わたしたちの洋書の森

「洋書の森」のとっておきの話をご紹介

翻訳のご褒美

2012年06月29日 10時08分41秒 | 魔女のポーシャ
ガーデニングが不得手なポーシャです。
緑のカーテンにしようと思って朝顔を育てていますが、蔓が伸びる前に花が咲いてしまいました。難しい…。

さて、e翻訳スクエアというサイトに、洋書の森でチャリティーセミナー(2011年6月)の講師を務めてくださった翻訳者原田勝さんのコラムがあります。6月25日にアップされたコラムに、洋書の森の会員でもある翻訳者谷垣暁美さんが、原作者に会いにアメリカまで行った、という話が載っていました。

http://e-honyakusquare.sunflare.com/OceanSite/rooms/article.php?file=1339393632668

翻訳していてわからないところが出てきたとき、いろいろ調べてそれでもダメなら、最終的には手紙やeメールで原作者に聞く、という流れ。質問であっても、原作者と交流できるのはとても嬉しいことですね。ところが谷垣さんは、海を渡って会いに行ってしまった!

彼女のように原作者に会って共有した本の話ができたら最高の気分じゃないですか!! がんばって翻訳した自分へのご褒美みたいなものですね。

第1回「翻訳者のためのウィークエンド・スキルアップ講座――『PDIC』でつくるオリジナル辞書とメモ帳」

2012年06月12日 09時37分27秒 | 魔女のドミニク
みなさん、こんにちは。いよいよ東京も梅雨入りですね。

6月9日(土)、第1回「翻訳者のためのウィークエンド・スキルアップ講座――『PDIC』
でつくるオリジナル辞書とメモ帳」が開催されました。

本降りの雨の中、講義用にと購入されたノートパソコンを手に少々息を切らしながら
登場した講師の鈴木豊雄氏は、前置きもそこそこに「PDIC」がいかに有用なソフトかを
熱く語りだしました。

参加者の中にはパソコンが大の苦手という方も少なからずいらしたのですが、
ソフトのダウンロード方法からカスタマイズ方法まで懇切丁寧に説明したマニュアルを
配布した上で、実際の作業画面をスクリーンに映しながらご指導くださったので、
会場のあちこちに「うん、うん」とうなずく姿がありました。

講座の最後に、画像ファイルや音声ファイルをPDICに保存しておくメモ帳としての
利用法を紹介。YouTubeのお勧め画像を開くと、スクリーンに登場した青年の
発言や身ぶりに合わせて、鈴木氏も力強いパフォーマンスを披露。

そんな人間味あふれる鈴木氏の情熱的な講師ぶりに、参加者から惜しみない拍手が
送られ、温かい雰囲気のうちに講座は終了しました。修了後、参加者から
「また開催してください」との嬉しい声も。

鈴木さん、ほんとうにお疲れさまでした&ありがとうございました。
ちなみに、帰宅後、さっそくお教えいただいたようにPDIC画面のカスタマイズを
してみました。作業そのものは、15分もあれば完了。これから一つずつ項目を
増やしていき、いつの日か鈴木さんの34万語に迫れるといいなと思っています。

なお、本講座についての詳細なレポートは、後日改めて日本出版クラブのHPに
掲載させていただきます。

お楽しみに。http://www.shuppan-club.jp/index.html(☆ドミニク)

☆6月書架整理☆

2012年06月08日 09時57分46秒 | 魔女のドミニク
みなさん、こんにちは。
昨日の神楽坂には、とても爽やかな風が吹いていましたよ。
お堀端の<カナルカフェ>で、水面に映る緑をボーッとながめていたい誘惑にかられました。

そう、昨日は月例の書架整理でした。
続くおしゃべりサロンには、6月9日(土)14:00から開催のセミナーで講師を務めていただく
鈴木豊雄氏をはじめ、翻訳コーディネーターの加賀雅子氏、はじめてご参加の森会員の方、
事務局の杉山課長ほかのみなさんが集まってくださいました。

サロンでは、土曜日のセミナーについての最終的な打ち合わせのほか、
今後の洋書の森の活動について、さまざまな建設的なアイデアが提案されました。
企画書を作成した上で、実現に向けて関係各方面にご検討いただく段取りになっています。
森が少しずつ着実に育ちつつあることに、なんだか感動してしまいました(その内容については、
追々お知らせできるかと思いますので、しばしお待ちくださいね)。

次回の書架整理は、7月4日(水)14:00~、続いておしゃべりサロンの予定です。
洋書の森はいわば、「翻訳者の・翻訳者による・翻訳者のための集いの場」です。
翻訳者の方、これから翻訳者になる方、さらにはそうでない方も、お時間がとれれば
ぜひサロンにおいでいただき、お知恵とお力を貸してください。お待ちしています。(ドミニク)