海岸にて

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安倍前首相の対中国外交

2007-10-28 | 国際・政治

去る6月のサミット時、日中首脳会談をめぐり、中国が台湾の李登輝氏の訪日に関して日本政府にしっかりいちゃもんをつけ、それに対して安倍首相が日本のトップとして毅然とした対応をしていたとの記事です。

李登輝氏訪日めぐり日中神経戦 (1/2ページ)

2007.10.27 21:34
今年6月にドイツで開催された主要国首脳会議(ハイリゲンダム・サミット)での安倍晋三首相(当時)と中国の胡錦濤国家主席との首脳会談をめぐり、中国側がその直前の台湾の李登輝前総統の訪日を理由に会談を拒否していたことが27日、複数の関係者の証言で分かった。しかし、日本側が譲らず、中国側が全面的に折れるかたちで決着、会談は行われた。こうした安倍政権の“遺産”をどう継承できるかが、今後の対中外交の焦点になりそうだ。
 
  (中略)
 
政権交代後の今月11日に北京で開かれた東シナ海のガス田開発に関する局長級協議で、中国側は、改めて強硬姿勢をみせている。

 こうした状況から、外務省内には「“親中派”の福田康夫首相に花を持たせる考えはない」との見方も広がり始めた。外交筋は、「福田首相は早々に『靖国には参拝しない』と述べ、靖国カードを手放しており、くみしやすいとみている」と指摘している。

 
 
 
毅然とした対応と書きましたが、今までの日本は情けないことに、特に特亜に対してこのようなごく普通の対応をしたことがなかったからです。
中国は、日本が李登輝氏の訪日を許すならば会談は中止と言ってきたとか。いつものことながら傲慢きわまりない中国。それに対する安倍日本の態度は、
  
「サミット正式参加国は日本だ。招待国の中国と無理して会談することはない」(当時の官邸筋)と会談の提案そのものを引っ込めた。
 
 
まったくの正論。これを読んで、嬉しかったこと!(なのに、安倍首相を失ってしまった日本・・)
 
中国は、思い通りにならない安倍政権をさぞ嫌がっていたことでしょう。中国紙上で、読売グループ渡辺会長が、「首相の靖国参拝は、内閣を倒してでも阻止する」 と述べた記事を思い出しました。(過去エントリーこちらから)
  
その後を引き継いだ福田首相を誰よりも歓迎しているのは、おそらく隣国中国でしょう。せっかく安倍首相が中国の口をうまく封じていたというのに、就任当時から、「相手の嫌がることはしない」などと明言してしまっては、まったく日本の国益などどうなるのかわかったものではありません。
 
福田首相には、安倍首相が開いた対中国外交を引き継ぎ、日本の国益をしっかり守る外交を望みたいと思います。

2 コメント

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安部前首相如何なさっておられるのか大勢の国民が... (Unknown)
2007-10-28 15:38:47
安部前首相如何なさっておられるのか大勢の国民が案じております。
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コメントありがとうございます。 (seagull)
2007-10-28 18:17:39
コメントありがとうございます。
本当ですね。大勢の国民が心配しています。
お元気で戻ってきていただきたいと切望しています。
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