わたしたちの洋書の森

「洋書の森」のとっておきの話をご紹介

今年の締め、人も本もにぎやかに♪

2014年12月16日 08時31分19秒 | 魔女のポーシャ

12月13日、今年最後の宮脇孝雄先生のセミナーと、お楽しみのクリスマス会が開かれました。宮脇先生の講義は今回が「三限目」ですが、毎回、あ、そうか、と気づかされることばかり。詳しいレポートは後日、ご紹介します。お待ちくださいませ。

セミナー後はクリスマス会。今年も遠くは九州から、大勢の翻訳者が集まりました。他の忘年会でなくこちらのクリスマス会を選んでくださった方もいらして、思わずハグしちゃいました(笑)。

会は、洋書の森から3冊訳書を世に送り出している藤岡啓介さんの挨拶、来年2月のセミナー講師、井口耕二さんの乾杯の音頭で始まりました。久しぶりに会う友人との語らい、新しい出会いなど、なごやかな歓談が続きましたが、その間、チャイコフスキーの『くるみ割り人形』がBGMで流れていたこと、気づきました? 話と食事に夢中で、BGMなど聞こえなかったかもしれませんね。

さて、恒例の「出版された本の紹介と宣伝」タイムでは、8人がマイクの前に立ちました。簡単なスピーチのあと、紹介された本がテーブルの上に並べられたのですが、こうして並べるとテンションがあがりますね。ああ、今年も頑張った、と思えるし、よし、来年は自分の本をここへ並べよう、とハートに火がつく人もいるでしょう。そういえばさっそく、来年一冊出ます、とこっそり教えてくれた人がいました。来年は何冊並べられるでしょうか。楽しみです! 

本のプレゼントのジャンケン大会、ビンゴ大会といった交流とお楽しみのクリスマス会を締めてくださったのは、再登壇の藤岡さんと、洋書の森のボランティアスタッフを支えてくださるオフィス・カガの加賀雅子さんでした。お二人からは、翻訳書の出版はそう簡単にはいかないけれど、あきらめないで、というエールと、「これ、と定めた作品・作家を追いかけること」「売れなくても、これはわたしの本、と言える仕事をすること」という指針をいただきました。加えて、来た仕事は何でもやろうね、という現実的なアドバイスもいただいて、思わず頭を下げてしまいました。今からでも遅くはない。仕事をもらえるように、とウィッシュツリーに願いをかけなくては。

2015年も、情報交換の場であるおしゃべりサロンを含めた洋書の森の活動が、翻訳者のみなさんの役にたつものになるように、と心から願っています。来年は、2月の書架整理・おしゃべりサロンと、井口耕二さんのセミナーから始まります。新しい出会いとたくさんの翻訳出版につながりますように。


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1 コメント

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お邪魔します (藤岡啓介)
2014-12-16 14:33:11
出版クラブの土地は、大昔、牛込城の本丸のあったところとか。お姫様がいたのかな。神保町の古書街も散歩したいな、やはり都心には夢があるもの。古書に「夢」とは変だけど、書いた人、訳した人、それぞれに万感の想いを綴ったのだろうな。2月4日のおしゃべりサロンに寄らせてもらいますね。
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