Yoshikoの『リビング』へようこそ

16年間脳梗塞後遺症の夫と101日間世界一周クルーズをした。その記録を「リビングを船に乗せて」として著す。

怖い、!

2019-07-23 | 日記


怖かった!あぶなかった!!

というのは、、、

まず背景から説明。

エレベーターを待っている時、杖をついたおじい
さんが目の前に、、、。

立っているだけでも大変そうなのに右手に杖、
左手のビニール袋に花束が二つ。
経験から見てお墓のお花、二基分と見る。

「あー お墓参りにいかれるのだなぁ〜。
奥様のお墓なんだろうな。」とみていた。

世界一周のクルーズの時、一人になられた男性が
たくさん乗船されていた。毎日ご馳走が食べられ
食事の事を考えなくては良いと喜んでおられたが
「妻を亡くすと辛い、悲しい」と切々と訴えられ
ていた。

一瞬の間にそんな事を考え私が先に死んだら夫は
お墓参りをしてくれただろか?と考えていた。

エレベーターを一緒に降り、私はぼんやりその
おじいさんの後を歩いていた。

と、そのとき!!

いきなりおじいさんの杖が私の顔の前を舞った。

前に前にと杖を置き歩いていたのがいきなり
真うしろに杖を築き上げたのだ!!

そんな芸当、普通の人でも出来ないだろうが、
意味がわからず一瞬、殺意さえ感じた。

後一歩私が近づいていたら杖は私の顔面にあたり
いきなり救急車出動だったかもしれない。

たまたま一緒にいた友人が
「危ない!!」と言って私を引っ張ってくれた
ほどだ。

彼女も「わざとではないわよね」と言っていた。
その人と目も合わせていないし、恨まれることも
していない。

無意識の行動だったようだが、ホント、
「一歩先は闇!!」怖い、怖い。