるうちに頑張って整理しておかなければ。私達に何か有ってからでは娘が大変だ。

来月は孫の卒業式がある。何時もは誘っても行かない主人だが誘いの言葉を掛けたら紋付袴で行こうかと笑っていた。そう、いつまでお互い元気で居られるかわかんないんだし、卒業式は１回だけ、娘は着物を着ていく。娘一家と記念写真を撮れたら嬉しい。

人生、まだ生きたいと願っても先は短い。